識学が隅々まで浸透している職場環境なら
ワーキングマザーも管理職として大いに活躍できる

株式会社識学

手塚 はづきHazuki Tezuka

経営推進部 総合企画課 課長

時間の制約があるワーキングマザーこそ識学がフィットする

「女性管理職に活躍してほしいと考えている企業にとって、識学の導入はとても有効だと思います」

入社4ヵ月で経営企画課の課長職に就いた手塚はづきは、そう実感している。

小学5年生の男の子と小学3年生の女の子を育てるワーキングマザーでもある手塚が、管理職を受け入れたのは「識学が浸透しているこの組織ならやっていける」と確信したからだ。

手塚は商社で法人営業を担当後、イギリスの大学院に留学してMBAを取得。結婚を機にスペインに赴任し、経理職として勤務。帰国後、大手IT企業の経理部門にポジションを得た。

当時まだ幼い子どもを育てながら時短で仕事をしていた手塚。時間の使い方を工夫して他の社員と同じ仕事量をこなした。しかし、遅くまで残業している人が偉いとされる会社の風土に疑問を持ち、転職を考え始めたときに識学を知った。

「正直に言うと、最初は宗教や軍隊のようなイメージを抱き、とっつきにくい感じがしていました(笑)。けれどサーベイを受けて、私向きかなと感じたんです。例えば、仕事を効率的に、早く終わらせた人が評価される。働く母親はとにかく時間が限られているんです。何時までに何を終わらせて、次は何をする…と常に段取りを考えながら動いている。だからものすごく時間の使い方がうまくなっていきます。識学にはそんな行動がフィットするんです」

手塚がマネジメントする総合企画課は、売上や予算管理、顧客管理を手がける。識学に入り、前職と大きく違うと感じたのは、仕事の役割と評価の基準が明確である点だ。経理畑を長く歩んできた中で、責任の所在が不明確なためにミスが発生した際、「自分じゃない。相手のせいだ」と責任の押し付け合いが頻発し、うまく回っていないと感じる現場を数多く経験してきた。

識学では、誰がどの部分の責任を担っているかが明らかで、何か問題が生じた際も解決策が即座に提案され、ルール化されて実行に移される。うまくいかない点があれば、ルールを変更するだけ。全てがシンプルだ。

「こうしたルールに則っているので、上司である私が部下の顔色を伺うとか、気を遣うということはありません。間違いを指摘する時も『間違えないためにはどういうルールにしたらよいですか』とヒアリングして改善案を決めていきます。部下の管理も同様で、このメンバーの力をもっと引き出してあげようとか、モチベーションを高めるにはどうしたらよいかなどを考える必要は一切ありません。あれこれと考えあぐねるといった、無駄な時間がないのです」

そうした風土なので、ワーキングマザーとしてはとても働きやすいと手塚は考えている。自分の仕事が終われば気兼ねなく帰宅できる。育児をしていれば子どもの発熱などのハプニングもつきものだが、そんなときも、「どこに連絡をして、どのように対応すればよいか」と常にシミュレーションをしておき、いざというときはその通りに実行する。識学が導入されている職場では、驚くほどシミュレーション通りに物事を進められる。

一方で、ルール一点張りのドライな雰囲気だと誤解されがちだが、決してそんなことはない。社員同士で世間話もするし、プライベートの話題に花が咲くこともある。

「識学のシステムが全体に浸透しているからこそ、気持ち良く仕事ができるのです。自分一人で合理的な手法を通そうとすれば、周囲との軋轢が生じることもあるでしょう。『自分のことばかり考えている』とか『空気を読めよ』とか。でも、組織全体で識学を実行していれば、そうしたこともあり得ません」

だからこそ、ワーキングマザーの活躍機会や女性管理職を増やしたい企業は、識学を導入すべきだと手塚は考える。識学の「効率化」という概念に、時間のオペレーション能力が長けているワーキングマザーはマッチングしやすい。

「環境が整っていれば、彼女たちの能力を最大限に発揮できます。識学はその環境作りに大いに役立つと思います」


インタビュー・編集/青木典子三本夕子    撮影/田中振一