ボジョレー・ヌーヴォーの解禁日は、毎年11月の第3木曜日午前0時と定められているそうです。2022年は11月17日(木)。ちなみに豆知識ですが、日付変更線の関係で日本では本国フランスより約8時間も早く解禁されるそうです。不思議ですが、ちょっと得した気分です。
ワインの世界は奥が深い。葡萄、地方、つくり手、そして年代をはじめとした様々な要素の掛け算により、無限にも思える味や香りのバリエーションが広がっている世界です。愛好家にはそれぞれにお気に入りのワインや、楽しみ方、思い出の一本が存在していることでしょう。
今回は、ボジョレー・ヌーヴォー解禁日にちなみ、皆さまのワインの話をご紹介します。
五反田でフレンチとイタリアンがベースのイノベーティブ・フュージョンを提供する「Yoshi's High(ヨシズハイ)」オーナーシェフの山内さん。体質的にお酒をほぼ飲まない生活でしたが、開店後、ソムリエ資格の取得をきっかけにワインの奥深さを知ったそうです。
「お客様はワインの知識も豊富。教えていただくことも多いです」と山内さん。「コングスガード シャルドネ ”ザ・ジャッジ” 2020」は山火事の影響で生産量がごくわずかだったものの、先日手に入ったと言います。「ワインの世界も結局は人。関係性が大事です」。
山内さんはソムリエでありシェフ。料理に合うワインを自ら選びます。「私にとって、ワインは楽しむものより、楽しませるもの」。それゆえに、真剣勝負。今日もワインを愛するお客さんがお店を訪ねてきて、新たな関係がそこから生まれているでしょう。
ワインは表現の仕方が難しいと前置きがありながらも、木村シェフは「複雑でありながら男っぽい」ワインが好みだと語りました。最初の一口から最後まで、じわりじわりと変化しながら楽しませてくれるような一本がお気に入りだそう。
ワインに目覚めたきっかけは学生時代のイタリア留学。「普通のレストランのテーブルワインがものすごく美味しかった」と言います。「地域の新鮮なワインをみんなが水のように飲んでいました」。これが木村シェフの原体験になっているそうです。
「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ」。イタリアのシエナに滞在中に産地へ足を運び購入したワインです。「それを旅仲間と広場で飲みかわし、夕日を眺めながら夢を語り合った」。20年以上が経ち、今も互いに夢を追いかけている、そんな想い出の一本です。
「自分の知っているワインとは次元が違いました」。安藤社長がワインに飲めり込むきっかけは1年半ほど前、ブルゴーニュワインのインポーターがソムリエを務めるお店でヴィンテージワインを飲んだことでした。味も香りも別格だったそうです。
今では自宅以外にもワインセラーを借りるほどハマっているという安藤社長。最近飲んで美味しかったワインは「ボノー・デュ・マルトレイ・コルトン グラン・クリュ1972」と「シャトー・ド・ラトゥール クロ・ド・ヴージョ グラン・クリュ1990」。
「昔から少人数でしっとり飲むのが好きだった」と安藤社長。ワインは自分のペースで楽しめる上に、1対1でゆったりと会話を深めるのにぴったりなお酒。交友関係も広がっているそうです。「ワインのあるライフスタイルそのものに惹かれています」と語ります。
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