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ストーリー代表・CEO

従来の税理士の枠を越えた経営サポートを展開する税理士の異端児

代表_菅原事務所

税理士のブログで人気ランキング1位、
勉強会への参加者はのべ3,000人以上

社労士、公認会計士、司法書士、行政書士、FPなどとの
チーム体制で、企業経営をトータルに支援

菅原経営株式会社/菅原由一税理士事務所
CEO/税理士
菅原 由一 / Yuichi Sugawara

クライアントの8割以上を黒字化に導く

「法律・制度を駆使した資金調達の専門家」を掲げるSUGAWARAMANAGEMENT GROUP(SMG)。「菅原由一税理士事務所」が税務手続きや税務調査対応を、「菅原経営株式会社」が資金繰りに関するコンサルティング、セミナー、会社見学会、講演会などの企画運営を手がけている。

代表を務める菅原由一は、ブログ『菅原由一の経営のヒント』が税理士ブログの人気ランキングで第1位を獲得している税理士・経営コンサルタント。多くの企業を見てきた経験から、企業が廃業に追い込まれる主な理由を次のように分析している。

「経営者が『経営』をしっかりと学んでおらず、成り行きで経営してしまっている。数字に苦手意識を持ち、数字から目を背けてしまっている。会社経営に必要な法律知識を知らず、損をしている――経営が傾く原因の9割は内部の問題にある。それは経営者の問題でもあると思うんです。資金繰りの知識がないと、赤字会社だけでなく黒字会社であってもどこかのタイミングで資金繰りが厳しくなり、経営が厳しい状態に陥ってしまいます」

SMGは、クライアント企業の8割以上を黒字化に導いた実績を持つ。

特に強みとするのが、「資金繰りコンサルティング」。一般的な会計事務所では貸借対照表と損益計算書を1~2ヵ月遅れ、もしくは決算時にしかお客様に渡さないが、SMGでは毎月翌月10日に月次決算が完結する仕組み作りを提供している。現状をできるだけリアルタイムで把握し、PDCAサイクルを回す仕組みを構築することによって、多くの赤字企業を黒字体質に変化させてきた。

月次決算の際に顧問先に提供する月次決算報告書は今後の資金の流れなども分析しているため、銀行からの評価も高く、その報告書を銀行に提出するだけで融資が実行されることが多い。

SMGでは融資の専門家が、銀行、日本政策金融公庫と定期的に情報交換。金融機関の本音をつかむことで、これまで実行困難と思われる融資を実現してきており、銀行融資は95%以上成功に導いてきた驚異的な実績を持つ。

SMGには、税理士だけでなく、社会保険労務士、公認会計士、ファイナンシャルプランナー、補助金・助成金の専門家などが揃い、専門家チームでお客様をサポートすることをコンセプトとしている。

「例えば、税理士と社労士、別々に依頼をしていると、ムダが起きることがあるんです。税理士が節税対策をすれば社会保険料が上がり、それとは逆に社労士が社会保険料の削減を図ると税金が上がるといったようにです。だから私たちは、税理士と社労士が組むことで、最善のバランスでのコスト削減策を提案しています」

このほか、補助金・助成金の獲得、事業承継、相続対策、創業、M&Aなど、幅広い課題に対し、その分野に強いメンバーがチームを組んで支援を行っている。

さらにはITも得意。菅原はGoogle、チャットワーク、会計ソフトのセミナー講師も手がけており、まさに税理士の枠を超えたこれからの時代の経営コンサルタントである。

クライアントの多くは30代~40代の若い経営者。起業家をはじめ、家業を引き継いだ2代目や3代目もいる。起業3~4年を経た頃、「立ち上げ当初に依頼した税理士では、問題が改善できなかった」とSMGに相談に来るケースが多いのだという。

挫折を経て取得した税理士資格。しかし「あり方」に疑問を抱く

菅原は、三重県鈴鹿市に生まれた。小学2年生からサッカーを始めたが、身長が低く足も速くない、チームの中では埋もれてしまいそうな少年だった。そこで、幼いながらに、ある作戦を考えたという。まともに勝負したら勝てないので、人と違う動き、ポジションを取ろうというものだ。例えば、皆がボールに寄っていくのに対し、あえてボールから離れる。人のいないところにポジションを取る、など。するとチームの監督から「お前はポジショニングが抜群だ」と認められ、常にトップチームの主力選手で活躍することになる。

「正面からぶつかっては勝てない勝負なら、違う角度から攻めて勝つ」――そのとき根付いた人と違うポジションを取る考え方は、のちに税理士になっても発揮されることになる。

高校時代は友人とロックバンドを組み、ドラムを担当。X JapanやBOØWYのカバー演奏を好んだ。しかし、勉強をまったくしない学生生活を送ったため、大学受験では志望校すべてに落ちる。さすがに危機感を抱き、卒業後は勉強にまい進することを決意した。

父の職業である税理士を自身も目指すため、簿記の専門学校に入学。以降は猛勉強の日々を送る。どうやって勉強をすればいいかすら知らなかったので、まずは勉強の仕方から勉強した。友人たちが皆、大学で彼女ができたり車で遊びに出かけたりして青春を謳歌している中、勉強の毎日を過ごすことになる。

