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ストーリー代表・CEO

「PRODUCE NEXT ~しあわせな未来を、共に拓く~」IPOを目前に控えたコンサルティングファームが描く未来図

最新ストーリー代表_株式会社ライズ・コンサルティング・グループ

現代社会における最大論点(イシュー)である「しあわせかどうか」に挑む

北村 俊樹 / Toshiki Kitamura
株式会社ライズ・コンサルティング・グループ
代表取締役社長 CEO

高品質×バリュープライスのコンサルティングソリューションを提供

「経営陣が社員ファーストを徹底すれば、社員は自ずとクライアントファーストになる。その信念のもと、舵取り役を担っています。そして、旧来のコンサルティング業界の構造的課題を打破し、業界をディスラプトしたいと考えています」

力を込めてそう話すのは、株式会社ライズ・コンサルティング・グループの代表取締役社長CEOを務める北村俊樹。2021年、前任の創業社長からバトンを受けて現在のポジションに就任した。

総合系コンサルティングファームとして、戦略立案・構想策定といった上流工程から実行支援まで、一気通貫したソリューションを提供している同社は、金融、通信、IT、ヘルスケア、製造など、幅広い業界の日本を代表する大手企業をクライアントに持つ。創業は2012年、現在の社員数は220名ほどと、経営年数や組織規模は大手コンサルティングファームに及ばないものの、コンサルティングサービスのクオリティと費用対効果に関しては「大手ファームにも引けを取らない」と自信を見せる。

「大手のコンサルティングファームと同等もしくはそれ以上の品質を保証、さらにフィーは競争力を意識したバリュープライスを設定しています。コンサルティング会社は課題内容によって得手不得手があったり、タイミング次第で成果の善し悪しも変化します。初めから大きな金額をコンサルティングに投下するのはリスクも大きい。まずは安価で小規模に始めたいという要望に対応できるのが当社の強みです」

コンサルタントの多くは、大手コンサルティングファーム出身メンバー。多様なプロジェクトに携わってきた経験とノウハウを融合したコンサルティング能力で、クライアントの課題解決に尽力する。

安価な価格設定を支えているのは、高い稼働率だ。コンサルタントがクライアントとの対峙に専念できるようプロジェクトアサインを行い、60~70%の業界水準に対して、同社では100%に近い稼働率を叶えている。経費は必要最小限に抑え、利益を最大限人件費へと還元するコスト意識に加え、後述する働きやすさと働きがいを両立させるさまざまな取り組みやカルチャーも、社員のモチベーションにつながっている。

社員の自己実現に軸足を置いたキャリアオーナーシップを推進

現在、同社は株式上場を控えたIPO直前期にある。準備が順調に進み2023年に株式公開を果たせば、社会的な認知度も向上するだろう。「創業からの10年は会社を成長させることに必死で、ミッションに取り組めていなかった」と話す北村は、今まで同社を支えてきた人、そしてこれから出会う多くの人に向けて、自社のミッションを見直すことにした。創出した新たなミッションは、「PRODUCE NEXT ~しあわせな未来を、共に拓く~」。

「社員やクライアント、ビジネスパートナーと共に、それぞれが幸せになれる未来を切り拓いていくことが私たちの使命だと考え、サブメッセージを策定しました。数多くの企業に携わっていると、世の中にあるプロダクトやサービスすべてが、人々に幸せを与えるために存在していると実感します。彼らがコンサルティングを通して経営課題を解決した先には、必ず誰かの幸せがある。私たちは、その未来をつくるお手伝いがしたいのです」

このミッションにおいて、北村が最も幸せにしたい相手は社員と言っても過言ではない。「社員ファースト」を具現化した制度や仕組みの数々がその証しだ。

例えば、キャリアの選択肢を広げられる組織体系。多くのコンサルティングファームは企業の業種や職種ごとでチームを区切っているが、その体制では限られた領域でのキャリアしか積めず、年々別の分野に転向するハードルは高くなる。一方、同社ではすべてのコンサルタントが一つの事業部に属するワンプール制を採用。若手の段階から多様な案件に携わり、経験値を高めることが可能になる。

また、社員がキャリアゴールにいち早く到達できるためのサポートもしている。経営幹部への昇進や起業を目指す社員が経営を実践的に学べるよう、財務的な内容も含めた経営情報を積極開示。経営を疑似体験できるYoung Board制度を活用すれば、幹部会議や経営課題への取り組みにも参加できる。定量評価を取り入れたフェアな評価制度により、成果次第では最速1年で昇格する社員もいる。

その他、社員自身が興味のあるテーマをとことん研究し、特定の分野を極められるプラクティス制度や、長期的な成長を見越した経営陣による実地研修を多数整備。社員が自分のキャリアを切り拓けるよう、道筋を示している。

「キャリアパスの概念として提唱しているのが『Up or Supported』。“出会った瞬間から人生の長期パートナー”という価値観のもと、人材の採用と育成に励んでいます。コンサルティング業界には『Up or Out(昇進するか、辞めるか)』の文化が暗黙の了解としてはびこっている企業もあり、その実情に長年疑問を抱いていました。成果が上げられず苦しむ社員、新たに挑戦したい分野が見つかった社員、どのような状況に置かれていてもキャリアを通じて幸せになる権利がある。そのサポートをすることこそ、私の最大の使命だと考えています」

