世の中のあらゆる
〝なりたい〟に向き合い、
本気で実現する会社になる

株式会社ビーボ

武川 克己Katsuki Takegawa

代表取締役社長

「世の中における自分の存在意義」を探し求めて

高校時代までは野球に打ち込み、大学2年生ぐらいまではよく遊んだという武川。起業を志すきっかけとなったのは、司馬遼太郎の歴史小説『竜馬がゆく』との出会いだった。物語に登場する幕末の志士たちの人生観に強く憧れたという。

「世に生を得るは、事を成すにあり。自分の人生の使命を果たすことができれば、人生を終えても構わない――そんな志士たちの思想や使命感、命をかけた行動が心に響いたんです。でも自分は人生を懸けて果たす使命を見つけられていない。焦りを感じました」

折しも世の中はベンチャーブーム。メディアで取り上げられるベンチャー経営者たちの姿が、幕末の志士たちと重なった。「自分も起業して、世の中に何かを残したい」。そんな想いを抱いた武川は、大学2年が終わる20歳の頃、大阪で起業支援を行うNPO法人の交流会に参加。そこで、今でも尊敬しているという人物に出会った。その人と一緒にファッション雑誌やイベント企画の事業を立ち上げ、大学卒業後も取締役として経営に携わった。

さらなる高みを目指し、上京を決めたのは23歳のときだ。デジタルマーケティング会社で3年ほど働いた後、2010年に起業。ビーボを設立する。

当初はマーケティングのコンサルティング事業が中心。順調に推移したが、1年経った頃、「もっと他に、自分たちが楽しめる仕事があるのではないか」と事業を模索し始めた。社員の「私、カラーコンタクトに詳しいんです」という言葉から、カラーコンタクトを扱うECサイトをスタート。その後、美容・健康関連と商品ラインナップを広げていった。武川が専門領域とするWebマーケティングを駆使し、業績は順調。しかし武川は、再び疑問を抱くようになる。

「当時はメーカーさんから商品を仕入れていたので、自社と同じ商品を、他社も販売している。果たしてこれらを自分たちが販売する意味があるのだろうか、と。今、世の中に対してどのような価値を提供しているのか、と。考えても、まったく答えが見つかりませんでした。もっと自分たちが欲しいと思える、楽しいと思える、愛情が持てる。そんな商品やサービスをゼロから創りたいと思ったんです」

こうして自社商品の開発が始まった。商品企画から開発、さらにはデザインやマーケティングプロモーションまで全て自社で行っていく中、まさに自分たちが愛情を持てる事業であるD2C事業がスタートした。自社初のブランド『BELTA』も生まれ、右肩上がりで売上を伸ばし急成長。一瞬にして知名度は上がり、業界でも一目置かれる存在になった。

しかし、しばらくすると成長は鈍化。売上の急成長を目指す武川にとっては苦しい時期が続いた。その姿を見る社員が言った一言。「社長はお客様がどれだけ悩んでいるか知らないでしょ」。この言葉にハッとさせられた。

知らぬ間に、小手先のテクニックに頼って、売上ばかり追っていたのだ。世の中にどのような価値を提供しようかなんてまったく考えていなかった。社員の一言により、商品を購入する顧客の本気の〝なりたい〟の声を、武川は初めて認識したのだ。

自分たちが本当にやるべきことは“モノ”を販売して終わりではなく、その先にある顧客の目的を実現させること。それこそが「ビーボが世の中に提供するべき価値」だと改めて気づいた。そこで、社内で『カスタマーサクセス』の概念を確立。それからは、顧客の目的をどのように実現させるかを考え、カスタマーサクセスによる価値の提供を追求し続けた。結果、ビーボは再び急成長を果たした。

株式会社ビーボ 代表取締役社長 武川 克己

Profile

1984年、京都府生まれ。大阪経済大学在学中、立ち上げ間もないベンチャー企業に参画。卒業後も約1年間経営に携わった後、同社をクローズして上京。デジタルマーケティング会社でネットを使った事業企画・集客などに従事後、2010年に株式会社ビーボを設立。DtoC事業を開始して3年で月商1億円の商品を4アイテム作り上げるなど、結果を出し続ける。
現在はDtoC事業やメディア事業の拡大に加え、カスタマテック企業として、テクノロジーを活用したWEBアプリ事業の開発にも力を注ぐ。

Contact

株式会社ビーボ

東京都港区北青山3-3-5 東京建物青山ビル5F

http://bbo.co.jp/