
真面目におもしろいことをしよう!企業のビジネスが輝くような“世界観(ストーリー)”を世に展開し、顧客とのコミュニケーションを力強く後押しする
フリーライター
中田 達大 / Tatsuhiro Nakada
個人事業主として、「聴く」ことの価値を広めたいと2021年10月からインタビュー活動を開始しました。自身でインタビューメディア「むすびかた」を立ち上げ、私が興味を持った方に話を伺っています。リスナーズにおいてもさらに聴く経験を重ねていきたいです。
現在は、都内のベンチャー企業のコミュニティ運営にも携わっています。ここでは、クライアント企業の管理職の方を対象に、1on1の対話を通して「聴く姿勢」を培うサポートをしています。聴くことを大切にしたコミュニケーションは、人間関係を良くし、会社全体の雰囲気を良くします。
「聴くことに価値がある」という信念を持っています。
今は個人が簡単に発信できるようになりました。SNSにおいては特に顕著で、個々が自由に発信しています。でも、聴く側にまわる人が少ないのではないでしょうか。私は聴くことの価値や楽しさを見つけ、伝えていきたい。聴くことで個人の発信を受け止めて広め、その人の魅力を後押しできればと思います。
ネットの中だけではなく、親から子へ、上司から部下へ、友人間においても、聴くことは大切なこと。相手が発する言葉に寄り添って聴いていくと、その人の魅力が伝わってきます。話す人は、聴かれることで癒やされ、自己肯定感が高まります。そんなふうに双方にとって付加価値を見いだせたらいいですね。聴く側の自分自身もどんな感動に出合えるか楽しみです。
学生時代、1年間休学して世界一周旅行をしました。さまざまな国でさまざまな人と出会い、言葉を交わしました。そのとき「話を聴くって楽しい!」と感じたのが、今につながっていると思います。
卒業後は都内にある書店を経営する企業に就職、5年間勤務しました。うち3年間は書店員で、たくさんのビジネス書に出合いました。生き方も働き方も多様にあることを知り、新しい働き方で自分の人生を開拓できると考えるようになりました。
そのころ、上司の勧めもあり、農業に携わる人たちをインタビューして自費出版しました。このインタビューがきっかけとなり、栃木に移住して起業することに。まさに、聴くことによって自らの人生が変化しました。
「旅」と「本を読むこと」と「聴くこと」は似ています。今の自分の理解の外に触れていく、自分の知る世界から外へ出る、新しいことを知りたい欲求が満たされる、という共通点があると私は思います。
世の中に「聴く」価値を広めて、同じように「聴く人」を増やしていきたいです。
聴くことは、楽しくて面白い。自分はその実践者として、どんどんインタビューしていきたいです。自分がインタビューすることで、何かに専念している人や、頑張っている人の事業や作品の後押しをしたい。その記事が、読んだ人にとって何か新しい考え方に気付くきっかけになればうれしいです。それがさらに、生きやすい社会に一歩でも近づく手助けになれば最高です。
また、「聴く」をなりわいにすることを、新しい働き方の選択肢として定着させられたらいいですね。そのなかで働きがいとは何かを考えたり、いろいろな人が才能を発揮できるような働き方の選択肢が増えていくことも期待しています。
これからも、旅に出るようにインタビューでの新しい出会いを楽しんでいきたいです。夢という名の明確なゴールは決めず、オープンな気持ちで取り組んでいきたいです。
公開日:2022年4月11日
インタビュー・執筆:今崎湘子/編集:室井佳子
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フリーランスを活用する企業のリアルな声を、事業開発に活かす新しい営業職
2年間で4つの新規事業を担当。「ゼロから創る」へのチャレンジを続ける
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