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ストーリー代表・CEO

C2Cアプリ“社長メシ” で就活生と企業の 新たな出会いを提供

代表_ユナイテッドウィル

学生登録者数1万人以上の
『Career Trip』、C2Cアプリ
『社長メシ』を運営

社員皆で助け合い、
“社会と競える”会社へ。

株式会社ユナイテッドウィル
代表取締役
佐々木 拓己 / Takumi Sasaki

就職活動をもっと楽しく、夢を描ける時間に

「型にはまった日本の就職・転職活動の在り方を変えたい。働き方やキャリア形成について視野を広げ、もっと多くの可能性があることを就活生に知ってもらいたいんです」

熱意を持ってこう語るのは株式会社ユナイテッドウィル・代表取締役の佐々木拓己。

同社の主幹事業の一つであるHR(人事関連)事業において、就活生向けメディアの運営やイベント開催、キャリア相談などを行っている。その内容は、ナビサイトや一般的な就活イベントとは大きく異なり、就活生が直接ベンチャー企業の社長と触れ合ったり、さまざまな経歴を持つOB・OGから話を聞いたりできる“体験型”のサービスが中心だ。

「旅するようにシゴトに出会う」がコンセプトの『CareerTrip』では、OB訪問やキャリア支援をメインとしたイベントを開催。大手企業から独立した人やベンチャー企業勤務を経て経営者になった人、女性経営者、パラレルワーカーなど、さまざまな働き方をしているビジネスパーソンから直接話を聞くことができる。「OB訪問をしたいけど人脈がない」「さまざまな働き方を知りたい」という就活生の参加が多く、好評を得ている。

他にも、新卒で第一志望の企業に就職が叶わず、中途採用での入社を目指す人や学歴の壁を越えたい人向けに「有名企業への転職を視野に入れた就活講座」や「学歴に縛られない就活講座」も実施。『CareerTrip』ならではのユニークなサービスは、多くの就活生の注目を集め、2017年のリリースから1年間で登録者数は延べ1万人を超えた。

もう一つ、今後の利用者の増加を見込んでいるサービスが『社長メシ』だ。2018年2月のリリース以降、就活生を中心に口コミで知られるようになった。

『社長メシ』は、ベンチャー企業の社長とその企業に興味のある学生が食事会を通じて

実際に会い、話ができる、今話題のC2Cマッチングサービスだ。学生は会いたい社長に自己PR文を送り、社長はそれを見て食事会の開催を判断する。定員は5~6名で飲食代は社長が全額支払う。カジュアルな雰囲気の中、学生は率直に質問したり、アドバイスをもらったりすることができる。

「ベンチャー企業に関心がある学生にとって、社長の人柄や考え方は大きな判断基準になります。この人に付いていきたいか、何を学べるかなどを肌で感じることで、自分に合う企業を探せる。一方、ベンチャー企業の多くは、いいビジネスモデルがあって、成長が見込まれていても知名度が低い。社長にとっても、自社に関心を持つ学生と直接話せるメリットがある。応募者を集め、何回も面接するよりも採用活動の効率化が図れるのです」

現在、登録企業数は120社以上に上り、参加した社長からは「優秀で尖った学生が多いね」とよろこばれることが多い。学生15人と会い、5名から内定承諾を獲得したケースもあるという。今後は全国展開に加え、社長の参加が難しい大手企業向けに『部長メシ』『課長メシ』など、サービスを広げていく予定だ。

さらに近年、キャリア支援の新たな取り組みとして、就活生向けにキャリアのシミュレーションができるオリジナルボードゲームを制作。ゲームのスタートは“就活時代”でゴールは30代。生涯年収が一番高い人が勝者になる。ゴールまでには「大手orベンチャーで働く」「昇給、昇格」など、必ずキャリアの選択を迫られ、何を選んだかによってチャレンジ精神や行動力、コミュニケーション能力などが数値化される。それを元にゲーム上で就職先を選び、その後のキャリアを進めていく。

