「食欲の秋」の季節がやってきました。春夏の日差しを浴びて育った新米をいただく季節であり、栗やさつまいも、梨や葡萄などの果実をはじめとした食材が旬を迎える季節でもあります。想像するだけで自然と食欲が湧いてくるよう。せっかくなら、まだ見ぬ美味しいものとも出会いたいものです。
昔から人は「食」にまつわる話をするのが大好き。これまでに数多の書籍が、美味しい食べ方や美味しいお店を紹介してくれています。きっとはるか昔、私たちの祖先たちも、焚き火を囲んでご飯の話に興じていたのではないか、そんなイメージすら浮かんできます。それならばこの季節の特集は、思いきり「美味しいもの」の話をしたいと思います。
今回は、「食欲の秋」にちなんで、経営者の皆さまの「人生で一番のお店」など食にまつわる話をご紹介します。
大好物は「蒼蠅頭(ツァンイントウ)」。日本では一般的ではないのですが台湾の家庭料理です。「これを知らずに死ぬのはもったいない」と語る阪根社長は6歳まで台湾で暮らし、30歳でアジアンブリッジを起業。以降は台湾と日本を往復する生活を送っています。
お話を伺うと台湾料理、中華料理、日本料理とおすすめのお店の幅は広く、ご自身も週末は料理を楽しんでいるそう。ちなみに先ほどの「蒼蠅頭」は「フージンツリーCOREDO室町テラス店」で味わうことができるみたいなので要チェックです。
「人生で一番のお店」は台湾にある「logy」。台湾の地元食材なども使ったフレンチのお店です。「日本人シェフの田原さんがつくる一皿一皿が本当に美しくて美味しい」という阪根社長は、経営者としてシェフの仕事への向き合い方からも刺激をもらっているそうです。
「その地域に行くときは美味しいと有名なお店に足を運ぶようにしています」と語る津田社長。47都道府県を制覇しているため、初対面の方とも現地のお店の話題で盛り上がるそう。そんな津田社長の人生で一番と思えるお店のひとつが四谷(現在は赤坂)の「三谷」。
「美味しさは、食材だけでなく、なにを料理人が語るか」と津田社長は言います。「三谷」では、まぐろ一つでもそこに至るストーリーやこの瞬間がいちばん美味しい理由を先代が魅力的に語ってくれていたそう。「仕事においても勉強になっていた」そうです。
忙しい日々を過ごす津田社長ですが、食事は「ほっと一息つける時間」。お気に入りはバーミヤンの火鍋。肉と野菜が食べ放題で「この季節の僕はバーミヤンの火鍋でできているくらいです」と笑います。お話を聴いていたら、こちらまでお腹が空いてきました。
学生の頃、ヨーロッパを貧乏旅行していた上村社長がレストランで見かけたオッソブーコ。仔牛のすね肉をトマトや玉ねぎと一緒に20時間煮込むイタリアの郷土料理です。当時は買えなかったので、いまは自宅で自らつくってワインと一緒に楽しんでいるそうです。
「塊肉を焼くのが好き」と話す上村社長。「バックリブをBBQでガッと焼いたり、最近ではラムチョップや和牛も焼いたり」と聞いていると涎が出そうです。「お客さんを招いたときはテーブル一杯に用意した好きな調味料で自由に楽しんでもらっています」。
1日15㎏の肉を焼いたこともあるそう。「シンプルにうまいものを食べたいっていう気持ちだけなんです。そしたら明日からも頑張れますよ」と上村社長は笑います。最後に「丸鶏に冷凍チャーハンを詰めて焼くのもおすすめ」とこっそり教えてもらいました。
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