仕事は人生そのもの。本気でやれば、世の中だって変えられる
株式会社メディカルネット 代表取締役会長CEO 平川 大

株式会社メディカルネット

平川 大Dai Hirakawa

代表取締役会長CEO

2016.04.07

ビジネスを創る小学生

いつか起業しよう。ビジネスって面白い。僕がそう思い始めたのは、小学生の頃です。大手製菓会社の問屋の存在を知り、かなり安くお菓子が買えると教わったことがきっかけでした。安く仕入れられれば、定価で売っても利益が出ることはすぐに頭に浮かんだのですが、それだけではつまらない。何か、付加価値をつけようと考えました。

うちは、兄を筆頭に新しいものが好きな一家で、最新家電や機器の導入が早い家でした。当時はまだ珍しかったゲーム機も当然、持っていたのです。僕はこれを活かすことにしました。

ゲーム好きな友達を家に呼んで、ゲームセンターで遊ぶと1回100円かかるゲームを、50円でやらせてあげよう。不良に絡まれる心配もなく、お菓子を食べたりジュースを飲んだりしながら快適に遊べるなら、きっと喜ばれるはずだ。そう考えたのです。ちなみに、そのお菓子は例の問屋から安く仕入れたもので、ジュースは缶入りよりずっと安い粉のスポーツドリンクを溶いたもの。もちろん、すべて有料です(笑)。

僕はこの「ビジネス」を小遣いのために起こしたわけではありません。お客さんから得た利益で新しいゲーム機を買い、いわば設備投資をし、さらに顧客を増やす。経営者として夢中になっていたのです。僕の起業魂はこんなふうに形成されたように思います。

リア充とオタクの2足のわらじ

そうこうするうち、僕の興味はしだいにサッカーに向かい始めます。中学校では、全国レベルのサッカー部に入部し、練習に明け暮れるようになりました。ザ・体育会系といった感じの、非常に厳しい部活です。そして同時期、僕は、自分の将来を方向づける趣味を、もう一つ見つけました。

新しもの好きな兄が入手し、早々に飽きてしまったパソコンを譲り受けたのです。それはシャープの「X1 turboII」というハイグレードなモデルで、すぐに夢中になりました。パソコン雑誌を読み込んで簡単なゲームを作ったり、まだ一般化していなかったインターネットで、オタク同士の情報交換をしてみたり…。こうして、サッカー部という花形の部活に入って、今でいうリア充的な学校生活を送る一方で、部活が終わるとパソコン・ゲーム三昧というオタクな生活も送るようになったのです。

中学校の時に始まった、この2足のわらじ生活は大学まで続きましたが、その頃には、社会に出るなら、好きなこと、得意なことで、自分の身を立てたいと思うようになっていました。というか、そうでなければ働けないと思ったんですね。

となると、選択肢はサッカーかコンピューターの2択になります。しかし、大学で所属していたサッカー部は、Jリーガーを多数輩出しているレベルでしたから、自分の才能ではプロは無理だということはわかっていました。そこで、IT業界への就職を決意したのです。


Profile

1973年、埼玉県生まれ。青山学院大学経済学部卒業後、約10年にわたりIT業界でPGやSE、営業などさまざまなキャリアを積む。2005年4月、「医療」×「インターネット」という領域におけるパイオニアである同社へ入社。ソリューションセールス事業部や支社の立ち上げ、 新規メディアの立ち上げを行ったのち、2006年4月に取締役に就任。その後も、HP制作やSEM、販売代理などの新規事業を立ち上げ、2010年12月東証マザーズ上場を果たす。2012年8月より代表取締役社長に就任。2016年8月より代表取締役会長CEOに就任。5年先、10年先の「未来」を常に見据え、新たな価値の創造と既存事業を融合させた「歯科医療領域における総合事業展開」を進めるなど、革新と挑戦を続けている。

Contact

株式会社メディカルネット

東京都渋谷区幡ヶ谷1-34-14 宝ビル3F
http://www.medical-net.com/

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