自分のキャリアをイメージしながら自己分析を行い、かつゲームを通じて大手企業とベンチャー企業におけるキャリア形成の違いを体感できるため、学生からは「未来が想像できた」「自分の選択を振り返って再考できる」と評判は上々だ。また、企業の採用担当者にゲーム中の様子を見学してもらうことで、学生の志向が把握できるため、選考活動の一環に活用できると企業側からも高い注目を集めている。

「今後はゲームを通じて、個々の能力や志向を、IT技術でデータ化、分析することで、向いている業界や職種を学生に提案してあげたい。企業にも開示できれば、よりマッチングが進みますよね。『CareerTrip』には、企業と学生のミスマッチをなくすほか、さまざまな人や企業と出会って、“もっと就活を楽しもうよ”という想いを込めているんです」

株式会社ユナイテッドウィル 代表取締役 佐々木 拓己

劣等感をバネにトップ営業、役員、起業へとひた走る

青森県八戸市に生まれた佐々木は、元気でスポーツ万能な子どもだった。小1から小5まで水泳に打ち込み、全国大会で2位になったこともある。県の強化選手にも選ばれたが、放課後は毎日練習漬け。同級生と一緒に遊べないことが辛く、水泳をやめた。

それからは野球を始め、持ち前の運動神経と水泳で鍛えた剛腕を活かしてピッチャーに転向。中・高と野球部で活躍し、高校ではやんちゃをしながらも甲子園を目指した。

しかし、16歳のときに母親が急逝。4歳で父親を亡くしていた佐々木は、弟と2人になってしまった。「これからは自分の力で生きていかなければならない」。親戚に助けられながら高校を卒業し、就職のため上京。建設会社に現場監督見習いとして入社するも、仕事内容に興味を持てず1ヵ月で退職。その後はフリーター生活を送った。

アルバイト仲間の中には、慶応や早稲田の学生たちがおり、大手企業に就職すると話しているのを聞いた。佐々木は「みんなエリートになるんだね」と笑顔で応援しながらも、心の中では劣等感を抱いていた。自分は田舎の出身で高卒。すでに両親もいない。「これからどうすればいいのだろう」、と悩む日々が続いた。

毎日を悶々と過ごしていたとき、知人から「営業をやらないか」と声をかけられた。ビジネスには疎かったが、すぐに「やってみよう」と決意、携帯電話の営業会社へ入社した。

「上京後、プラプラしながらも、死ぬまで働かなきゃいけないことはわかっていました。それならば、仕事ができる人間にならないといけない。ましてや両親もいないし、親戚にもこれ以上迷惑をかけたくない。もう誰にも頼れないのだから、今やるしかない。『ここで頑張るんだ』と、覚悟を決めました」

就職した会社ではハードな飛び込み営業が待っていた。多いときは1日100件以上訪問、辛さを感じる暇もなく、ひたすら営業活動を続けた。野球部時代に培った礼儀や元気な挨拶が営業先で好意的に受け入れられたこともあり、入社2年目でトップセールスを達成。その後は管理職としてマネジメントに注力し、会社は上場を果たした。

上場すると、会社の先輩たちは次々と独立し、経営者として成功を収めた。その姿に刺激を受けた佐々木は、自分も起業することを目標にすえ、経営を学ぶためにヘッドハンティングを受けていた決済サービス事業会社へ転職。営業部長として成長率300%という高い実績を打ち立てた後、COO(最高執行役員)に就任し、経営と組織づくりに着手した。

特に大切にしていたのは、一般社員、管理職の社員、それぞれの立場を理解した上で個々にフォローすることだ。一方的に指示を出すのではなく、意見を聞きながら、相手が受け入れやすいアドバイスを心掛けた。佐々木の人に寄り添うマネジメントは、多くの社員から信頼を集め、入社時は10名だった組織を3年間で100名規模まで拡大させた。

