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AIもロボットも怖くない?!社会を支えるネットワークエンジニアの可能性

更新日:2017年05月17日

日常生活に必要なサービスを陰から支える「通信インフラ」。スマホからのSNS投稿やコンビニATM、駅の自動改札機、空港の受付システムなど、その役割は社会にとって大きい。
この通信インフラの設備に特化し、企業のネットワーク設計、構築、運用、保守を中心としたネットワークインテグレータ事業を展開しているのがネットビジョンシステムズ株式会社だ。

同社は2016年、エンジニアを育成する「ネットビジョンアカデミー」を開校した。未経験者からインフラエンジニアを育て、資格取得や就職までをサポートする。同社の紹介による就業を前提とした場合は、誰でも無料で受講することが可能だ。スキルアップしたい個人向けの有料講座や、企業向けのネットワーク研修も行っている。
開校からまだ日は浅いが、卒業生の技術力は高く評価され、企業研修も好評だ。

AIもロボットも怖くない?!社会を支えるネットワークエンジニアの可能性/ネットビジョンシステムズ株式会社/ネットビジョンアカデミー

「ネットビジョンアカデミー」の専任講師を務める飯塚寛也は、同アカデミーの教育体制に確かな手ごたえを感じている。

「未経験者は、まず、ネットワークエンジニアの登竜門である『CCENT』、『CCNA』などの資格を目指します。この資格を取得すれば、実践で役立ちますし、現場での信用度も高まります。当社の企業研修は、研修環境が整っていない会社からの依頼が多いのですが、クライアントの求めるレベルに合ったカリキュラムを組んでいます。『1ヵ月でCCNAを取らせてほしい』など、研修内容をカスタマイズできる点でご好評いただいています。『御社のような会社を探していた』と感謝の言葉をいただきます」

AIもロボットも怖くない?!社会を支えるネットワークエンジニアの可能性/ネットビジョンシステムズ株式会社/ネットビジョンアカデミー

ネットビジョンアカデミーの理念は、「未経験者を一流のエンジニアに育てる」こと。IT業界は技術の進歩が著しいにもかかわらず、慢性的なエンジニア不足に陥っており、飯塚自身も危機感を抱いている。例えば、通信システムにおける4Gから5Gへの変換作業、IoTの普及に伴う通信システムの構築、来たる東京オリンピックに向けてのシステム整備、セキュリティエンジニアなど、高い需要が見込まれる。そのため、未来の通信インフラを支えるエンジニアの育成には大きな社会的意義もあるととらえている。

「一流のエンジニアを育てる」ため、同社のカリキュラムは「実践」に重点を置いている。講義の後半には、実際のネットワーク機器に触れ、コマンドを打つなど、実習の時間を必ず設けている。実習を取り入れたエンジニアスクールはまだ少なく、同社の強みでもある。未経験者でも、受講後は基本的なネットワークの設定が1人でできるようになるという。

「座学だけではなく、実際に機器に触らなければ、現場で役立てることはできません。学んだことを身に付けるには自分で経験することが大切。その成果として、受講生は皆、実機試験に合格していますし、現場での定着率も上がりました」

その一方で、飯塚が重視しているのは「アウトプット」を中心としたコミュニケーション力だ。多くのエンジニアは話すことが苦手な傾向にあると実感していたため、相手にわかりやすく説明できる話し方や、自分から相手に働きかける力を養うプログラムも組み込んだ。
現場では上司やお客様、違うチームのエンジニアへ状況を説明しなければならない場面が多々あるからだ。技術力に加え、説明力を兼ね備えてこそ、一流のエンジニアとして活躍できると考えている同社ならではのカリキュラムだ。

AIもロボットも怖くない?!社会を支えるネットワークエンジニアの可能性/ネットビジョンシステムズ株式会社/ネットビジョンアカデミー

現在、エンジニア兼講師として活躍する飯塚も、異業種からの転身組だ。大学卒業後、携帯電話の販売員として働いていたが、「手に職をつけたい」と考え、ネットビジョンシステムズに入社、未経験からエンジニアを目指すことに決めた。基礎的な資格を取得後、当時、社内では20代で上級資格の『CCNP』を取得した者はいないという話を聞くと、「俺が一番先にとってやる!」と一念発起。飲み会の誘いも断り、通勤中や帰宅後の時間を利用しながら勉強を続け、短期間で合格を果たした。その姿勢が社長である中塚の目に留まり、講師を任されることになった。

「AIの登場もあり、『将来、仕事がなくなるかも』と不安な人も多いと思います。そう考えたときに、手に職があれば、自分で人生を切り開いていくことができます。ネットワークエンジニアは、一般的なイメージよりもずっとクリエイティブですし、人間力も問われる仕事。自分が創ったネットワークが、実社会で運用されているのを見ると、誇らしくもあり、使命感を抱きます」

今後は、スクール事業の拡大に伴い、上級向けの講座を増やすなどレベルアップを図りたいと語る飯塚。自身も難易度の高い国際資格『CCIE』にチャレンジし、スクールのイメージを上げていきたいと意欲的だ。

「ネットワークエンジニアは社会貢献度が高い、素晴らしい仕事だと思っています。活躍の場もたくさんありますし、自分の可能性が広がります。未経験者も1から指導し、即戦力となれるよう、サポートします。長く働き続けたいと考えている人は、ぜひチャレンジしてほしいですね」

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