「派遣」業務の拡大を担い、マケレボ社員たちのキャリアの可能性を広げる

2023/02/27

最新ストーリー社員_マケレボ人

西澤祐介 / Yusuke Nishizawa

株式会社マケレボ
第3営業部サブマネージャー

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マケレボを辞めず、他社で新たな経験を積むチャンスを提供

「僕の仕事は、マケレボの社員たちが選べるキャリアの幅を広げることだととらえています。もしマケレボの仕事が自分に合わないと思っても、マケレボを辞めることなく新しい仕事にチャレンジできるように」

そう話すのは、マケレボが手がける「派遣」サービスを統括する西澤祐介だ。

マケレボは主力事業であるテレマーケティングやフィールドセールス（訪問営業）以外にも、クライアント企業のニーズに応じてさまざまなサービスを提供している。「派遣」もその一つだ。

派遣している職種はさまざま。クライアント企業内で運営しているコールセンタースタッフのほか、事務職、営業職、システムエンジニアなども送り出している。

クライアント企業から「こんな人材を派遣してほしい」とオーダーを受けると、マケレボ内でマッチしそうなメンバーを探し、「この企業のこんなポジションで働いてみないか」と提案。そのメンバーが興味を示したらクライアントと面談の場を設け、採用が決まると派遣契約を結ぶ。

マケレボでコールセンタースタッフとして働いていたあるメンバーは、「今の仕事も嫌いではないけれど、事務の仕事をしてみたい」と考えていた。その話を耳にしていた西澤は、あるクライアントから事務スタッフの派遣オーダーを受けた際、提案すると、そのメンバーは快諾し、事務職として派遣就業した。

「そのスタッフからは『やりたかった仕事ができ充実してます』と報告があり、派遣先企業からは『活躍してくれている』と高い評価をいただきました。もちろんマケレボの売上にもつながっている。まさに3者にとってWIN-WIN-WINの関係が成立したのです。こんな事例をもっと増やしていきたいですね」

キャリアの「選択肢」を広げてあげたい

現在、マケレボからクライアント先へ派遣されているメンバーは名古屋・静岡・東京で稼働している。西澤は名古屋拠点におり、日々メンバーの近くで様子を見守ることは難しい。そこで、定期的に直接面談を行うほか、Zoomや電話を使ってコミュニケーションの機会を設け、「今どんな状態か」を把握するよう努めている。

しかし、メンバーからは「大丈夫、うまくいっている」と報告を受けていても、クライアント側からそのメンバーの仕事ぶりがマイナス評価されていたり、問題点を指摘されたりすることもある。西澤にとっては、メンバーに正直に本音を話してもらい、問題に早期対処することが課題となっている。

「『もっと頑張れ』とは言わないようにしています。僕がそう言えば、メンバーは『頑張ります』としか返せなくなってしまう。心の内を素直に吐き出せなくなる。だから、『今の業務、自分に合っていると思う？』といった投げかけをし、希望するなら派遣契約を終了する選択肢もあることを伝えます。その仕事を辞めても職を失うわけじゃない。マケレボに戻ることができるんですから」

西澤は、マケレボ社員たちがさまざまなキャリアを選択できるようにしたいと考えている。

「マケレボに興味と意欲を持って入社してきても、思うように活躍できず『自分に合っていないのでは』と感じる人もいるでしょう。あるいは成果を挙げていても『別の会社を見てみたい』『別の仕事を経験してみたい』と考える人もいるはず。そんなとき、マケレボを辞めずに『派遣』というスタイルで新しいチャレンジができるように、機会を増やしたい。そのためにも、派遣事業の拡大を目指します」

西澤はクライアント企業の総務・人事部門だけでなく、派遣メンバーが配属される部門の課長や部長とのコミュニケーションにも神経を使う。人材ニーズが発生した際、真っ先に「マケレボに依頼しよう」と思ってもらえるよう、信頼関係を築いている。

最近では、今まで取引がなかった部署や拠点からオーダーを受けるケースも増えている。

「マケレボのメンバーたちに、社外で新たな経験を積んで成長してほしい。その経験を通じてスキルやノウハウを磨き、マケレボ内にも展開してくれればうれしいですね」