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ディップ株式会社

冨田 英揮 Hideki Tomita

代表取締役社長 兼 CEO

自分のアイデアを信じ、名古屋を出て東京へ

「東京のほうが夢を実現するチャンスがある」。

冨田は100万円の貯金を元手に、妻と2人の子を連れて上京。6畳一間・冷暖房なしの部屋で、食事は妻の実家から送られてくるお米と生卵…という生活が始まった。

そしてある日、運命を動かす出会いが訪れる。パソナグループ代表の南部靖之氏とソフトバンクの孫正義氏が若い起業家を支援するため「ジャパン・インキュベーション・キャピタル」を設立した。それを知ってさっそく事業計画書を送付すると、それが認められ、パソナ社内にデスクを設けてもらえた。金融機関の融資も得て、1997年、ディップを設立。起業決意から2年、ようやくスタート地点に立った。

そしてここから、冨田はいくつもの「チャンス」と「ピンチ」を経験することになる。

「無料カタログ送付サービス」実現への最大の課題は、大量の専用端末をどこにどう設置するか。模索する中、冨田はIBMが同様のビジネスを検討していることを知る。最初は「アイデアを盗まれたか?」と震撼した。IBMに参入されてはひとたまりもない。そこで冨田は、思い切ってIBMに提携を申し入れた。すると、提案内容が受け入れられ、業務提携が実現。コンテンツ獲得を任されると、2人の社員とともに、2ヵ月で靴底に穴が空くくらい、片っ端から企業を回った。

その努力が実り、首都圏のコンビニで運用が開始されると、翌年にはトヨタや本田技研工業などの大手をはじめ116社が参画。1年にして約1億円の売上を計上した。

さまざまなジャンルの情報を扱ったが、反響が大きかったのが「人材派遣」。派遣社員として働きたい人々が「仕事の情報」を探していると知り、『はたらこねっと』を立ち上げる。

ネットとコンビニ端末の両方からアクセスできるというメリットが支持され、新規クライアントが続々と集まった。2001年、ヤフーと提携して配信を開始すると『はたらこねっと』へのアクセスは一気に上昇し、事業は加速度的に成長。上場が視野に入った。

Profile

1966年愛知県生まれ。1990年、株式会社地産入社。その後、父が手がけるゴルフサービス会社や英会話スクールなどの運営を手がける。1997年ディップ株式会社を設立し、代表取締役社長に就任。

Contact

ディップ株式会社

東京都港区六本木3-2-1 六本木グランドタワー31F

https://www.dip-net.co.jp/