みんなのメディアLISTEN(リスン)のファウンダーであり、現在も経営者やその会社で働く人々を取材し続けているリスナーズ株式会社 代表取締役CEO 垣畑光哉。自ら経営者であり、toBサービスの提案や導入を数多く経験してきた立場だからこそ、取材中も自分ごととしてその核心に切り込み、スペックや価格の先にある各サービスの真価を引き出すことに努めているのだという。
垣畑が取材する中で、心に残ったサービスに共通しているのは、そのサービスが生まれる背景に、社長の確固たる信念があること。「世の中のこの課題を解決するのは私」という強い想いに衝き動かされるからこそ、新規事業ゆえに立ちはだかる数々の困難やそれまでの既成概念を飛び越えて新たなスタンダードが生み出されていく…。こうした物ごとの核心に触れられるのがリスナー(聴く人)としての本分ともいえるだろう。
そんな垣畑に“思わず誰かにすすめたくなったサービス”を挙げてもらった。
ベンチャー企業向けに組織コンサルティングを行う株式会社JAMさんが、満を持して今年5月にローンチした新サービス、管理職のエンタメ型eラーニング・プラットホーム『 マネディク』。
数百万円から数千万円はかかるとされる組織コンサルですが、管理職育成のベーシックな部分を月々8万円でまかなうことができる当サービスが生まれた背景には、水谷さんの創業時から“組織コンサルを大衆化したい!”という想いがありました。
要は「もしドラ」の大ヒットでドラッカーが一気に広まったように、管理職育成をもっと面白おかしく広めたいということなんですね。これからも週2本ペースで新コンテンツが順次アップしていくそうで、実際の採用担当者さん達が出演するコーナーなど、興味津々な内容が目白押しです。
何を隠そうリスナーズの現在のオフィスはオフィスナビさんによる仲介。検索はネットでも、実際に動いてくれる担当の方は極めて人間味に溢れ、どんな些細なことも相談し易かったのが決め手だったと記憶しています。
その“人間味に溢れる”キャラは、実は社長の金本さん自身が体現されている企業文化だと後に知ることになったのですが、そんな同社が打ち出した新サービスが世の中の役に立たないワケがない!と思えてなりません。
考えてみれば、シェアオフィスやコワーキングスペースがすっかり定着した現在、そこで成長した企業の移転先として従来の賃貸オフィスでは、いろんな意味でいきなり重過ぎる…。そこで、痒いところに手が届くちょうどいい中間点が『サブスクオフィス』というわけですね。
「垣畑さん、モンゴルで一緒に泣きませんか?」と石原さんが意味不明且つ熱心に誘ってくれるので、まずは日本でモンゴル人女性のお二人にお会いしてみたのですが、饒舌な日本語で語られる仕事観や人生観、会社へのエンゲージメントの素晴らしさに驚かされました。
実際に採用ツアーに参加した経営者仲間も「未来のために子供や夫をモンゴルに置いて日本を目指す覚悟や想いに感銘を受け、面接中に何度も目頭が熱くなり、ホテルでまた泣いた。面接をしている側なのに勇気づけられた」とFacebookにコメントしていましたね。
働き方改革が一部で曲解され、アクセルを踏みたいのを躊躇しているうちに「時代が違うから」と知らないうちに熱量を下げてしまっている経営者は少なくないと思います。そんな人こそ、熱い極寒の地へ赴き、日本が忘れかけている“志”に触れてみてはいかがでしょう。人に勧める前に自分が行けよって話ですが…。
学生が直接、企業に訪問してインタビューしてきた企業ストーリーをご紹介します。今まで伝えられなかった学生にとって本当に知りたい企業の情報や魅力をお伝えします。
みんなのメディアLISTEN(リスン)のファウンダーおよびリスナーズ株式会社 代表取締役CEO 垣畑光哉。垣畑に“思わず誰かにすすめたくなったサービス”を挙げてもらった。