
真面目におもしろいことをしよう!企業のビジネスが輝くような“世界観(ストーリー)”を世に展開し、顧客とのコミュニケーションを力強く後押しする
株式会社プリマベーラ
リサイクル事業部 スーパーバイザー 新卒採用担当
守田 達郎 / Tatsurou Morita
就活時、「楽しく働けるか」「成長できるか」の2点を軸に企業を探したという守田達郎。プリマベーラの店舗へ足を運び、笑顔で働くスタッフたちの姿、若いスタッフが上司に「売り場をこうしたい」と意見を述べている場面を目にした。一人ひとりが「自分がお店をつくる」という気概を持って働いている――そう感じ、入社を決めた。
最初に配属されたのは、総合リサイクルショップ「買取劇場」。接客や買取、その他幅広いサービス業務を通じ、さまざまな商品やお客様に出会ってきた。
「数百円ほどの安い時計の電池交換を頼まれ、手間取りながらも1時間かけて交換したことがありました。後で聞くと、それまでどこの時計屋に行っても断られていたそうで。後日、『本当に大切にしていたもの。ありがとうございます』と手紙をいただいたときは、感動で胸が熱くなりました。お客様に頼られる喜びが、原動力になっています」
オークションサイトでの販売スタートなど、販売チャネルの拡大も手がけた守田。入社3年目にして最大店舗の店長に就任した。
現在は貴金属を扱う店舗『ゴールディーズ』のスーパーバイザーとして複数店舗を統括する立場だ。守田の就任後、少人数でのオペレーションが可能な体制を整えることにより、2店舗だったショップを5店舗まで拡大させた。
店長によって店舗運営のスタイルは異なる。守田は定期的にヒアリングを行い、それぞれの店長の個性を最大限活かすよう心がけている。
「店長の『もっとこうしたい』という想いに、できるだけ寄り添いたいと思っています。目の前の問題点の解決法を考えるだけでなく、その先のビジョンを共有する。挑戦したいという想いに対して背中を押せるよう、常にバックアップできる体制でいたいですね」
店舗の運営と並行し、現在は新卒採用を中心とした採用責任者も務めている。
「優秀な人材を採用しても、教育なしにはその人材を活かせない」と考える守田は、チームメンバーとともに「フレッシャーズキャンプ」という新入社員研修を立ち上げた。この研修ではマーケティングやマネジメントの基礎などを学ぶが、「自分の言葉で話すこと」を最大の目的とし、プログラムの最後には自分の想いを発表する場が設けられている。
「最初は自分の意見を言えなかったメンバーが、最後の発表の場で仕事への意気込みや夢について語り始めるんです。メンバーの成長を見るのは、採用担当として何にも代えがたい喜び。今の時代、入社しても3年で辞める人もいるかもしれない。それでも、これまでの人生の中で最も濃い3年だったと思ってもらえるような育成をしたいですね」
また、「人間関係」が退職理由になりやすいことから、「里親制度」の仕組みもつくった。人事担当でもなく直属の店長でもない、いわば利害関係のない先輩をメンター(指導者・助言者)とすることにより、悩んだときに相談しやすい環境づくりに努めている。
このほかにも、プリマベーラには独自の研修が充実。守田自身、自社の『人生がときめくニコニコワクワク3KMセミナー』を受講し、自身が変わったと感じている。
「昔は無気力な人間だったんです。大学時代なんて、雨が降ったら休む、晴れたら晴れたで遊びに行くから休む(笑)。ダラダラとした生活を送っていました。でも、当社の研修を機に『何かしたい!』という気持ちが自然に湧いてきたんです。久しぶりに会った実家の両親には『表情も歩き方も変わった』と言われますよ。今は将来の目標もあります。この会社で社長まで昇り詰めることです。でも、どんなポジションになったとしても、一人ひとりの意見に耳を傾ける姿勢は決して忘れないようにしたい。社員たちがやりたいことに挑戦し、成長できるステージを提供し続けたいと思います」
公開日:2017年8月8日
インタビュー・編集/青木典子、ニシブマリエ 撮影/田中振一
真面目におもしろいことをしよう!企業のビジネスが輝くような“世界観(ストーリー)”を世に展開し、顧客とのコミュニケーションを力強く後押しする
フリーランスを活用する企業のリアルな声を、事業開発に活かす新しい営業職
2年間で4つの新規事業を担当。「ゼロから創る」へのチャレンジを続ける
自らの成功法則を惜しみなく伝え 結果の出せる営業部隊を創造する
タグ