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「人」「食」「社会貢献」を起点にビジネス総合力を身に付け、即戦力として活躍
須田 亨妃 / Yukihi Suda
日本レジリエンス株式会社
代表取締役
日本レジリエンスは、サイバーセキュリティリスクとメンタルヘルスリスク、二つのリスクを軸として、企業の課題解決のお手伝いをしています。主なサービス内容としては、「Webサイトを守るサービス」「企業研修」「顧問契約」があります。
Webサイトを守るサービスでは、最初に「SecurityScorecard」というセキュリティ測定ツールを使って、お客様のWebサイトがどのような状態にあるのかを測定します。「攻撃者からの狙われやすさ」を数値で表すことのできるこのツールは、サイバーセキュリティのリスクを測定するうえで重要とされる指標をすべてカバー。全世界で1,200万社以上の企業が継続的に評価を受けている、非常に信頼性の高いツールです。
この「SecurityScorecard」によって明らかになった脆弱性について、株式会社アイロバの開発した「BLUE Sphere」というセキュリティサービスを使い、Webサイトを守ります。
企業研修事業では、社員のリスク感性向上・セキュリティ人材の育成・メンタルヘルスの不調解消・モチベーション向上・セクハラ/パワハラ防止などに関する研修を提供。お客様が抱えている課題に合わせて、フレキシブルに研修内容をカスタマイズします。また、組織風土を改革するプログラムもご用意しています。
顧問契約に関しては、外部リスク顧問というかたちで、オンライン相談や社員教育、リスクレポートなどに対応します。オプションとして、商談同行もさせていただきます。
弊社が大切にしているのは、「数値化する」ということです。信頼性の高い測定手法を用い、エビデンスのある診断結果をお出しします。Webサイトのリスクについてはもちろんのこと、社員のエンゲージメントや幸福感、職場の風土といった目に見えない側面についても定量化し、根拠のある数値を算出。その分析結果を基に個別具体的なアプローチを考え、研修やプログラム、クラウドサービスなどで課題を解決していきます。
単にサービスやプログラムを導入しさえすれば、それだけで課題が解決するというものではありません。「現在地」を明確にするからこそ、安心・安全という目的地にたどり着くことができると考えています。
世界に比べると、日本はリスク教育が非常に遅れています。今後は子どもたちへリスク教育を提供していきたいと考えています。例えば、スマートフォンひとつ持つにしても、いったいどんなリスクが伴うのか、そのリスクに対してどう対策を打てばよいのか、そしてどのようにPDCAを回していくのか。誰もが自分で考える力を身に付けることが、とても大切です。
教育を通して、リスク感性の高い文化を醸成していきたい。いきなり学校の授業に取り入れてもらうのは難しいでしょうから、まずは自治体などと連携して、課外授業のようなかたちで任意に参加できるものを提供したり、保護者のみなさま向けのセミナーを開いたりできればと考えています。
公開日:2022年11月7日
インタビュー・執筆:稲田和絵/編集:室井佳子
撮影:田中振一
「人」「食」「社会貢献」を起点にビジネス総合力を身に付け、即戦力として活躍
BtoB特化のマーケティングと営業DXという希少価値の高い領域で 企画から実装まで手掛けるプロ集団
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