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株式会社ギャプライズ 代表取締役会長 兼 CEO 土屋 裕樹 / 甲斐 亮之

土屋 裕樹 / 甲斐 亮之Hiroki Tsuchiya / Ryouji Kai

株式会社ギャプライズ

代表取締役会長 兼 CEO

代表取締役社長 兼 COO

2016.04.07

2軸で「WebマーケティングのROI最大化」を目指す

甲斐亮之社長(以下、甲斐):私たちは、「WebマーケティングのROI最大化」を前提として、2つの事業を軸に展開しています。1つ目は、Webマーケティングの支援。お客様のターゲットを明確にし、そのターゲットがどのような経路でホームページにたどり着くのかを検証して戦略的な集客を行うための全体の設計から、ターゲットが最初に着地するランディングページの構築と改善、プロモーション、運用支援、分析までをワンストップで提供しています。従来はこうした一連の業務を複数の会社で分担するのが一般的でしたが、どうしてもお客様の温度感の伝わり方に差が生まれ、想定していたものとは異なる成果物が出来上がって、結果として売り上げ拡大に結び付きにくいという悪循環に陥っていました。

当社では、検索エンジンやキーワード広告、ソーシャルなど、あらゆる方法で集客し、ランディングページでターゲットの心をつかみ、損益分岐点を明確にした広告運用を行うという流れを一気通貫で請け負うことによって全体に統一感を持たせ、ROIの最大化を実現しています。ランディングページに関しては、ネットショップの店長代理業務を行っていた時代に「購買の意思を左右するのは広告ではなく着地点となるページである」と気づいてから、徹底した作り込みを行ってきました。最初から「ランディングページでは当社がNo.1です」と言い切って営業するくらい、プライドを持っているところです。そして現在では、ランディングページは一部のサービスで、Webマーケティング全体の設計やABテストなどによるサイト全体の収益最大化の支援を行っています。

2つ目は、海外の国々からマーケティングツールを輸入して展開するという事業です。中でも「第2のシリコンバレー」と呼ばれるイスラエルのツールは独創的で、発想の豊かさに驚かされますね。日本のお客様のニーズを満たすツールも多々あり、順調に導入数を伸ばしています。

土屋裕樹会長(以下、土屋):Webマーケティング支援においては、「購買心理プロセス」を分析してロジカルに落としていくという点が他社と大きく異なるところです。ユーザー心理の本質をつかめないままに漠然としたマーケティングを行うと、売り手側のメッセージと消費者のニーズが不一致を起こしてしまいます。具体的な仮想ユーザーを立て、ターゲットの真のニーズにお客様の強みを結びつけることによって、効果的な集客を実現しています。

株式会社ギャプライズ 代表取締役会長 兼 CEO 土屋 裕樹 / 代表取締役社 長甲斐 亮之

危機に瀕しても動じずにいられたのは、 確固たる理念あればこそ

土屋:私が当社の経営に参画したのは、以前勤務していた会社で前代表の佐藤と出会い、彼が現在の副社長である鈴木と一緒に会社を興すタイミングで誘われたのがきっかけです。私と甲斐はこの会社のボードメンバーとして出会い、前代表から引き継ぐ形で2人代表制
をとりました。そして甲斐が直接的な事業の推進を、私がマーケティングサービスや企業文化の構築といったゲームメイク的な役割と最終的な事業責任を担うという今の経営スタイルに行き着きました。

そもそも、私が誘いに応じて当社に転職を決めたのは、当時働いていた会社の「ただひたすら数字を追う」という経営方針に不満があり、しっかりとした経営理念とポリシーを持った会社を創りたいと考えたからでした。「いつも心にエンタテインメント」という経営理念のもと、さまざまな制度や福利厚生を考案して形にしているのもそのためです。

中でも特徴的なのは、「着ぐるみ福利厚生」ですね。設立当初のお客様が着ぐるみ販売のネットショップで、商品サンプルが社内にいくつか置いてあったんです。ある夜、アイデアが浮かばず企画が行き詰まってしまった社員が、気分転換をしようとふと着ぐるみを着てみた。すると、テンションが上がって気持ちが切り替わり、一気に企画書を書き上げられたというのが、この制度の始まりでした。着ぐるみを着た社員はおそらく、「これを着て企画書を書いたら面白いだろうな」と心のどこかで考えたと思うんです。他人を喜ばせたい。ワクワクさせたい。それは、図らずも当社の理念を体現するものでした。それならいっそ「着ぐるみを着てもいい」文化を促進すれば、多様性を認める社風を根付かせることができると考えて制度化したというわけです。

また、この制度を導入したことによって、採用段階で価値観の共有ができるという副産物的な効果もありました。「着たいときに着ぐるみを着る会社である」ということを最初に見てもらうので、そうした文化に魅力を感じ、共に働きたいと思う人だけが集まってくれています。

甲斐:現在の体制に落ち着くまでには、代表交代に伴う混乱やリーマンショックなど、存亡の危機を感じた時期もありました。メンバーも少なからず不安だっただろうと思いますが、私たちはひとりのカリスマ経営者に惹かれて入社したのではなく、「いつも心にエンタテインメント」という経営理念に共感して、ここで働けたら幸せだという思いのもとに集った仲間です。代表が替わっても、会社にいる意味はなくならない。社員たちは上層部の変化を受け入れ、動揺を見せることなく過去最高の売り上げを挙げてくれました。理念をしっかり作ってよかったと、心から思いましたね。


Profile

代表取締役会長 兼 CEO 土屋 裕樹

大学の学生時代から個人事業主としてWEBマーケティングに取り組む。カナ
ダ留学を経て、2003年、学生時代立ち上げに関わったベンチャーに役員とし
て復帰。2006年、株式会社ギャプライズに参画、同時に取締役就任。
WEBマーケティング事業立ち上げを経て2010年、取締役副社長就任、2013年より現職。

代表取締役社長 甲斐 亮之

新卒入社した会社にて「仕事を通じて社会に価値を還元できているか」と疑問を抱く中、大学時代の親友である創業者の誘いで株式会社ギャプライズに参画。ネットショップおよびランディングページの設計・構築・運用・プロモーションなどを担当。2010年、執行役員に就任し、マーケティングサービスを統括。2013年より現職。

 

Contact

株式会社ギャプライズ

東京都千代田区外神田2-17-3 アヤベビル4F
http://www.gaprise.com/

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