
株式会社インフォマート
フードソリューションセールス部 営業1課
浜田 匠 / Takumi Hamada
カスタマーサクセス部 オペレーション サポート課
川宿田 萌香 / Moeka Kawasyukuda
事業推進2部 DX推進2課
中村 直樹 / Naoki Nakamura
※写真右より
2021年4月、インフォマートに新進気鋭のメンバーが加わった。オンラインでの選考面接、リモートによる教育研修――異例尽くしの中で社会人としてのスタートを切った新卒社員の浜田匠、川宿田萌香、中村直樹は、口を揃えて言う。「ここには、早く独り立ちができる環境があります」と。
所属する部署やチームは異なるが、職種は3名とも営業職。すでに契約数の目標値が設定されていることについて中村はこう語る。
中村「先輩に言われたことがあるんです。『大企業でいつまでも下っ端でいるより、中堅企業で早くから上を目指せる方がかっこよくないか?』って。1年目の早い段階から目標値があったり、裁量権が与えられたりする今の職場は、どんどん成長したい自分にマッチしていました」
3人のインフォマートとの出合いは大学時代。「インフォマートの受発注システムを使っていたアルバイト先の店長が、とても喜んでいたんです」と話すのは浜田だ。受発注作業をクラウド上で素早く済ませ、時間を有効に使う姿に感銘を受けた。
浜田「店長職といえば忙しいイメージですが、その人は私たちバイトスタッフを飲みに連れて行ってくれたり、定期的に休暇を取得したりと、ゆとりをもって働いていた。それをきっかけに人々の役に立てるこのサービスに興味を持ち、世の中に広めたいという気持ちが芽生えました」
就職活動を通じてインフォマートに引かれたというのは川宿田と中村だ。参加したインターンシップの研修で、サービスの営業疑似体験をした川宿田は、「業務効率化の仕組みに新たな可能性を感じた」と、志望した理由を振り返る。中村がサービス以上に魅力を感じたのは「人の良さ」。選考過程で接した先輩社員や役員が皆フレンドリーで「自分らしく働けそう」と思えたことが、大きな決め手になったという。
インフォマートは、新人一人ひとりに先輩社員が教育担当として付くOJTスタイルで、1年間研修が進められる。現状、コロナ禍で出社は週2回に抑えられているため、業務も研修も基本的にはオンライン。だが、川宿田は「対面に近い形で研修をしてもらえている」と話す。
川宿田「最初の1ヵ月間は、カメラもマイクもオンの状態でずっとオンラインツールをつないでもらえていて、安心感が大きかったです。もちろんお互いが営業電話をしている際はミュートにするんですが、私に不安があるときは先輩に営業トークの内容をヒアリングしてもらっていました。姿が見えると心強いですし、いつでも質問できる状況はとてもありがたいですね」
一方、オンラインでの商談が主流になりつつある今、ロールプレイングも実際と同じくオンライン環境でおこなうことが多い。教育担当者とだけでなく、複数の先輩社員と営業トークのトレーニングを重ね、会話力、商品知識、画面操作の方法など、さまざまな視点からフィードバックを受ける。そこでブレイクスルーを経験したのは浜田だ。
配属から2ヵ月が経過した7月。サービスの説明をスムーズにできず、顧客から強い叱責を受けた。一時は営業活動に二の足を踏んでいた浜田だったが、その悔しさをバネに、さらに熱心に先輩社員との商談練習に打ち込むように。今では先輩社員の同席やサポートなしでも顧客からの質問や相談に対応できるようになり、自らの成長を実感しているという。
在籍部署に、自身のほかに3人の同期が所属している中村もまた、変化を感じている。
中村「自分と周りを比べてばかりいたとき、上司から『中村のスタイルを貫け』とアドバイスされました。自分の持ち味や良さを見失いかけていたとハッとさせられた言葉です。数字の面では比較せざるを得ないのですが、徐々に自分のスタイルを確立していこうと思えるようになりました」
「数字に貪欲でストイック」な先輩社員たちの背中を見ながら5ヵ月間を走り抜けてきた彼らは、自らのキャリアビジョンについてこう話す。
浜田「営業の仕事は、いかにサービスの魅力を伝えられるかという営業力、そして人間力が重要だと思います。私という人間に対して、購入する価値を見出してもらえるか。その視点を持ちながら、今は1件1件の商談に誠心誠意取り組んでいきたいですね」
川宿田「実は私、もともとは人と話すことが得意でなくて。それを克服したいと思って営業職を選んだんです。ですから、少しずつですがお客様と会話のキャッチボールをできるようになれた現在の状況がとてもうれしい。先輩のようにロジカルにアプローチしながらも、お客様にサービスの良さを心から伝えられる存在になりたいです」
中村「直近の目標は、今年度の新人賞を獲得すること。そのためには、お客様が抱える課題に対してどれだけ良い提案をできるかが肝心です。私が新人かどうかはお客様には関係ないので、インフォマートの1人の営業担当として認めてもらえる技術と営業力を習得したいと思っています」
若き精鋭たちの成長が、組織の成長をも加速させていく。
公開日:2021/10/06
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