ICT×最新テクノロジーで
インフラ業界を改革
もっと便利で快適な
世の中を創造する

ベイシス株式会社

吉村 公孝Kimitaka Yoshimura

代表取締役社長

バブル景気崩壊により危機感を感じ、通信インフラの世界へ

広島県に生まれた吉村は、小・中・高とバスケに熱中して過ごした。大学入学後はスポーツサークルに所属し、仕切る役割。好奇心旺盛で、アイデアマン。皆が楽しめることを考えるのが得意だったという。

好景気の最中に育ったため、将来は「いい学校へ行き、良い会社に入り、終身雇用で定年まで働く」ものだと思っていた。幼少期から自分の未来に夢を描くことなく、普通の人生を歩めればいいと思っていた。ところが、大学入学時にバブル景気が崩壊。終身雇用が崩れ、大手企業や銀行さえ倒産する様を見て、人生設計が狂ったと感じた。そこで初めて「自分は何をやりたいか」を考えたが、すぐに答えは出なかった。

それでも、アルバイトを通じて多くの社会人と出会い、自分の仕事を楽しんでいる人はかっこいいと感じるようになった。経営者、会社員、フリーランス、職業に関係なく、夢や目標に向かって、頑張っている大人たちの姿を見て、『自分もそうなりたい』と希望を抱いた。

大学卒業後、吉村は大阪の通信エンジニアリング企業へ就職。インターネットや携帯電話が急速に普及するのを見て、「今後、絶対に世の中が変わる」と感じ、この業界を選んだ。

入社後は、携帯電話の通信インフラ整備を担当。まだ電波が入らない地域が多かったため、通信事業者からの依頼が途切れることがなく、全力で仕事に打ち込んだ。

当時は携帯電話の利用明細と一緒に、「使用可能エリア拡大」のお知らせが郵送されていた。そこに自分の担当地域が含まれていると、社会に貢献できていることを実感、やりがいを感じた。

「自分も会社を創り、この分野で仕事をする」。そう決意した吉村は、1996年、会社の同期2名と創業。4年後に法人化し、広島でベイシスの前身となる企業を設立した。

無線環境の構築に必要なアンテナ設置箇所の調査や調整試験、アンテナ設置などを行うインフラエンジニアリング事業は、需要が多く、次々と仕事が舞い込んだ。中国エリアから拡大を進め、5年後に東京へ本社を移転。その後、全国に支店を設立し、会社は順調に成長していった。

しかし、あるとき、ふと社内を見渡すと、組織だけは大きくなったものの、社員には一体感がなく、競争力に乏しい集団になっていることに気付いた。社員の満足度は低く、優秀な人材から離職。そして追い打ちをかけるように、リーマン・ショックが発生。その影響で、通信各社のインフラ投資額がシビアになり、仕事は激減。瞬く間に経営状態は赤字に陥った。

「私自身が売上や利益だけを追い求めていたために、招いた事態でした。『ICT関連事業を通じて、便利で快適な世の中を創造する』という創業時の志が、完全にぶれていました」

Profile

1972年、広島県生まれ。2000年7月にサイバーコネクション(現ベイシス)を設立。携帯電話インフラの構築、電波エリア最適化などのインフラエンジニアリング事業を立ち上げる。2018年現在、国内拠点6拠点で全国の携帯電話・Wi-Fiなど無線通信インフラ作りを通じて、便利で快適なICT社会の実現に向けて事業を拡大している。
人生の目的と目標に気づき、その実現を目指す

Contact

ベイシス株式会社

東京都品川区北品川1-9-2  TOKYO YBビル5F

https://www.basis-corp.jp/