今こそ北海道ブランドが海外で認知される絶好のタイミング

小樽商科大学 ビジネス創造センター長 李 濟民 教授

李 濟民 教授Jemin Lee

小樽商科大学

ビジネス創造センター長

大学院商学研究科アントレプレナーシップ専攻

2015.04.02

韓国からの国費留学で北海道へ

小樽商科大学とのご縁は、1982年に韓国から国費留学生として入学した時に遡ります。じつは大学の名前もよく知らず、本当に行って大丈夫だろうかと不安に思いながら日本に渡ってきました。実際に来てみると、私は当時の同校でただ一人の大学院生だったということで、教授陣が入れ替わり立ち代わり、まさにマンツーマンで指導してくださったのです。その経験があればこそ、今の私があるといえます。

帰国後は韓国の大学で教鞭をとっていましたが、1989年に法律が改正され外国人の教員採用が可能になると、かつてお世話になった先生方が私を韓国から呼び寄せてくださいました。その後、国立大学とはいえ、存続のためには何か新しいことをしなければと模索していた末、2004年に現在私が所属するビジネススクールを開校することになったのです。

専攻はアントレプレナーシップ、つまり起業家を育てることです。生徒は20代〜70代と大変幅広い年齢層で構成されています。実際に社会人として働いているビジネスパーソンが大半ですが、例えば北海道の支社に転勤している間に、MBAの学位をとるために入学してくる方もいます。

また、同大学のビジネス創造センター長も務めており、そちらでは北海道の企業のマッチングや海外進出支援などを行っています。

北国からの贈り物・加藤社長との出会い

加藤社長と初めてお目にかかったのはシンガポールでした。良い意味で非常に衝撃的な出会いでしたね。北海道の経営者は、保守的な方が多いのですが、加藤さんは違いました。まず行動して、それからいろいろなことを調整していくタイプ。「これからは海外だ」と口では勇ましいことを言っても、なかなか行動を起こせない経営者が多い中、加藤さんは稀な存在です。

ただし、バイタリティーだけではうまくいかないのが海外進出なので、加藤さんのような勢いのある方々が走りすぎないよう、時にはストッパーとなるのも私の役目かなと思っています。

HOKKAIDO SHOWCASEは、作り手だけでなく幅広いジャンルの企業や個人があつまるユニークな団体です。多様な価値観があるからこそ、現場は非常に活気に溢れています。ここから一つでも多くの北海道ブランドが海外で花開いてくれたら、こんなに嬉しいことはありません。



「北国からの贈り物」

EC事業・食品の卸事業を通じ、北海道の魅力を国内外に発信している
株式会社北国からの贈り物の国内・海外に渡るインタビューを掲載しています。

http://kitaguni.tv/

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