リスン通信

会社案内の作成で起こりがちな失敗例ランキングと対策

更新日:2019年02月22日

 
会社案内パンフレットの作成において、社内の発注担当者が
 
「やばい…これどうしよう…」
 
と頭を悩ませることは少なくありません。
 
しかし、仕事をする以上、失敗はつきもの。どれだけ細心の注意を払おうが、防ぎようのない事故のようなものもありますし、そもそも人間は完璧ではありません。
 
現在、会社案内パンフレットを作る前に情報収集している方にとっては、失敗を防ぐための記事としてご活用ください。
 
では、ランキング8位から順に発表していきます。お気軽にご覧ください。

8位:納期


 
肩をポンと叩かれて、椅子を半分回転させて振り向くと、眉間にしわを寄せた上司が立っていて、
 
「そういえばさ、新しい会社案内っていつ届くの? 営業チームから、『まだか、まだか』ってしつこく言われてるんだよね」
 
と言われて、額から汗が流れた経験……ありますよね?
 
営業チームや採用チームが会社案内を多用している場合、このようなケースはよくあります。
 
仮に発注先の業者のミスで遅延していても、なぜか怒られるのは発注担当だったりします。
 
逆に、自分のミスの場合は、海よりも深く反省しますよね。
 
納期遅延を未然に防ぐには、各工程ごとに余裕のある締切期限を定めることが大事です。
 
本当は10日が締め切りでも間に合うものも「8日までが最終期限なので、それまでにお願いします」と伝えておくこと。
 
社内の関係者も発注先も、誰も信頼してはなりません。冗談っぽく聞こえますが、真面目な話です。
 
期限は破られる前提で進めるのが、失敗を防ぐための務めです。
 

7位:取材


 
取材担当「えー、御社の強み〇〇にあると思うのですが、この強みはどのようにして確立していったのですか?」
 
専務「いえ、〇〇が強みだったのは10年前です。今は、××が強みです。この××は……」
 
勉強不足な取材担当の方や、失礼なことを言ってしまう取材担当の方によって、立ち会っている自分の肝がキンキンに冷えることってありますよね。運が良いと、ホントにいい仕事してくれます。
 
このような失敗を未然に防ぐには、可能な限り事前に質問内容を確認しておくことが大事です。
 
また、逆に、「聞いてほしくないこと」もリストアップして事前に共有しておくのもアリです。
 

6位:予算


 
会社案内パンフレットのデザインや原稿も確定し、ようやく納品までこぎつけてから、業者さんから衝撃の一言。
 
「印刷費は納品後に請求書をお送りしますね」
 
「え!印刷費は別途だったの?!」
 
よくよく見積書を見返すと、備考欄の中の一文に、『印刷費は発注数に応じて別途御請求させていただきます』との文字。
 
「やばい…だから、他の業者よりも格安だったんだ…」
 
と後になって嘆くケースがあります。
 
これを未然に防ぐには、見積の内容を確認した上で、必ずこの質問をしましょう。
 
「会社案内パンフレットの納品までにかかる費用の御見積になってますか?」
 
また、この質問も有効です。
 
「見積金額に変動が生じる可能性のある項目はありませんか?」
 
たとえば撮影日数が想定よりもかかってしまった場合、別途請求されたりなどのケースも考えられます。
 
よって、「見積金額に過不足はないか」「見積金額から変動することはないか」を事前に確認しておきましょう。
 

5位:原稿


 
原稿は、①自分で書く、②外注する、③社内の担当に依頼の3パターンあります。
 
自分以外の人が書く場合、コントロールできないことも多いですよね。
 
大声では言えませんが、
 
「え…取材時の話とまったく違う内容の原稿が上がってきたんだけど…」
「おいおい、ウチの役員クラスでこの文章力は、世間に公表できないぜ……」
 
みたいなことも往々にしてあります。
 
いずれにしても、これらを未然に防ぐには、以前に執筆した文章の実績を調べておくのが大事です。
 
せっかく外注したのに書き直すのは、ある意味、バクチですが…事前に以前利用したことのある人から評判を調べておくことをオススメします。
 

4位:デザイン


 
「え、なにこのイラスト…狂気を感じるよ…」
「何十年前のテイストだよ…これは修正できるレベルじゃない…」
 
実は……つい先日、『会社案内』ではないのですが、発注先から上がってきたデザインにおいて、弊社でも似たようなことがありました。
 
デザインのイメージについて類似する写真を探して、「こんなイメージでラフを作ってください」と伝えていたのですが、まるで似ても似つかないものが上がってきたのです。
 
「デザイン」というクリエイティブでフワッとしたものは、人によって感じ方が様々です。
 
これも原稿と同様に、デザイン担当者の以前の制作事例を参考にして、ミスコミュニケーションが生まれなさそうなところを選んでおくしかありません。

■関連記事:おしゃれでかっこいいデザインの会社案内PDF【21選】
 

3位:コンテンツ(多すぎor薄すぎ問題)


 
『会社案内のコンテンツの量』の調整は、とても悩ましい問題です。
 
事業内容が多い会社や、会社案内を使うチームが多い会社だと、それぞれの思惑によって、コンテンツが多すぎたり、逆に、すべてに使えるように少なくなったりします。
 
会社案内のコンテンツを適量にするには、使うチーム毎によって、「読み手」や「目的」も違うので、それぞれにコンテンツを作るのがベストな選択です。
 
なので、「営業パンフレット」と「採用パンフレット」を分ける企業も少なくありません。
 
コンテンツ多すぎ問題を防ぐには、『会社案内を分ける』という方法がよいでしょう。
 

2位:社内調整


 
「こっちの事業部の説明は多くない? ウチの事業部の最新の製品も含めてよ」
「こんな写真ばかりじゃなくてさ、もっと文章書こうぜ」
「いやいや、文章なんか誰も読まないって。イラストと写真でもっとわかりやすくしてよ」
 
会社案内を作るときに、関係者が多くなればなるほど、また、利害関係が一致していない関係者が増えれば触れるほど、このような声が聞こえてきて、社内調整が困難になります。
 
「オレがすべてを決める!」
 
という独裁者のような存在がいれば助かるのですが、最後に紹介する『ランキング1位の問題』を起こしがちなので、こちらも注意が必要です。
 

1位:使われない


 
最も切ない結果がランキング1位になりました。
 
が、これは2位から8位までの失敗をすべて回避しないと、必ず陥ってしまう失敗パターンです。
 
会社案内を作ることに全然協力してくれなかった現場の人たちから
 
「あの会社案内使えないんだよね」
 
って言われたら、さすがにカチンときますよね。
 
そのような不幸な結末を防ぐための方法について、全身全霊で書いた記事があります。
 
■関連記事:会社案内パンフレット制作|『社内で使われない問題』を防ぐためのポイント
 
ぜひ1位の結末に辿らないよう参考にしていただけますと幸いです。