自分の将来は自分自身で決めるもの。だから本当に何がやりたいのかを考え抜く

株式会社ウェブスマイル 代表取締役 CEO  渡辺 英志

渡辺 英志Eiji Watanabe

株式会社ウェブスマイル

代表取締役 CEO

2016.04.07

素朴な疑問を大人にぶつける好奇心旺盛な子供時代

物心ついた時から、好奇心旺盛な子供でした。何にでも関心を持って、「飛行機はなぜ飛ぶの?」「テレビはどうして映るの?」「自動車はどうして動くの?」というような素朴な疑問を大人たちに投げかけては、困らせていたようです。本当に頭の中は、何に対しても「なぜ?なぜ?」ばかり…。本を読むことが大好きだったので、元々知識欲が強かったせいかもしれませんが、今振り返ってみると、さぞかしやかましい子供でしたね(笑)。

“マーケティング”という言葉に惹かれ、近畿大学の理工学部経営工学科へ進んだのも、経営と工学を合わせて学べば、何かすごいことができるのでは…と考えてのことでした。幼少期の好奇心がルーツとなったのかどうかはわかりませんが、大学生の頃には、様々な疑問の中でも特に「モノを売るためにはどうしたらいいか?」と考えることが習慣となっていました。テレビCMや街の看板を見ては「これは何を伝えたいのだろう? 自分だったらこう伝えるのに」などと、いつも思いを巡らせていました。

大手企業勤務から企業再生までの経験を活かし起業

当時はクルマが好きだったこともあり、大学を卒業した後は、カー用品最大手の会社へ就職しました。新人の配属先といえば、各地の店舗配属が大半だったところを、人事部へ猛アピールして、念願の情報システム部へ入ることができました。入社案内に書かれていた「ITは頭脳だ」「会社のすべての仕組みはITが支えている」というコピーに、IT時代の到来を強く感じたのが志望動機でした。

情報システム部では、人事から会計、顧客、店舗まで様々なシステムの構築に携わることができました。システムというのは、それぞれの現場業務をよく理解していないと作れないのです。ですから、私はグループ100社、社員数1万人規模の会社の仕組みをひと通り理解する機会を得ることができました。また入社当時から退職まで、労働組合の執行委員を務めたことで、労使の話し合いを通じて経営というものを理解できました。 新卒入社からの会社での8年間は私に得難い経験を積ませてくれましたが、2000年頃になると私は俄然インターネットに注目し始めます。目には見えない武器が登場したようで、これは使い方次第ではすごいことが起こると直感し、2004年に当時モバイルに強かったシステム会社に転職しました。そこでは新規事業で、モバイルCRMという携帯電話を使った顧客コミュニケーションを担当したのですが、残念ながら時期尚早だった取り組みは成就せず、事業を閉じるところまで見届けて再び転職することにしました。

後に上場することになるこの転職先では、社長や経営陣に近いベンチャー企業ならではの環境で仕事をし、新規事業の立ち上げやお金を産みだすことの難しさを直接肌で感じる貴重な経験となりました。

その後、ご縁があって、ある企業の会長から、赤字体質だった同社の立て直しを依頼され、事業部長として入社しました。そして1年後に取締役、2年後にはCOO副社長へと職位を上げ、会社全体を見渡せる立場になり黒字化を達成しました。それまでと違い、会社の経営陣として今までにない権限と責任のある経験をしましたが、ここまで来たら、他人がつくった会社ではなく、これまでの経験を生かした自分の会社をつくろう思い、現在のウェブスマイルを創業することにしたのです。

株式会社ウェブスマイル 代表取締役 CEO 渡辺 英志

Profile

1973年、大阪市生まれ。1996年、近畿大学理工学部経営工学科卒業。卒業後、株式会社オートバックスセブンに入社し、小売業とシステム全般に従事。30歳を過ぎて、ネット業界に興味を持ち、テックファーム株式会社へ転職。当時はケータイCRMという概念がスタートしたばかりではあったが、大手企業をクライアントとし、企業におけるケータイCRMを普及。2007年5月、株式会社ウェブスマイルを設立。ウェブとリアルを融合した総合プロデュース事業を展開し、現在に至る。

Contact

株式会社ウェブスマイル

東京都新宿区新宿1-8-1 大橋御苑駅ビル 6F
http://www.websmile.co.jp/

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