お客様を思って始めた環境整備が、
周囲も自分も変えてくれた

株式会社Surpass 営業部  野口 春菜

株式会社Surpass

野口 春菜Haruna Noguchi

営業部

2017.05.18

「もっと気持ちよく過ごせるオフィスを」の一心で環境整備に取り組む

就職活動中、企業のトイレを利用するたびに、清掃の状態が気になった――と、野口春菜は振り返る。

「清掃が行き届いていないトイレは余裕のなさの表れのようで、企業の魅力を半減させてしまう気がしました。私なら、トイレを使う人がもっと気持ちよく過ごせるようにするのにな、と思っていたんです」

そんな野口がSurpassに入社したのは2015年7月。営業を3ヵ月経験した後、自身の性格はむしろ営業をサポートする側に向いていると考えて、裏方を志願した。

あらゆる業種の営業活動を支援している同社では、社員の大部分を営業社員が占め、そのほとんどがクライアント企業に常駐している。そのため、本社内の環境を「自分ごと」としてとらえられる人は少ない傾向にあった。

野口が入社した当時、ゴミ出しやトイレ掃除といった環境整備は「気付いた人や早く来た人がやる」という暗黙の了解のもとで行われており、全員が業務に追われているとゴミ箱が溢れてそのまま…という惨事も珍しくなかった。根っからのきれい好きである野口は、率先して社内美化に取り組むようになる。

「私にとって、働く場所の整備は業務の一環であり、当たり前のこと。何より、お客様を不快な気持ちにさせたくない、その一心でした」

しかし賛同者は現れず、ふと気付けばゴミ箱は溢れ、会社の備品である文房具を貸し出せば行方不明になり、コピー機は紙切れしたまま用紙が補充されないという状態が続いた。自分にとって大切なことが、他の人にとっても大切であるとは限らない―― そう痛感した野口は、初めて周囲に相談する。

「標語を作る、ゴミ箱を変える、タスクの見える化をするなど、いろいろなアイデアをもらいました。中にはゴミ箱の撤去を勧める人もいて、それもありなのかとハッとしましたね。怒ったり、責めたりするよりも、ちょっとしたアイデアで人を動かすほうが効果的だということにも気付きました」

そこで野口は、大手文具メーカーが提唱する文具の整理術や、トヨタの生産方式に学びながら、遊び心を適度に取り入れた「思わず片づけたくなるような仕組み」を作り始めた。同時に、やってほしいことは根気強く伝え、できたらほめる。さながら子育てのような野口の取り組みは、社員の意識を少しずつ高め、「大切なこと」に共感してくれる社員を増やしていった。

今、掃除は常駐メンバーによる2人1組、週に1度の当番制だ。社外に常駐しているメンバーも、気にかけてくれているのが伝わるという。

「お客様のためになればと思って始めた取り組みですが、私自身にも良い変化がありました。いずれチーム化できる日を楽しみに、少しずつ巻き込む人を増やしていきたいと思っています」


インタビュー・編集/青木典子、藤巻史  撮影/後藤敦司


株式会社Surpassのメンバーストーリー
株式会社Surpass 岡田あさの/藤井利香
岡田 あさの/藤井 利香

株式会社Surpass
SPO事業部プロジェクトマネージャー

Surpassは皆の「ホーム」。 研修を通じて企業文化を共有する

週間アクセスランキング