人と人をつなぐ力、
事業デザイン力を駆使して、
マーケットの創造へ

株式会社エイトランド 代表取締役 中川 勝弘

株式会社エイトランド

中川 勝弘Katsuhiro Nakagawa

代表取締役

経営コンサルタント

2016.11.01

コンセプトメイクから担える「CDO」を目指す

また、その会社の強みを最大限活かせるような「事業デザイン」も担う。昨今、「CDO(最高デザイン責任者)」という役職を設ける企業が増えている。主にはメーカーの商品デザインを担うトップを指すが、中川は「事業デザイン」ととらえ、さまざまな会社でCDOの役割を果たしたいと考えている。

「ファッション業界においても、世間に受け入れられ、好まれるデザインは時代とともに移り変わっていきます。最近では1970年代のファッションもリバイバルで流行り始めていますが、当時のままではなく要所要所デザインし直されているんです。同じように、企業のビジネスもデザインを都度見直していくべきだと考えています」

企業のリ・デザインを考えるとき、大切にしているのはその会社の根本にあるコンセプトだ。どんな会社にも創業に至った想いやこだわりがある。その原点を見据え、過去から現在、現在から未来につながる「ストーリー」をイメージして、コンセプトメイクに取り組むのだ。

新しいマーケットを創造し、仲間たちに提供したい

愛する人たちをもっと喜ばせるために、この先自分に何ができるのか――中川の頭にはある地図が描かれている。

まず自身がお金をたくさん集められる立場に立ち、集めたお金で新しいマーケットを開拓する。そこにさまざまな人を呼び込み、それぞれの強みを活かしてビジネスを展開してもらえれば、と考えているのだ。

といっても、「ファンド」を意味しているのではない。ファンドはリターンありきで運営されるものだが、中川は多くの人にチャンスを提供し、成長をサポートする立場に立ちたいという。

例えばボランティアの領域であれば、参加している人たちにいろいろなかたちでリターン増やせるような仕組みを作る。1社が成功し、そのビジネスに参加した別の会社も成功する。そんな成功の連鎖を生み出す最初のきっかけを創れる立場になるのが目標だ。

「昔の私は『人から愛されたい!』という想いが強かったんです。その欲求がモチベーションとなって、人に喜んでもらえそうなことを一生懸命考えて、提供してきました。でも、最近は少し変わりました。今は、自分が『愛している』という感覚。自分が愛する会社、経営者が今よりさらに良くなっていくためにお手伝いできるのが楽しくてたまらない。パートナーとして傍らに寄り添い、何年もかけて成長をサポートしていきたい。そのために、自分が提供できるものはなんでも提供してするし、共有できるものはなんでも共有していきます」

株式会社エイトランド 代表取締役 中川 勝弘

インタビュアーの目線

屈託のない笑顔と弾んだ声で、初対面の人相手にも心のトビラをこじ開けるようにスルリと入り込んでくる中川社長。一見派手でお調子者のような印象もありますが、人への思いを語る表情や言葉から、実は真面目で繊細、真摯で誠実な方なのだと感じました。これからも多くの会社が中川さんの愛に包まれ、成長を遂げていくことでしょう。


Profile

1966年神奈川県横浜市生まれ。大学在学中、実父が横浜にて経営していたナイトクラブが焼失。留学を諦め、父の事業をサポートする傍ら、2000年にIT系ベンチャー企業を創業。データマイニングや通信等に関わるサービス提供を行う。3年後、代表を退任。以降、現在の会社であるエイトランドを設立し、飲食業界向けの経営コンサルティング・出店プロデュースを展開。現在は、介護事業、IT関連企業、医療関係にまで幅広く携わり、事業戦略立案、コスト削減やビジネスマッチング、営業支援やファイナンス支援など、経営に関わるコンサルティングを広く行っている。著書に『図々しいから愛される人脈術』(マガジンハウス)

Contact

株式会社エイトランド

横浜市中区海岸通4-17 東信ビル 8F-B
http://www.8land.jp/

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