これらの制度を形骸化させないために、血の通った組織風土の醸成にも注力している。新たなミッション、ビジョン、バリューを決める際に実施した全社アンケートの中でも、「トップとの距離が近い」「言いたいことが言える雰囲気」といった声が多数集められており、普段からもウェルカムランチの実施や社員同士が気軽に交流できる場を多数用意。同社ならではのフラットでオープンな環境が、社員の志を高めている。

コンサルティングの歴史を知り、自社の強みに確信を持てた

「PRODUCE NEXT」という言葉自体は、経営理念として創業当初から標榜していた。当時のサブメッセージは「日本の再生のために、次の未来を創造する」。東日本大震災の直後に設立した会社として、不安に駆られる人々の心をはじめ停滞した日本社会を再生したいという想いが、創業者である朝日竜樹の胸の内にあったという。

代表のバトンを託されたものの、経営理念に対して、朝日のように熱い気持ちを抱ききれない自分もいた。創業して10年が経過し、次の10年に向かう時、どのようなミッションを掲げるのがライズ・コンサルティング・グループにふさわしいのか。悩んだ北村は、原点回帰と銘打ち研究会を立ち上げ、コンサルティングの歴史をたどることにした。

「コンサルティングに関する文献をひもとき、数々のコンサルティングファームの成り立ちから盛衰の変遷を研究会メンバーと共に振り返りました。生き残る会社にあった要素、衰退した会社になかった要素。それらを抽出することで確信を持てたのが、自社の強みでした。クライアントに対しても社員に対しても、困っている人の歩みを一歩でも前に進めることに、時間と頭を最大限使ってきた。自分たちが大事にしてきたHands-On Style、Scopeless、More Than Reportsといった手法は間違っていなかったのだと、歴史が教えてくれたのです」

大手コンサルティング会社で豊富な経験を積み重ねてきた北村のモットーは、「できない理由を並べないこと」。無理だと嘆くくらいなら、実現できる方法を全力で見つけ出すスタイルを貫いてきた。持ち前の機動力によって、日本を代表するトップ企業が参画するビッグプロジェクトを成功に導いた実績も持つ。

周囲の人のために尽くす姿勢は、幼少期から変わらない。同級生に勉強を教えたり学級委員を務めたりと、誰かのためになると思えた役割は労をいとわず担ってきた。それが、自分自身の幸せへとつながるからだ。

「自分が持つ能力や可能性を惜しみなく提供したいという考えは、昔から変わりません。仕事を始めてからも、大きな仕事を終えた時に感じる達成感はもちろんやりがいにつながっていますが、『北村さんに頼んでよかったよ』と日常でもらえる感謝の言葉が大きな原動力になっています」

困った時に最初に思い出してもらえる存在に。地方や中小企業の悩みにも寄り添っていく

ミッションと共にビジョンも定めた。「Top of Mind ~いつの時代も、いちばん必要とされる存在に~」。何かに困り、誰かに助けを求めたいと考えた時、最初に思い浮かべてもらうこと、つまり第一想起の企業となることが、同社の展望だ。

株式上場も、ビジョンを実現するための通過点に過ぎない。現在クライアントの多くは大手企業だが、ゆくゆくは、コンサルティング費用を確保できない小規模組織へのコンサルティングにも力を入れていく方針だ。

「IPOによって調達できた資金は、『ピュアコンサルティングタイムにフォーカス』することができるよう、より社員に投資しつつ、中小企業やスタートアップのバリューアップ支援や地方創生にも役立てたいと考えています」

さらに、新たな事業展開も視野に入れている。昨今コンサルティングに対するニーズは上昇傾向で、どのコンサルティングファームもすべての依頼を受けきれず、自社の課題解決に着手できない企業もある。そうした業界の現状とDX推進の潮流を踏まえ、課題解決に特化したプラットフォームビジネスを開発中だ。プラットフォーム事業の始動により、新しいコンサルティングの形に加え、新しい働き方の形をも、世の中に示していく。

「私は、現代をパートナーシップの質と量が問われている時代だと捉えています。今や誰もが、やりたいことや得意分野を活かしてフリーランスや副業を選択する時代。コンサルティング会社が単体で動く時代は終わりました。組織や個人の垣根がない混成部隊ができれば、今まで以上に課題解決という真の目的に寄り添った営みが、柔軟かつ迅速に推進できると考えています。そして、こうした体制により、若い世代の働く選択肢も増やせるはず。多様なビジネス経験を積んで、自分の望む未来をつくれる人を、ライズ・コンサルティング・グループを起点に増やしていくことができたら幸せですね」

公開日:2022年12月26日

Profile

ロンドン大学卒業後、フューチャーアーキテクト、野村総合研究所を経て、ライズ・コンサルティング・グループに参画。金融・製造・官公庁を中心に、IT活用戦略を中心としたコンサルテーションと業務改革、構想策定に多数従事。当社参画後は、CIOアジェンダのアドバイザリー業務に加え、AI・ロボティクス・ブロックチェーンなどの先端テクノロジーを活用した業務改革、組織再編、新規ソリューションの立ち上げを牽引。2021年3月から現職。

Contact
東京都港区六本木1-6-1 泉ガーデンタワー34階

Credit

インタビュー:垣畑光哉/執筆:堤真友子/編集:小田恵

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