
真面目におもしろいことをしよう!企業のビジネスが輝くような“世界観(ストーリー)”を世に展開し、顧客とのコミュニケーションを力強く後押しする
株式会社SIPO
代表取締役
野崎 太一 / Taichi Nozaki
オフィス向けのOA機器のリースや、NTTの代理店としての通信サービス販売が主な事業内容です。「お客様の利益向上・売上アップに貢献すること」を理念に、お客様の経営課題を弊社の事業で解決する、コンサルタントに近いサービスを展開しています。
最近特にご好評いただいているのは「テレワーク導入サポートサービス」です。コロナ禍が始まった2020年、厚生労働省が中小企業向けに、テレワーク推進を目的とした助成金を設けました。この助成金を活用してテレワークを導入しようというお客様のために、テレワーク環境を整えるサービスを行っています。
助成金の申請を、煩雑な書類提出や行政とのやりとりを含めてフルサポート。助成金の交付決定後は、パソコンと通信環境の手配、ウイルス対策まで、多くのお客様が「面倒」だと感じる作業を丸ごと請け負い、お客様が簡単・快適にテレワークできる環境づくりをサポートしています。
前職も含めて、私の通信業界歴は25年ほど。インターネット回線開通のスピード手配には自信があります。同業他社から依頼されることもあるんですよ。
テレワークの助成金制度が始まった頃。助成金を活用して自分のノートパソコンを買おうとしていた時、たまたまお客様から「助成金でパソコンを買いたい、テレワークを導入したい」と相談されたんです。助成金申請を含め、自分とお客様の分をまとめて手配したのがスタートでした。
このサービスを事業にしたところ、コロナ禍で急速にテレワークが普及する社会のニーズにマッチし、多くのお客様に喜んでいただきました。結果、社員4人で売上1億6,000万円を達成しました。最近は営業活動をほぼしておらず、お客様からお客様へのご紹介でサービスを提供できています。
助成金申請の手続きは、正直かなり面倒くさいです。私はかなりの面倒くさがりで、世の中の「面倒くさい」が、自分に集約されているとすら感じています。でも、この「面倒くさい」を解消することが、自分にとってのビジネスチャンスなのだと思います。
2012年に、以前勤めていた会社の経営状況が悪化。リストラ対象になった自分の部署ごと、知人の力を借りて起業しました。
創業から2、3年はそれなりに順調でしたが、4年目に2,000万円の赤字を出し、スタッフが次々と辞めてしまう事態に陥りました。キャッシュ不足に困り果て、さまざまな助成金・補助金を活用した経験が、今のビジネスにつながっています。また、この低迷期に経営を学び直し、「モノやサービスを売るビジネス」から、「お客様の売上に貢献するビジネス」へシフト。お客様の売上をどうやって上げるか、利益に結びつけるかを常に考える姿勢になりました。
お客様の経営課題、特に「困った」「面倒くさい」ことをご相談いただける存在になることです。経費削減と助成金・補助金制度などを上手に組み合わせ、お客様の負担「実質ゼロ円」で、お客様の利益向上、売上アップに貢献することを日々目指しています。
助成金・補助金などの制度は、「制度を知っているひとの権利」であり、「行政とやりとりできるひとの権利」。恩恵を享受できていない方も大勢いらっしゃいます。弊社を活用し、ぜひその権利を獲得していただければうれしいです。
公開日:2022年5月2日
インタビュー・執筆:武藤花奈/編集:勝木友紀子
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フリーランスを活用する企業のリアルな声を、事業開発に活かす新しい営業職
2年間で4つの新規事業を担当。「ゼロから創る」へのチャレンジを続ける
自らの成功法則を惜しみなく伝え 結果の出せる営業部隊を創造する
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