運送業は労働集約型産業の
先進的ビジネスモデル。
働き方を運送業から
変えていく

株式会社ハコブホールディングス

藤田 光Hikaru Fujita

代表取締役

数年以内に上場。その10年後には1兆円企業に

2012年2月にハコブを設立して以降、業界の改革に本格的に着手。ドライバー時代に感じていた課題解決に向け、次々とアイデアを出した。同時に、それを具現化してくれるメンバーも積極的に採用していった。

そうしてアイデアはサービスとなり、『ハコブヨ.net』、『ハコブの窓口』、『自社宅配サービス』という3つのプラットフォームが形作られる。

2018年2月には株式会社ハコブの窓口、株式会社ハコブヨ.netをグループ会社とし、持株会社ハコブホールディングスを設立。改革に一層拍車をかけている。

藤田の仕事は、社員に指示を出してビジネスを進めることではなく、アイデアを出すことまで。その後は、信頼の置ける役員や現場メンバーに任せている。その一例として、以前は藤田が兼務していたグループ会社2社の代表の座を、2019年2月に譲っている。

このような姿勢は、委託ドライバーに対しても同じだ。誰に対しても平等・フラットに接するのが藤田の流儀であり、ハコブのカラーにもなっている。

準備は整った。計300名を超える従業員、パートナーとともにいよいよ本当の改革段階に入るが、藤田はさらに先の未来を見すえてワクワクしている。

「ブロックチェーンを活用した再配達のない宅配、運送会社の垣根を超えた車両のシェアなど、アイデアはまだまだあります。また、3つのプラットフォーマーになることで、今後はさらなる成長を期待しています。AmazonやGoogleといったGAFAのように、毎年倍以上で売上を伸ばしていけるだろう、と。2022年頃の上場を目指し、さらにそこから10年後には、1兆円企業になっている計画です。そこまでの規模になればプラットフォームや自社トラックへの広告費などで、配送費無料も実現できるのでは、とも考えています。そしてアイディアを日本から世界へ展開していきたいと思っています」

インタビュアーの目線

今でも内気な性格は直らず、真正面から写真を撮られることも苦手だという藤田社長。しかし業界を改革したいとの想いから、異業種交流会などに積極的に足を運び、他の経営者とのコミュニケーションに努めているそうです。地方創生にも関心が高く、ゆくゆくは故郷に貢献したいとのこと。事業に邁進する裏側にある、故郷への愛を感じました。

インタビュー・編集/杉山忠義

撮影/田中振一

Profile

青森県出身。地元高校を卒業後、電気工事士として働き出す。20歳のときに上京し、製パン会社の配送ドライバーとなり、運送業界でのキャリアをスタートさせる。10カ月後に大手宅配便会社へ転職。配送からセールスまで、運送業界におけるノウハウを習得し、4年後に個人事業主ドライバーとして独立。2012年にハコブ株式会社に法人化。以降、下請運送会社ならびにドライバーの地位向上を実現する次世代物流システムなど、さまざまなアイデアを事業化。2018年2月には事業をグループ会社とした株式会社ハコブホールディングスを設立。同社代表にも就任している。

Contact

株式会社ハコブホールディングス

東京都新宿区大久保2-5-19 シティプラザ大久保4F

https://www.hakobuyo.com/