日本と台湾の架け橋になる。それが私の使命

アジアンブリッジ株式会社

阪根 嘉苗Kanae Sakane

代表取締役

本気にならないと、成功は手に入れられない

現在、上述の通販支援会社以外にも、イベント写真撮影とオンライン写真販売を生業にしている会社と、台湾で一緒に事業を進めています。台湾の人たちは写真が大好きなので、この事業は現地でも順調に伸びてきています。

お陰様で今では、台湾進出を考えている日本企業からたくさんの問い合わせが来るようになりました。残念ながら、ジョイントをお断りすることのほうが多いくらいなのですが、それは私たちもリスクを負いながら、真剣に取り組む覚悟で臨んでおり、事業モデルが台湾のマーケットに合うかどうかを精査せざるを得ないからです。

けれども、何よりも大切なのは、日本企業の本気度です。私たちは必ずパートナーに対して、台湾に常駐するスタッフを最低1人は出してもらうようにお願いしています。なぜなら企業が本気にならないと、文化も商慣習も異なる国で成功を収めるのは困難だからです。本気になって取り組めば、日本企業にとっても事業が収益化し、なおかつ台湾の人たちにも、利便性や豊かさを提供できる商品やサービスが、日本にはまだたくさんあります。

私は日本と台湾がビジネスをすることで、どちらの国の人たちにもハッピーになってほしい。その橋渡しをするのが、私の使命だと思っています。

インタビュアーの目線

台湾生まれの日本育ちで、日本語・中国語・台湾語を自在に操るトリリンガル。日本企業の強みを台湾マーケットヘ巧みに取り入れる目利き。事業の成否・進退についてドラスティックに意思決定する決断力。阪根社長はその細腕からは想像もできないバイタリティーと、女性ならではの細やかさを併せ持つ、まさにアブローダーズ的な女性経営者でした。

書籍「海外で働こう 世界へ飛び出した日本のビジネスパーソン 」から掲載】

Profile

1979年台湾高雄市生まれ。
小学生のときに日本に留学。台湾で会社経営する両親の影響により、幼い頃から自らも経営者を志す。早稲田大学大学院卒業後、多くの経営者に出会え、かつ営業の経験を積みたいという思いから、リクルートエージェントに入社。新規開拓営業を得意とし、年間100社以上の新規企業を開拓。その後、幼い頃からの夢であった台湾と日本の架け橋となるべく、2010年にアジアンブリッジ株式会社を設立。

現在は化粧品や健康食品、ウェブ事業のローカライズを中心に、これまでのべ200社以上の進出支援を行う。

Contact

アジアンブリッジ株式会社

東京本社
〒101-0032
東京都千代田区岩本町3-4-3 リードシー秋葉原ビル7F
TEL:03-5829-6958
URL:http://www.asian-bridge.com/