26歳で父が経営する税理士事務所に入社し、実務経験を積みながら勉強を続け、29歳で税理士資格を取得。父と一緒に法人化し、のちに代表に就任した。しかし、経験を積むうちに「これまでの延長ではいけない。スタイルを変えていかなければ」という想いが芽生えた。

「税理士の業界に入って、がっかりしたことがあるんです。それは、お客様が赤字申告だと税理士がホッとするということ。黒字だとクライアントは税金を払うことに不満を持つ。でも、赤字申告なら文句を言われないので、税理士は内心安堵するんです。いや、それはおかしいだろう、と思いました。本当にクライアントのことを考えるなら、黒字化を支援して、達成を喜ぶのが当然じゃないか、と」

しかし、収益アップを支援するとなると、税理士の知識だけでは足りない。菅原は、経営のアドバイスもできる専門家になろうと決意した。

第一にはお客様に喜ばれるためだが、他にも理由がある。税理士には一流大学出身者が多く、高学歴がお客様に信頼感を与える。学歴のない自分が選ばれるためには、税理士だけでない価値を付ける必要があると考えた。小学生時代にサッカーでそうしたように、税理士業務だけで真っ向勝負をするより、自分ならではのポジションを持つことが得策と判断したのだ。

生の経営情報を集め、自分で実践。成功ノウハウを蓄積

10年間父と一緒に経営をしていた税理士法人を退社し、36歳で経営コンサルティング会社を設立した菅原。「経営のプロ」になるために、関連のビジネス書を読むのはもちろん、「生」の情報収集に奔走した。

実績を挙げている会社を数百社訪問し、税務の話だけで終わらせず、どんな経営をしてきたのかを聴き出した。参加者を集めて優良企業の見学会を企画し、経営者の話を直接聴く機会も設けた。企業の現場で働くスタッフからも情報を集めた。

こうして、企業経営の「成功」と「失敗」のパターンを自分の中に蓄積し、ノウハウ化していった。

単に知識を付けただけではない。「他人から借りてきた言葉をそのままお客様に伝えても響かない」と、成功している会社の取り組みを自社でも片っ端から実践した。クレドを作ったり、社員とランチ面談をしたり、新しい給与制度を導入したり。効果があったものもなかったものもあるが、その経験をレポートにして、セミナーでも伝えている。

2009年からは、毎月、経営者のための勉強会『成功する為の経営者塾』を開催。これまでの参加者はのべ3,000名を超える。ラジオの経営番組でレギュラーコメンテーターを担当するなど、メディアにも活動範囲を広げている。

これまで300回以上、セミナーで講演を行ってきた菅原。実は子どもの頃は、授業中に本読みをさせられるとぶるぶる震えてしまい、「泣いてるの?」とからかわれるほど、人前で声を出すのが苦手だったという。それでも、「得た知識を伝えなければ」という想いでセミナー開催に踏み切った。

「結構、自分を追い込むのが好きなんです。苦手なことにもチャレンジしなければ、と。でも、不安でたまらなかったので、台本をしっかり覚えて臨みました。ところが、壇上に立ったらすべて飛んでしまった(笑)。それで開き直って自分の言葉で話したら、思いがけずウケたんです。自分の言葉でいいんだな、と自信が付きました。それに、コンプレックスだった『学歴がない』が、意外とプラスに働いています。難しい言葉を知らないから、使わない。だから『話がわかりやすい』と言っていただけるんです」

あるとき、セミナー受講者から「ここ10年で受けたセミナーで一番面白かった」と言われた。「フェラーリは経費で落とせるか?」など、興味を引くテーマを取り上げるのに加え、書籍やラジオでは絶対に言えないような「タブー」も包み隠さず話す。そんなスタイルが、受講者から好評を得ている。

今後は、企業の上場支援、海外進出支援などにも取り組む方針。また、SMGのビジョンでもある「仕事を生きがいと感じられる環境作り」を推進したいという。経営者に提案やアドバイスを行うことで、働く環境の改善につなげる。それによって、働く人々がストレスを感じず、生き生きと仕事に取り組める社会を作りたいと考えている。

「ほとんどの社長は、社員を幸せにしたいと願っています。でも、その想いは社員に伝わっていないことが多い。だから両者の間に立ち、橋渡し役を担っていきたいと思います。経営者のパートナーとして信頼を獲得し、経営の専門家チームの会社として、『日本一』を目指します」

リスナーの目線

ぱっと見の印象は「年齢不詳のおしゃれなお兄さん」。ところが、地道な勉強や情報収集活動のお話を伺うと、まるでストイックな修行僧のよう。「朝3時50分起床」を7年続け、仲間からは「習慣化の天才」と呼ばれているのだとか。毎日更新するブログ記事はすでに1,800本以上。常に新たなブログネタを探すことで、アンテナの感度が高まり、より多くの情報を得られているとのことです。経営者たちから頼りにされるのもうなずけます。

インタビュー・編集/青木典子田中亜希 撮影/出島悠宇

Profile

1975年、三重県生まれ。2004年、税理士試験合格。2009年、菅原会計パートナーズ税理士法人・代表税理士に就任。2011年よりラジオ番組の「経営の要諦」を担当。2012年、株式会社リクストコンサルティングを設立し、代表取締役に就任。菅原税理士事務所・名古屋オフィス開設。

全国税理士人気ブログランキング第1位獲得『経営のヒント』を毎日更新中。

「成功する為の経営者塾」を毎月開催。セミナー講師年間50回以上。

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