
真面目におもしろいことをしよう!企業のビジネスが輝くような“世界観(ストーリー)”を世に展開し、顧客とのコミュニケーションを力強く後押しする
株式会社ReStart
代表取締役社長
木村 悠 / Yu Kimura
「チャレンジを応援する」をコンセプトに、ダイエットサポート事業、ボクシングファン向けのオンラインコミュニティー運営、セカンドキャリアに悩むアスリート向けの研修・講演事業などを提供しています。
ボクシングレッスン指導をしたり、栄養指導者による食事指導を行ったりといった内容がメインです。
弊社では、ボクシングレッスンに特化した指導を行っていることが、一つの大きな特徴です。
元ボクシング世界チャンピオンである私の経歴を活かし、レッスン内容にボクシング要素を反映しています。ボクシングのレッスンは、通常対面で行うことがほとんどですが、弊社はほぼ100%オンラインで完結するレッスンを提供しています。このような企業は、現時点で弊社以外にはないと思います。
またダイエットにおける食事指導の面でも、独自のメソッドを提案しています。減量やボディメイクを扱う企業では、炭水化物をなるべく避けるように指導することが大半です。しかし弊社では、炭水化物の中でも「白米は積極的に摂取してもよい」と提唱しています。
2021年7月に出版した書籍『ザ・ラストダイエット』に、ダイエット中に白米を食べることを推奨した内容を記載したところ、女性を中心に大きな反響がありました。減量に白米はタブーという意識が根付いてしまっている世の中で、「お米を食べても痩せることができる」というメソッドを扱っているのは、かなり珍しいのではないかと思います。
私は、プロボクサー時代、会社員と並行して選手活動をしていました。引退後は、1~2年で会社を辞め、個人事業主として活動を開始。仕事量の増加に伴い、法人化の必要性を感じて起業に至りました。
現役時代に減量とダイエットの成功体験があり、それを活かして人の役に立ちたいという想いが以前からあったことが、起業理由の一つです。現在は個人事業主として活動していたときの延長線上のような仕事内容ですが、法人化したことでオファーの規模が個人から企業単位へと広がってきています。
プロ時代に会社員と選手活動を並行していたのは、ファイトマネーだけでは生活を支えることができなかったから。実際、私のように会社員兼ボクシング選手というスタイルで活動している人は少数派です。
その要因の一つとして「会社側の理解が得られない」ことが挙げられます。そのため多くの選手は、アルバイトをしながらプロ活動をし、引退後は社会人経験の少なさとロールモデルがほとんどいないことから、キャリア構築に苦戦しがちです。うまく社会進出ができずに悩む人も多くいます。
そういった選手たちを助けたい想いと、ダイエットブームといった時代の流れを反映し、現在のサービス内容に至りました。
現役ボクサーが選手活動をしながら、会社員として働ける雇用体制を整えていきたいです。
もちろん現役選手だけでなく、引退してセカンドキャリアに悩んでいる人の雇用も視野に入れています。企業として派遣事業の資格を取得し、選手と企業のマッチングをさらに強化していくつもりです。
ダイエット関連では、白米が減量でタブー視されている現状を変えたいと考えています。近年、若者を中心にお米を食べる人が減って寂しく感じています。事業を通して「お米を食べても減量できる」ことを、世の中にもっと浸透させていきたいですね。
インタビュー・執筆:岩本彩/編集:浜田みか
真面目におもしろいことをしよう!企業のビジネスが輝くような“世界観(ストーリー)”を世に展開し、顧客とのコミュニケーションを力強く後押しする
フリーランスを活用する企業のリアルな声を、事業開発に活かす新しい営業職
2年間で4つの新規事業を担当。「ゼロから創る」へのチャレンジを続ける
自らの成功法則を惜しみなく伝え 結果の出せる営業部隊を創造する
タグ