2社を通じて企業の成長過程と組織マネジメントを経験した佐々木は、32歳のとき、満を持して株式会社ユナイテッドウィルを設立した。

株式会社ユナイテッドウィル 代表取締役 佐々木 拓己

Will to Inovation「意志から革新を起こす」を体現する会社へ

2010年12月、佐々木は電子決済とエンジニア派遣を主軸に事業をスタート。直後に東日本大震災が発生し、受注案件が減少するピンチに見舞われるも、地道な営業を積み重ねた。やがて100社以上の顧客の信頼を獲得し、会社は順調に成長を続けた。

佐々木はいつも「社内ではなく社会と競え」とメンバーに声を掛けている。それは、自身の営業マン時代を振り返ったとき、「社内で競っても社会で勝てなければ無意味」と感じたからだ。そして、結果を出したり、努力したりしている社員には、チャンスを与えられる会社でありたいと考えている。現在、ユナイテッドウィルには、佐々木が創業時に描いた目標の通り、若手社員も裁量権を持ち、メンバー同士助け合う風土が根付いている。

実は、今躍進しているHR事業は、ある社員の「will(意志)」から生まれた。あるとき、佐々木に営業部の社員から「日本の画一的な就活はおかしい。新たに人材領域の事業をやらせてほしい」と直談判があった。そこで佐々木は、その社員に営業兼人事として採用の仕事を任せた。学生目線だけではなく、採用する企業側の立場を経験しておいた方がいいと考えたからだ。

1年後、その社員から「採用する会社側の苦労も理解できた。だからこそ、新規事業を通じて学生の視野を広げたい」と再び申し出があり、佐々木はHR事業への参入を決めた。 HR事業を提案した社員は『CareerTrip』を立ち上げ、現在、新卒5年目にして事業部長を務めている。リーダーとして活躍しているのは、新卒3年目のメンバーだ。

「想いがあって、やれる力があるなら、メンバーにはやりたいことをやらせてあげたい。HR事業を始めたら、私も楽しくなっちゃって(笑)『社長メシ』を発案しました。でも、無理をさせるよりも、個々の意欲や能力に合ったチャレンジの場を与えることも大切だと考えています。『何があっても社長が守ってくれる』、そんな安心感のある存在でいたいですね。企業理念である“Will to Inovation”、「意志から革新を起こす」を体現し、本当に助け合える仲間をどんどん増やして、ユナイテッドウィルを自分の目標や自己実現が叶う場所にすること。それが今、私の一番の目標です」

株式会社ユナイテッドウィル 代表取締役 佐々木 拓己

リスナーの目線

鍛え上げられた身体に白いTシャツが似合い、頼れるお兄さん的な親近感をたたえる佐々木社長。豪快な語り口調の中にも人の気持ちを慮る様子がうかがえ、繊細な一面を垣間見ることができました。今も複数の草野球チームに所属し、年間の試合数はプロを超えるほどだとか。会社員としてさまざまな立場を経験され、全体を俯瞰しながらチームを引っ張るその姿は、信頼できるリーダー像そのものでした。

クレジット
インタビュー・編集/高橋奈巳  撮影/森モーリー鷹博

Profile

1978年、青森県生まれ。1999年、ベンチャー企業に入社し、携帯電話の営業を担当。渋谷エリアの飛び込み営業からスタートし、2年目でグループのトップ営業マンとなる。その後、営業部長として同社の成長を牽引し、ジャスダック上場に貢献。上場後に事業部長を務めた後、2007年4月に転職。複数の会社のオファーを受けた中から、各種決済サービス会社を手がける某決済サービス事業会社へ。部長として営業部門をひっぱり、300%もの成長を達成する。事業部長、COO(最高執行役員)として、経営に携わった後、2010年12月に株式会社ユナイテッドウィルを創業。

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