お客様からの「ありがとう」をもっと大きくするために、ココザスを大きくしていきたい
株式会社アイドマ・ホールディングス
クラウド・セールス事業部 コンサルティング課 統括マネージャー
田崎 勇佑 / Yusuke Tazaki
現在、アイドマのコンサルティング課でマネージャーを務めている田崎勇佑は、まだオフィスが雑居ビルの1室だった設立間もない頃から、この会社の変遷を見続けてきた。
2008年に電話営業のアルバイトとして入社し、2012年に正社員へ登用。
以降、コールセンター管理、営業、責任者など、さまざまな業務・ポジションを経験し、かかわってきた企業は500社以上にのぼる。
現在所属しているコンサルティング課は、顧客の効果的な営業活動を提案し、売上アップに貢献するのがミッションだ。
5人のチームメンバーとともに、戦略策定などに励んでいる。
「営業部門に配属されていたときと比べ、お客様と接している密度が高くなり、お客様への思い入れは一層強くなりました。だからこそ、常に価値を与えられる存在でいなければなりません。知識量や経験値はもちろんですが、『伝え方』はとても大切。ただマニュアルどおりに伝えるだけでは薄い内容になってしまうので、相手の状況や課題に応じて、企業毎にしっかりと価値を感じていただける伝え方を意識しています」
その考え方を学んだのは、営業職だった新人時代。
商談相手である企業の経営者に対して身構えていた田崎は、なかなかスムーズに話を進めることができずにいた。
しかし、「経営者である前に一人の人間なんだ」と考えるようになってからは、緊張がほぐれていき、ときには自分自身の話を交えながら会話のキャッチボールができるようになった。
「一人ひとりの相手と向き合う重要さ」を実感した瞬間だったという。
今では社員数が増え、組織体制が確立されているアイドマだが、田崎の入社後しばらくは仕組みも制度も定まっておらず、田崎自身もノウハウの蓄積に貢献してきた。
たとえば、セールストークのブラッシュアップ。
営業マネージャー時代、顧客からの質問や相談にその場でうまく応えられないケースが意外と多く起きることに気付き、ケーススタディを毎週実施。
「一人では出せなかった答えも、全員が知恵を出せば解決できる」と考えた田崎は、議事録をストックにしてナレッジ化し、営業活動のクオリティアップを実現した。
そんな田崎にとってターニングポイントとなったのは、あるお客様とのやり取りの中で、出てきた代表の三浦からの言葉だった。
「業界を限定した営業活動を希望されるお客様がいらっしゃり、要望に従ったものの、成果が出ずに苦しんでいました。そのとき、代表の三浦から『お客様から言われたことをただ実行するのではなく、業界を広げてアプローチをする可能性やメリットを用意して、提案するのがコンサルタントの仕事だ』と言われたんです。ただ要求に応えるだけでなく、お客様にとって価値があることを提案することが自分の仕事なんだ、と気付かされました」
2019年で、アイドマに入社して10年が経つ田崎。
この10年間で厳しい時期や挫けそうなこともあったが、乗り越えた経験が今の自信につながっている。
田崎が見すえる未来には何が映っているのだろうか。
「取引の有無は問わず、本当の意味でお客様のパートナーになりたいです。そのためには、自社サービス以外のご提案もしますし、持っている情報は惜しみなく伝えていきます。できるだけご要望にはお応えしつつ、最適な提案をする。経営における伴走者のようなコンサルタントを目指していきたいです」
インタビュー・編集:堤真友子 西野愛菜/撮影:鈴木愛子
お客様からの「ありがとう」をもっと大きくするために、ココザスを大きくしていきたい
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すべての組織は”人”の集合体。新しいことに携わり続けるために、”人”のスペシャリストになりたい
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