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ストーリー代表・CEO

一人ひとりのキャリアを形成し 「人と世界を笑顔でつなぐ。」 事業展開を目指す

代表_GOOYA

受託・検証・派遣の3軸で
Web開発のトータルソリューションを提供

新規事業へのチャレンジを続け
個人の可能性を最大限に広げる

株式会社GOOYA
代表取締役
杉村 隆行/Takayuki Sugimura

3つの基幹事業を柱に、新たな事業展開を目指す

Web制作・開発、エンジニア派遣、Web・アプリ検証の3つを柱に事業を展開する株式会社GOOYA(ゴーヤ)。

取引先は、誰もが一度は耳にしたことがある有名ブランドや大手企業が占めており、業種も消費財メーカーやアパレル、マスコミ、IT、大手商社など多岐に渡る。その多くと取引が長く続いているのは、顧客から信頼されている証だ。創業者であり、代表取締役を務める杉村隆行は、その理由をこう語る。

「当社の強みはクライアント1社に対し、総合的にソリューションを提供できるところにあります。Web制作・運用を丸ごと請け負うこともできるし、必要に応じてエンジニアやクリエイターを派遣することもできる。検証業務を担うことで顧客先のエンジニアが開発に集中できるようサポートすることもできる。顧客から見て利便性が高いのです。しかも、対応スピードが速く、きめ細かいことも喜ばれていると自負しています」

業績は増収増益ベースで推移しており、今後も全事業が躍進することを見込んでいる。検証事業については手がけている会社が少なく、優位性が高い。各事業の精度を高めるため、制作・開発は東京、Webの運用や保守業務は宮崎、検証事業は福岡を中心とした各拠点で行っている。

基盤である3事業を中核としながら、新規事業への参入や新サービスの開発など、果敢に挑戦していくのがGOOYAの企業風土でもある。

例えば、自社の採用媒体である『なびく~る』は、エンジニア派遣事業部のメンバーが発案したものだ。大手の採用媒体ではとりきれない優秀なエンジニアを自分たちで獲得しようという想いからスタートした。営業と技術者が職種の垣根を越え、コンセプト設計やデザインなど、ともに一連のサイト開発を進めていった。『なびく~る』は、2013年のリリース以来、現在も順調に採用数を伸ばしており、採用コストの適正化に役立っている。

過去には、社員から「やりたいです」と声があがったソーシャルサービスを新規事業として立ち上げたこともある。創業間もないベンチャー企業向けに無料のインキュベーションスペース『GOOYA CREATER’s HUB』を開設したり、自社でエンジニアを育てる『TECH DOJO』を主宰したりするなど、新たな取り組みも行ってきた。メンバーが協力しながら、ひとつのサービスを創り上げる姿を見守ってきた杉村は、今後も新規事業が立ち上がり、発展していくことを期待している。

中にはクローズした事業やコンテンツもあるが、 「たとえ失敗したとしても、その経験は本人のスキルになる」と語る杉村は、手を挙げた者には惜しみなくチャンスを与えてきた。トライ&エラーを積み重ねることで、個人の可能性を最大限に引き出せると考えているからだ。

「会社の成長を支えているのは、『人』です。多くの会社は事業の成長を主眼としますが、GOOYAでは『人の成長』に重点を置いた経営をしています。社員ひとり一人のキャリア形成によって成長していく会社なのです。企業理念にも、この想いを込めています。個人がスキルアップし、能力を最大限に発揮できる環境であれば、お互いに高め合い、より強いチーム、組織となれるでしょう。会社のビジョンや経営理念をはじめ、同じ方向性の人が集まってきているので、仕事をしやすいと思います」

GOOYAでは、社員の成長をサポートするため、それぞれが自分に合った業務や役職につけるよう、組織・評価制度を整えている。志向に応じて、「幹部やマネージャーを目指す」「スペシャリストの道を極める」といった、自分らしいキャリアプランを描くことが可能だ。

マネージャーを志す者には、現在役職についていなくても、幹部クラスの経営会議に参加できるチャンスがある。参加意思を表明し、上長による選考をクリアすることが条件だが、経営会議という重要な場に出席することで、早くからマネジメントを学ぶことができる。

スペシャリストとして技術力や専門知識を高めたい者には、外部研修の受講をサポートするなど、社員の成長を後押ししている。

社員が独立を申し出た場合、GOOYAでは応援する姿勢だ。社内で誰もが認める成果を出すことが前提ではあるが、過去には3名の社員が、自分で会社を立ち上げている。独立を果たしたメンバーは、現在も杉村と経営者仲間として良い関係を築いているという。

 

自己資本型の経営スタイルで着実な成長を目指す

杉村がGOOYAを設立したのは26歳のときだった。子どものころから会社を経営していた父親の背中を見て育ち、「いつかは自分も会社を興したい」と思うようになった。

学生時代の歩合制アルバイトでは、効率よく稼ぐ方法を自ら編み出し、全国2位の成績を叩き出したこともある。その他、イベントのオーガナイザーなども行っていた。学生生活を終えると、すぐにでも起業したい気持ちに駆られ、事業分野をIT産業に絞った。成長性のある市場で起業したいと考えていたからだ。

しかし、「経営者になるなら、人に雇われる経験も必要」と思い直し、スタートアップメンバーとしてセキュリティ関連会社に入社。e-コマース事業を立ち上げ、3年で軌道に乗せると、起業に向けてさらにITスキルを高めるべく、当時はベンチャーだった大手IT企業へ転職した。入社後は、有名メディアの運営に数多く携わり、ITの実務に加え、法務など企業に必要な知識を学んだ。

