
品物に込められた「人の想い」に寄り添うリユースショップ
株式会社アイドマ・ホールディングス
マーケティング事業部 インサイドセールス課 課長(セールスアカデミー 校長)
竹ノ内 友樹 / Tomoki Takenouchi
2014年に新卒入社して6年目の竹ノ内友樹。100名規模のチームを統括する課長として、さらにはクライアント企業向けに営業ノウハウの研修をおこなう『セールスアカデミー』の校長として活躍している。
重要な役割を担う竹ノ内だが、中学時代までは「責任感が弱い、甘えた人間だった」と振り返る。
「大事な場面で逃げるクセがあって、親に頼ったり友達に頼ったり。でもそんな自分を変えたい気持ちがあったんでしょうね。たまたまアニメで観た『ねだるな、勝ち取れ、さすれば与えられん』という言葉が響いて。それ以来ずっと、この言葉を胸に刻んでいます」
就活時期の企業選びでは、「成長スピード」を重視。
コンサルティングファームを志望したが、アシスタントからスタートし主体的に活動できるまでに3年かかると聞いた。
そのときアイドマでインターンをしていた竹ノ内は、クライアントに提出する企画書作成を経験し、「1年目から重要な役割を任され、力を付けられる環境」と確信。
入社を決めた。
2年間は営業として働き、3年目からマーケティング領域へ。
当時、会社は組織の改革・強化を図っていた時期。
竹ノ内は、クライアントの営業活動支援のため、見込み客に電話アプローチする部門の立ち上げを手がけた。
社員・アルバイト・在宅ワーカーなど総勢1000名のスタッフを組織化し、教育・運用の仕組みをつくる取り組みだ。
大きなプロジェクトを任されたことに成長のチャンスを感じたが、「ねだるな、勝ち取れ、さすれば与えられん」の精神が、このときは裏目に出ることになる。
「自分で何もかもやり過ぎてしまった。部下が『竹ノ内さんはできるだろうけど、私にはできない。ついていけない』と辞めていったとき、気付いたんです。『俺が俺が』と自分ばかりが先頭に立って、目立とうとしていたんですね。そこから発想を転換しました。各メンバーの責任範囲を決めて、一人ひとりが自分自身の目標やミッションに対して集中できるようにしよう。一人ひとりの力を集結させて、チームプレーで取り組めるようにしよう。そう決めたんです」
以来、メンバーの成長を第一に考えた。
個々のレベルに合わせて教育方法や仕事の任せ方を工夫。
目標へ向かうプロセスを設計し、進捗状況をこまめにチェックし、PDCAサイクルを適切に回していけるようにサポートした。
やがて、メンバーの活躍や功績が一番の喜びとなったという。
竹ノ内が指導したメンバーやインターン生たちは、さまざまな部門に移り、より高度な業務で活躍。
竹ノ内は、ビジネス基礎力育成に長けたリーダーとして、社内で定評を得た。
人材育成以外にやりがいを感じるのは、マーケティング活動において、今まで経験したことがない手法を試すこと。
マニュアルを確立して運用することも大切だが、それが突然うまくいかなくなることもある。
新しい手法を常に模索するのはアイドマの風土だが、竹ノ内のチームはその風土がより色濃いと自負する。
「新しい手法を導入し、うまくハマったときは達成感が味わえますね。アイドマ全体でも、これからもさらにサービスが増えていくでしょう。それらを立ち上げ、運用していくためのブレーンであり、司令塔でありたいと思っています。だからこそ、世の中のビジネストレンドやマーケティング情報にアンテナを張って、新たな手法にチャレンジしていきます」
インタビュー・編集:青木典子、西野愛菜/撮影:後藤敦司
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