「LISTEN」に
掲載されたストーリーの
有効活用を促進し、
価値を高めていく

リスナーズ株式会社

高橋 大道Hiromichi Takahashi

カスタマーサクセス

46都道府県への一人旅を重ね、「人」への興味を深めた

経営者や働く人々の「ストーリー」を、Webメディア『LISTEN』、ブックレット、書籍などを通じて発信するリスナーズ株式会社。2018年4月、立教大学卒業後に新卒入社した高橋大道は、「カスタマーサクセス」を担当している。
「LISTEN」を利用してストーリーを発信する顧客の目的は、採用ブランディング、企業ブランディング、販促、社内への理念浸透などさまざま。それぞれの目的に応じ、その達成に向けて伴走する。ストーリーをより多くの人に届ける方法、ストーリーを通じてつながりたい相手とのコミュニケーションに活かす方法などをアドバイスするほか、「LISTEN」活用法の範囲にとどまらず、採用手法やツールなどの情報提供をすることもある。

宮城県で生まれ育った高橋。ピアノ・習字・英語・サッカー・テニスなど習い事漬けの子ども時代を過ごし、中学時代は「勉強もスポーツもできる」という自信にあふれた生意気な生徒だったという。
大学進学時は、当時付き合っていた彼女を追いかけるようにして上京。しかしまもなくしてフラれ、ショックで痩せ細った。友人もまだいない。やりたいことも見つからない。退屈になった高橋は、ふと思い立って一人旅に出た。高速バスに揺られて14時間、降り立ったのは広島。適当なゲストハウスに飛び込むと、オランダ、イギリス、東南アジアなどさまざまな国の人たちが集まっていた。拙い英語ながらも会話を交わし、仲良くなった。

「このとき初めて『人』に興味を持ったんです。世界にはこんなにいろいろな人がいるのに、半径何キロか以内にいる人しか知らないなんてもったいない。行動範囲を広げて出会う人を増やしたい、外交官を目指そう、とまで思いました(笑)」

その後も度々一人旅に出かけ、沖縄以外の46都道府県を制覇した。旅先での夜は、地元民が集まる居酒屋に入ってカウンターに座り、居合わせた客と雑談。「どんな仕事をしているんですか?」「前歯が1本ないのはどうしちゃったんですか?」――遠慮のない会話で盛り上がり、一緒に笑った。見知らぬ土地に住む、見知らぬ人々。彼ら一人ひとりの背景にある「ストーリー」を聴くことが面白かった。
「ストーリー」に興味を寄せるのは子どもの頃からだ。週1回は図書館に行き、ミステリーやファンタジー小説を読み漁った。その世界に入り込み、主人公のドラマチックな人生の疑似体験を楽しんだ。旅先で出会った外国人バックパッカーたちもまた、自由に自分の人生を生きている。自分もそんな生き方がしたいと思い、就活では大手企業よりも自由度が高そうなベンチャー企業を目指した。文章を書くことも好きだったことから「編集職」を募集しているベンチャー企業を探し、リスナーズに入社した。

しかし、最初から編集職への配属は望まなかった。「経験が乏しい人間が書く文章なんて面白くない。経験が豊富な人の文章とは勝負にならない」と考えたからだ。営業も含め、いろいろな経験を積みたい、と社長に訴えた。
こうしてカスタマーサクセスの任務を与えられた高橋。日々顧客に向き合い、顧客満足を高めるための施策を練るうちに、「編集職」にはこだわらなくなったという。

「ビジネスとは、単に商品・サービスを売ればいいわけじゃないことに気付きました。特に『LISTEN』は会員制のサービスなので、利用し続ける価値を感じてもらわなければなりません。では、いかにして価値を提供するか。そこに正解がないことも、取り組みがいがあって面白いと思っています。今はいろいろ試しているので、そこから成功例を生み出していきたい。この先、どんな役割を担うことになっても、関わる人たちに対し、価値を提供できる自分でありたいと思っています」


インタビュー・編集/青木典子  撮影/田中 振一

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