「SEMCOスタイル」や
「アカデミー」の構築で
組織に成長活力を与える

ENERGIZE-GROUP

生嶋 健太 Kenta Ikushima

代表取締役/CEO

自社の課題解決でも効果を生んだ「SEMCOスタイル」

クライアントの経営にインパクトを生み出してきたENERGIZEが新たに注力するのが、「SEMCOスタイル」のコンサルティング。ブラジル・SEMCO社のリカルド・セムラー社長が提唱する「SEMCOスタイル」のフレームワークを使ってクライアントの働き方を変え、生産性を上げるオーダーメイドコンサルティングだ。

書籍『奇跡の経営』の著者であるセムラー社長は「一週間毎日が週末発想」という独自の組織改革で知られる。それは例えていうなら、サーファーが毎日海へ行くように、従業員が毎日会社で働きたくなるようにするメソッドだという。それを実践した結果、倒産の恐れさえあったSEMCO社は6年間で売上が3500万ドルから2億1200万ドルに急成長。ブラジル国内の学生が就職したい会社ランキングにおいて、常にトップを走る優良企業へと変貌を遂げた。離職率は限りなくゼロに近いとされる。

ENERGIZEはこのSEMCOスタイルの日本総版権を取得。2017年12月のサービス開始から1年足らずの間に、約20社にコンサルティングを提供している。

「SEMCOスタイルは会社規模や業種による向き不向きはありません。トップダウンと年功序列が基本の組織形態ではもはや伸びしろはない――そんな課題を感じている会社は多い。日本の会社も、これからは人がパフォーマンスを最大限発揮するために組織はどうあるべきかを考え直す時期に来ています。私たちはSEMCOスタイルをベースにクライアントに合わせた組織改革のメニューをカスタマイズしていきます」

ENERGIZEはSEMCOスタイルのコンサルティングを行うだけでなく、自社でも導入している。きっかけは2017年の年明けに3人の社員が連続して辞めたことだった。この出来事を機に、生嶋はこれまでの経営手法を振り返ったのだという。

「ENERGIZEはいい会社になってきたと、自分では満足していたんです。しかし、3人が立て続けに退職したことで勘違いに気付きました。会社を今後も成長させていくのなら、特定の人だけが輝ける会社ではだめだ、と。さまざまなタイプの人がやりがいを感じて働ける段階に進化すべきタイミングだと考えたんです。そこに、以前から勉強していたSEMCOスタイルがリンクしました。自社もSEMCOスタイルに倣い、社員が毎日来たくなるような会社になることを決断したんです。そこからは一気に変えましたね。効果は大きかった」

SEMCOスタイルでは、社員との信頼関係を土台とする組織づくりを重視しており、そのための5つの原則と、各原則に付随する3つの柱を定めている。経営情報の透明化、経営陣と社員との力の差「パワーディスタンス」の縮小化、社員をひとりの大人として扱う「adult as adult」の実践などがそれにあたる。これらを踏まえ、ENERGIZEでは雇用形態の柔軟化に加え、給与額を社員自らに決めさせるなど、「あり方の」改革に着手した。会社としてのゴールは決めるが、そこへ向かう方法や手段は社員の主体性に委ねていったのだ。

その結果、「心理的安全性が増した」「やりたいことを自分たちで決めて進めていける」「言いたいことを言えるようになった」など社員から好意的な声が上がり、信頼関係が構築されつつある。売上は上がり、離職率は下がった。SEMCOスタイルを導入して1年あまりだが効果は確実に表れている、と生嶋は手応えを感じている。

Profile

2002年、東証一部上場コンサルティング企業に入社。25歳でマネージャーに昇格し、その後も年間MVPを数多く受賞。クライアント企業の役員を歴任し、29歳で独立。ENERGIZE-GROUPを創業し、「人、組織、プロダクト、サービスの可能性最大化」に注力。

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