データサイエンスの
未来を追求し
より豊かな社会を創る

アイウェイズコンサルティング株式会社 代表取締役社長 遠山 功

アイウェイズコンサルティング株式会社

遠山 功Isao Tooyama

代表取締役社長

2017.11.14

ビッグデータカンパニーとして
業界をけん引
BA、AIを駆使し
社会に役立つシステムを提供。
「教育」で社会貢献にも取り組む

より豊かな社会をつくる、ビッグデータの活用方法を提案

近年、広く注目を集めるビッグデータやAI(人工知能)。その活用方法はますます多様化し、どのようにビジネスや社会に役立てていくのかが問われている。

アイウェイズコンサルティング株式会社は、ビッグデータという言葉が世に認知される前から、企業で蓄積された膨大なデータを分析・加工して活用するBA(ビジネスアナリティクス)の分野で実績を積み重ねてきた。

「分析したデータから新たな仕掛けをつくる技術力と顧客のニーズに合わせた適切なシステムを構築する力が当社の強み」と語るのは、代表取締役社長を務める遠山功。さまざまなデータを活用して、企業のキャンペーンサイトの制作やマーケティングデータの提供、クラウドシステムの構築などを手がけている。顧客には大手メーカーをはじめ、流通、金融、官公庁など、有名企業や公的機関が名を連ね、その信頼度の高さがうかがえる。

現在、同社が取り組むのは、これまで培ってきたデータサイエンス技術にAIやRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)を組み込んだ新たなサービスの開発だ。大学と共同での研究開発も行っている。

その一例が、アパレルメーカー向けの「顧客の嗜好分析」。これは1枚の洋服に対し、AIが過去のデータから洋服の特徴を判断し、分類するものだ。

例えば、洋服を買おうとしている消費者が、アパレルメーカーのサイトを訪れ、「ガーリーなワンピース」「コンサバ系のオフィスファッション」などと検索をかけると、そのメーカーが展開する複数のブランドから、イメージに合うものが表示される、といった仕組み。

ユーザーにとっては自分の好みやイメージに合う商品とすぐに出合えるようになり、メーカーにとっては、ユーザーの心理をつかんだ売れ筋商品を投入するなど、販売戦略のプランニングに役立つ。

他にも大手飲料メーカーとLINEが共同で取り組む『Tappiness(タピネス)自動販売機』において、LINEpay(モバイル送金・決済サービス)を使い、誰が・いつ・どこで・何を買ったかのデータを分析し、マーケティングデータとして提供している。

このようにさまざまな業種のマーケティングを支援する一方、国立機関と連携し、放射能の分布に関する研究にも携わる。ある地域で放射能が発生した場合、どういうルートを辿り、どこまで運ばれるのかを分析・データ化することで、放射能発生の影響を予測するものだ。将来的に、放射能が発生した際の行動指針に関する情報の一つとして活用される可能性がある。また、放射能の分析データは医療分野での活用も期待されている。不必要なX線検査などを防止し、医療被曝を軽減することで、発がんリスクを低下させる。放射線治療における患者への副作用や生存率などから、その予後を予測するシステムを構築することで、それぞれに適した治療法を早い段階で見つけ出せるようになる。

また、RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)は、これまで人が行っていた作業をロボットが自動的に行うもの。例えば、申請書や請求書といった定型書類の記入事項をRPAに学習させ、書類を自動的に完成させる書類作成システム。ミスの防止や人的コストの削減につながるメリットがあり、あらゆる企業で導入が進んでいくだろう。

残業管理分析アプリは、出退勤日時の記録管理ツールにそれ以外のデータを掛け合わせ、残業が発生するタイミングや残業コストを分析。会社側が残業の実態を把握できるため、残業時間の削減に役立つ。これらは、すでに大手企業の管理部門や金融機関で利用されており、近年叫ばれている「働き方改革」を支援するシステムとして注目を集めそうだ。

アイウェイズコンサルティング株式会社 代表取締役社長 遠山 功

「人に喜ばれるプログラミング」が事業の原点

幼少期は、大人しく、クラスでも存在感のうすい子どもだったという遠山。中学生になってもその他大勢の目立たない少年だったが、ボランティア活動には積極的に参加していた。手伝いをするたびに「ありがとう」と声をかけられるのがうれしかったからだ。人に感謝されることの喜びを知ったことで、自分に自信が付き、少しずつ自分のキャラクターを出すようになっていったという。

プログラミングに出合ったのは中学3年の頃。高校時代には数種のプログラミング言語をマスターしたが、その最初の動機は「ゲームで友達に勝ちたい」だった。当時流行った競馬シミュレーションゲームでは、自らプログラムを修正して馬を強くした。

プログラミングにハマる人には、「自分が作ったものが動くのが楽しい」というタイプも多いが、遠山は違っていた。

自分がプログラミングして作ったものを、友人が喜んで使ってくれるのがとても楽しかった。遠山にとってプログラミングは、人を喜ばせ、人とつながる手段だったのだ。

進学した大学では数理学を専攻し、数学とプログラミングについてより深く学びながら、教員免許状も取得した。父が教師であり税理士でもあったことから、そのどちらかの職業に就くことも考えたが、「社長」になると決めた。

「あるTVドラマで、社長が先頭に立って、堂々とビルの中を歩いているシーンを見て、『かっこいいなぁ』と思ったのがきっかけ。社長になれば、より多くの人を巻き込んで組織全体でアクションを起こせる。プログラミングで世の中を変えられる、と思ったんです」

遠山は、経験を積むため、まずは技術者としてシステム会社に就職。その5年後にプログラマ兼コンサルタントとして独立し、一人で事業を開始した。その数ヵ月後には法人化し、技術に自信のある後輩や友人を招き入れ、地道に案件を積み重ねた。当時はビッグデータを扱う企業は少なく、遠山の元には次々とプロジェクト案件が舞い込み、業績は順調に推移していった。

アイウェイズコンサルティング株式会社 代表取締役社長 遠山 功

Profile

1977年、東京都生まれ。高校時代から多数のプログラミング言語を習得し、さまざまなプログラム開発を手掛ける。2000年、東京電機大学を卒業後、システム開発会社に入社。その後、CRM・データベースマーケティングを支援する会社でマネジメントを経験。2005年、現アイウェイズコンサルティング株式会社の前身となるアイウェイズ株式会社を設立し、代表取締役社長に就任する。

ITコーディネータ(経済産業省推進資格)、PMP(米国プロジェクトマネジメント協会認定)、などの資格を持つ。2013年より東京電機大学非常勤講師を務める。

Contact

アイウェイズコンサルティング株式会社

東京都新宿区西新宿1-26-2 新宿野村ビル23F

http://www.i-ways.co.jp/

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