「社長が未来のストーリーを 持っているか」
株式会社ディ・ポップス 代表 後藤 和寛

株式会社ディ・ポップス

後藤 和寛Kazuhiro Goto

代表

2015.03.31

会社を興すことで人を育てる

私が25歳で起業したのは、「若者を育てたい」と考えたことが、きっかけでした。

これには、大学4年次に奨学金をもらって英国の大学へ1年間留学したことが影響しています。様々な国の留学生と友だちになりましたが、日本の学生がモラトリアムと称して遊び惚ほうけている時期に、彼らは自分の夢や目的のために、猛烈に勉強していました。とくにアジアから来ている学生は強烈で、「帰国後は国の発展に尽くしたい」と胸を張って話すのです。このままでは10年後、20年後に彼らの世代が活躍する頃になると、経済大国日本は衰退してしまう、と強い危機感を持ちました。

「自分にできることは何かないか」と考え始めました。行き着いた答えは「若者を育てること」でした。

学校をつくることも考えましたが、お金もなければ何のツテもない自分には難しい。そんなとき、パナソニックの創業者、故松下幸之助氏の言葉に出会いました。

「松下電器産業は人をつくるところ」「事業は人なり」「モノをつくる前に人をつくる」。これだ!! と思いました。会社を興すことで人を育てる方法もあることに、そこで初めて気付いたのです。

どうせ苦労するなら早いうちがいい

起業にあたって、様々な業界を研究しました。目的は「夢や目標を実現するステージを若者に提供すること」。しかも、将来的には数百人から1000人規模の、できるだけ多くの人を育てられる環境を目指したい。そこまでのスケールを求めるなら、マーケットの大きな成長産業しかありません。ちょうどその頃、規制緩和が行われた通信分野の将来性を確信し、起業を目指すことにしました。

まずは通信業界のことや会社経営を知りたいと思い、移動体通信事業のベンチャー企業に、「将来は起業したいので学ばせてほしい」と頼み込んで入社しました。最初はアルバイトとしてビラ配りから始まりましたが、10カ月もすると事業部のリーダーに抜ばつ擢てきされていました。会社が急成長していく中で様々な経験をさせていただきました。そのまま経験を積んでから起業することも考えましたが「どうせ苦労するなら早いうちがいい」と思い直し、1年半で退社、いよいよ起業です。


Profile

1972年北海道生まれ。
武蔵大学経済学部卒。大学4年次は就職活動を放棄して英国・ケント大学へ留学。海外の夢や志を持つ学生との交流から、日本の若者が活躍するステージを提供する企業を創ることを決意。ベンチャー企業で修業後、25歳でこれから最も市場が成長すると確信した情報通信関連ビジネスを行う株式会社ディ・ポップスを設立。経営理念は松下幸之助氏、経営戦略は藤田田氏の影響を強く受け、現在中期経営計画である売上高300億円を目指し、事業拡大に邁進している。趣味は世界中を旅すること(これまで30カ国以上)。好きな言葉は「不可能を可能に」「人生完全燃焼」。

Contact

株式会社ディ・ポップス

本社
〒150-0002東京都渋谷区渋谷2-15-1 渋谷クロスタワー30階
TEL:03-3797-5557
URL:http://www.d-pops.co.jp/

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