その後、2004年10月に念願の独立を果たした。最初は知人の会社のサイト制作からスタートしたが、普及し始めたSNS人気の潮流に乗り、メディア制作の受注が次々と舞いこんだ。それに伴い、社員もどんどん増えていった。帰宅する間もなく、制作作業に没頭する日々が続いた。もともと人を集めることが得意で、「たくさんの人とワイワイ働きたい」 と考えていた杉村にとっては、忙しくも楽しい毎日だったという。

創業2年目にして高い業績を上げ、勢いをつけた杉村は、制作事業で得た利益を元に、新規事業に乗り出す。利益を再投資して新しい事業に参入する自己資本型の経営サイクルを確立させると、システム開発、エンジニア派遣、Webやスマホアプリの検証など、着実に事業を拡大し、会社を支える基幹事業として発展させていった。

経営者として苦渋の決断、そして見えてきた未来

さまざまな事業にチャレンジを続ける中で、杉村は何度か苦い経験をしている。

2011年、GOOYAとして初の海外展開に着手し、拠点となるシンガポールで、日本人向けの不動産情報サイトをリリースした。ところが、地元の企業と連携がとれず、サイト自体も現地に浸透させることができなかったため、進出から1年半での撤退を余儀なくされた。

「現地の拠点を大手日系企業が集まるインキュベーション施設にしたことや、駐在した社員の語学力不足など、反省点はたくさんあります。しかし、一番問題だったのは、この事業に対する『ビジョン』がなかったことです。現地の日本人に向けて便利なサービスを提供したいという想いはあったのですが、地元の会社や人々にとってプラスになることを明示できなかったのが大きな失敗でした。何を目標に事業展開するのかが欠けていました。しかし、自分たちで実際にやってみたからこそ、大きな学びを得られたのも事実です。以降、取り組んでいる事業については、理念や目的を明確にした上で着手しています」

もう一つ、杉村が経営者として厳しい判断を強いられた出来事がある。2014年にIPO(新規株式公開)の準備を始めたが、途中で取りやめたのだ。

当初はIPOにより、会社の社会的価値を高め、集まった資金でさらなる事業拡大をすることを狙った。事業領域が広がれば、社員たちがもっと新しいことにチャレンジできると考えていた。

ところが準備を進めるにつれ、徐々に経営の在り方や事業展開が「株価」を意識したものに転じていき、賑やかだった社内の雰囲気も変わってしまった。

役員からあがった「上場をやめて、今までのような経営に戻してほしい」との声が、杉村の心に響いた。これまで大切にしてきた、経営ビジョンや企業理念から外れた運営をしていることに気付いた杉村は、準備開始から2年後の2016年、IPOの計画を白紙に戻した。

社内には再び笑顔が溢れるようになり、一度は低迷した業績も、V字回復の軌道に乗った。

「私にとって一番大切な仕事は、会社のビジョン、経営理念に沿った経営をしていくこと。上場準備により、一時はそれがブレてしまいましたが、みんなで楽しく働いていくために、社員の目標や夢を応援することに変わりはありません。私が会社をやっていて良かったなと思うことは、メンバーの成長を見られること。入社したての何もできない状態から、どんどん成果を出すようになり、やがて部下を持ち、新しいことにチャレンジしていく姿、結婚して家族が増えていく姿を見ているのがとても楽しいです」

経営理念である、「みんなの目標や夢が実現する組織の構築をする。」ため、杉村はさらなる会社規模の拡大と新規事業の展開を目指す。

「みんなのキャリアをつくるため、これからもいろいろな事業に挑戦していきます。地域経済活性化につながる全国展開や海外展開、一度クローズした事業の復活や自社サービスの立ち上げ、起業家の育成など、会社のビジョンである『人と世界を笑顔でつなぐ。』に向かって実現していきたいですね。拠点を増やし、責任あるポジションをたくさん設けることで、社員の給料水準を上げていきたい。メンバーが40代、50代になっても、その人に最適なキャリアを形成し、楽しく働き続けることができる会社でありたいと思っています。みんなと一緒にやりたいことは、まだまだ尽きません」

 

リスナーの目線

経営者として厳しい状況を幾度となく乗り越えてきた杉村社長の言葉は、いつも迷いがなく、明確。1本筋の通った、経営への強い想いが伝わってきました。穏やかながらもクールな語り口調の端々には、「みんな」という言葉が多く登場し、社員の成長を心から願うさまには父性すら感じさせられます。義理を重んじる杉村社長だからこそ、これからも多くの仲間となるべき人々が集まってくるでしょう。

インタビュー・編集/青木典子、高橋奈巳  撮影/出島悠宇

Profile

1977年東京都生まれ。21歳でセキュリティ会社のスタートアップに参画し、eコマース事業を立ち上げる。その後、ITベンチャー企業にてメディア事業に携わる。

2004年、10月に26歳で株式会社GOOYA(旧:有限会社gooya)を設立。創業時よりWeb制作、システム開発を手がけ、2007年に大阪支社を設立する。2011年、エンジニア派遣業、2013年に検証事業へ参入。同年、宮崎支社を設立、2016年には福岡支社を設立する。

趣味は海釣り。スノーボード。

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