逆張り起業家、そしてバイアウトモデル。GAFAをベンチマークしたBtoBプラットフォームの構築を目指す

CXOバンク株式会社

中村 一之kazuyuki nakamura

代表取締役社長CEO

自分の財産を若手経営者に託すためのバイアウト

バイアウトモデルのCXOバンク。将来Facebook社等へのバイアウトも視野に入れているという。その為に、まずはBtoBプラットフォームを日本初で構築。国内BtoB市場は200兆円以上もあり、大きな革命を起こすべく取り組んでいる。

中村の今後の目標は、若手起業家に逆張り起業スキームを教えること。そして一人でも多くの起業家に出資すること。現在は、中村自身の貯蓄を切り崩してまで手元資金で賄える範囲で積極的に出資しているという。そして、今後更に多くの起業家を輩出できるよう、まずは中村自身がバイアウトしその軍資金を作る計画だ。つまり、中村がバイアウトにこだわるのは、自分の利益の為ではなく、将来の経営者に託すためなのだ。

「最近、優秀な若手起業家たちと知り合う機会が多くなったのですが、彼らが起業するステージから出資してもらえる機会が少なく、優秀なのにスタート時につまずいていることに気付いたんです。なので、彼らが起業するステージから資金調達できるような、先輩経営者個人から応援されつまずかないようなコミュニティを作りたい。また、経営者も出資したい人が多いのですが、そのような機会創出の場が少ない。『クラウドファンディングでもないファンドでもない、経営者個人が支援してあげるそんなコミュニティを創ろう』。これが私の使命ですね」

実は、起業するまで明確な事業内容を決めていなかったという中村。しかし、「起業家として覚悟を決めたからには社会の為になるプロダクトを開発し、同時に世の中にまだなきコミュニティを創るのだろう。そんな大きな使命を持つ中村だからこそ、世に残るサービスになるのではないか」と、周囲からの期待も高い。たしかに歴史を紐解くと、人と人のコミュニティから発展が始まっている。部族、都市、国家の発展の基は人のコミュニティである。

中村が開発したプロダクトを通して人と人がつながり、つながった人同士の利益やビジネスにつなげてもらいたいという想いが強い。中村が目指すものは、自社や自身の利益ではなく、真に社会発展につながる「人と人とをつなげるインフラ」なのだ。あのFacebookのように。

インタビュアーの目線

若手経営者でBtoBインフルエンサーと聞き、初対面のときにはやはり雰囲気を感じました。かなりきらきらとした方でした。また、個人でもコツコツ情報発信をしていたという話から、周りの経営者の方々に信頼されている印象。本来取材は基本的にNGだそうですが、このタイミングで取材ができ、興奮したインタビューでもありました。経営者同士のマッチングサービスで終わらぬBtoBプラットフォームの展開が楽しみです。

インタビュー・編集/垣畑光哉、入江あゆみ
撮影/平山諭

Profile

CXOバンク株式会社 代表取締役社長CEO。経営者のためのプラットフォーム『CXOバンク』を開発運営。これまでにThe CFO Consulting株式会社 取締役COOなどベンチャー企業4社で役員を務め、社員50名で売上15億円、経常利益7億円のベンチャーを役員として作り上げた実績を持つ。