アイウエアを通じて
人々の人生を豊かにする
「Magnify Life」を実現

株式会社ジンズ

田中 仁Hitoshi Tanaka

代表取締役CEO

ビジョンは「Magnify Life」。人々の生活を豊かにするブランドでありたい

こうして2009年、それまでの業界の常識を覆す「薄型非球面レンズ追加料金ゼロ」を実現。ここから、ジンズの快進撃が始まった。『Airframe』をはじめ、『JINS MOISTURE』、『JINS SCREEN』など業界の常識を覆す新発想のメガネを次々にリリース。さらに、メガネ業界では難しいとされていたメガネのオンラインショップを業界最速で展開。2010年より海外進出を開始し、ジンズは、メガネ業界におけるリーディングカンパニーに成長を遂げた。

海外進出にあたり、自身とジンズの過去を振り返った田中は、これからのジンズにふさわしいビジョンを再構築した。それが「Magnify Life」だ「Magnify」とは、「拡大する」という意味。メガネのイノベーションでもっと人々の人生を豊かにしていきたいという想いを込めた。

「事業を行う上で、私たちが大切にしてきたのは、『Progressive(=先進的な)』『Inspiring(=前向きに鼓舞する)』『Honest(=誠実な)』の3つの態度(Attitude)。イノベーションを追求し、メガネをかけることで新しい自分に出会うよろこびを提供する。価格やサービス、エビデンスをもとに製品を開発し、お客様が感じてくださる『ジンズの価値』に真剣に向き合う。「Magnify Life」の実現に向け、計画している企画もたくさんあります。これらを積み重ねて、『JINS』というブランドを皆で創り上げていきたい」

ジンズのメンバーには、「自分の力を少しでもお客様に提供していきたい」という人が多く、店舗と本部の間でも活発な意見が交わされるという。新卒社員は、入社後、全員が店舗スタッフを経験するため、お客様の目線に立った提案や改善要望が、運営や製品企画に反映されることも多いという。また、現場で力をつけた後は、自分の意欲次第で、希望する部署へ異動する道も開かれている。現場で店長やマネジャーとしてマネジメントスキルを磨く人もいれば、商品企画や海外で活躍する人もいる。本部で管理や物流等のスペシャリストを目指すことも可能だ。ジンズらしく「挑戦」、「変革」を楽しめる人はどんどん仲間になってほしいと、田中は考えている。

「私たちは、ずっと『チャレンジ』を続けている。私自身も多くの失敗を経験し、そこから『変わり続けないと生き残れない』ということを学びました。初めてのことに取り組むのは、誰でも怖い。けれども、それを打破しないと、次のステージに進めない。自分にとって苦しいことが起きても、これは自分に与えられたチャンスだと思って、頑張って乗り切ることが大切なのです。『努力は夢中に勝てない』と言った人がいますが、本当にそうだと思います。やはり、好きなこと、やりたいことに夢中になれる人が、一番強い。最近では、ジンズのスタッフも一丸となって、自ら新しいサービスを生み出しています。私はそのチャレンジや変化を後押しする存在でありたい。『Magnify Life』を実現し、まだ見ぬ世界を創造するために、まだまだ立ち止まってはいられません」

インタビュアーの目線

「想像・創造力を駆使しているときが一番楽しい」と仰る田中CEO。車の中や入浴中など一人になれる空間でアイデアが湧くことが多いそう。青春時代は、意外にも夢中になれるものがなかったそうですが、起業したときに初めてビジネスのおもしろさに目覚めたそうです。大手企業に成長した今もコンサバティブになることなく、常に挑戦を続ける田中CEOからは、まるで少年のような純粋さと真っ直ぐさ、そして「潔さ」が感じられました。

インタビュー・編集/高橋奈巳

撮影/田中振一

Profile

1963年群馬県生まれ。1988年株式会社ジェイアイエヌ(現:株式会社ジンズ)を設立し、2001年アイウエア事業「JINS」を開始。2013年東京証券取引所第一部に上場。

慶應義塾大学大学院 政策メディア研究科 修士課程修了。

Contact

株式会社ジンズ

1963年群馬県生まれ。1988年株式会社ジェイアイエヌ(現:株式会社ジンズ)を設立し、2001年アイウエア事業「JINS」を開始。2013年東京証券取引所第一部に上場。

慶應義塾大学大学院 政策メディア研究科 修士課程修了。