ARを駆使したアプリで
世間の話題になるような
新しい顧客体験を創る

スターティアラボ株式会社

北村 健一 Kenichi Kitamura

代表取締役社長

失敗しても再チャレンジできる会社でありたい

北村は経営理念に「四面賛歌」という言葉を掲げている。4つのキーセンテンスがあるが、その筆頭に来るのは「個性を活かした『成長』の実現」だ。社員一人ひとりの個性を理解し、強みを伸ばすことこそが成果を生み出すと北村は信じている。

スターティアラボを立ち上げてからも紆余曲折の連続。親会社の上場でいきなり7億円という資金が転がりこんで来たときは、株主の期待に応えようと会社を成長させることばかりに気をとられていたという。それで社員の育成が後手に回った結果、成長が鈍化してしまった。これはマズイと、もう一度当初の経営理念に立ち戻って社員教育に力を注ぎ、業績を回復させた。

「社長として社員にどう貢献するか、どんな会社にしたいのかということを忘れては、会社の成長もあり得ない。これも失敗からの学びですね」

スターティアラボでは、入社早々にプロジェクトリーダーを任されるメンバーもいれば、まずは先輩の下で既存のクライアントサポートから始めるメンバーもいる。そこに優劣はない。北村をはじめとする経営陣が各社員の個性を見て、能力やその人の目標と照らし合わせながらそれぞれのキャリアパスを描いていくのだ。

北村は、社員に「挑戦をしてたくさん失敗をしてほしい」と思っている。それが成長の早道だと自らの経験から知っているからだ。

北村が次に掲げる目標は、「グローバルに通用する経営のプロフェッショナルになる」そして「世界標準のマーケティングエコシステムを確立する」。

まず、自分自身が経営者として海外でも通用する能力を高める。そして利益を独占するのではなく、関わる人たちすべてに利があるような、これまでにない新しいシステムを創出したいと考えている。

「これまでも、他でもない『私たちだからできること』に挑戦してきました。これからもその姿勢は変わりません。同じ想いを共有してくれる人と新しい価値を創造していきたいですね」

スターティアラボ株式会社 北村 健一

インタビュアーの目線

未経験で飛び込んだ企業でいきなりトップセールス、29歳の若さで社長就任という華々しい経歴を持ちながら、実は「人見知り」というギャップを持つ北村社長。けれど、自分の短所さえも逆手に取って、成功法則を導き出してしまうところがやはり「只者ではない」所以ではないでしょうか。一方で、そうした成功体験を独り占めしない懐の深さもお持ちでした。起業や経営の道を目指す方に、ぜひ出会ってもらいたい経営者です。

インタビュー・編集/青木典子三本夕子  撮影/平山諭

Profile

福岡県・北九州市出身。高校卒業後、プロのミュージシャンを目指して上京するが、1年後にバンドは解散。スターティア株式会社に営業職として入社する。入社後わずか数ヶ月でトップの営業成績を収め、指導した部下とともに売上の上位を独占。その業績と「新しいことに挑戦したい」という熱意が認められ、新規事業の推進役を歴任。2005年にマーケティングの新規事業部を立ち上げ、2009年に分社化し、株式会社スターティアラボを設立。同年代表取締役に就任。

Contact

スターティアラボ株式会社

東京都新宿区西新宿2-3-1 新宿モリノス19F

www.startialab.co.jp