
お金で困ることのない社会を実現し、日本を守り、元気にする
ココザス株式会社
コンサルティング Div. Chief
細川 創史 / Soshi Hosokawa
「数ある資産形成の手段の中から、お客様に合ったプランをいくつか提示し、最良の選択ができるようにサポートするのが私の使命。お客様にはたとえ少額の買い物をするときでさえ、誤った選択をしてほしくないんです」
個人の資産形成コンサルティングを主事業とするココザス株式会社で、コンサルティング Div. Chiefとして活躍する細川創史はこう語る。
細川のスタイルは、まずお客様のライフプランを聞くことから始める。どんな生活をしたいのか、将来やりたいことは何か、家族に何をしてあげたいか。お客様の理想の人生を理解してから、現在の資産状況についてじっくり話を聞いていく。投資の提案の前に、収支を把握した方がいいと感じたら、「家計簿をつけましょう」「今は貯金を頑張ったほうがいい」と真逆のアドバイスをすることもある。
これまで寄せられた相談の中には、投資詐欺被害に遭い、自己破産寸前まで追い込まれているケースもあった。細川はこうした悩みにも親身になって相談にのり、あらゆる手段を考え抜く。営業として成果を出すことを念頭に置きつつも、お客様にとって本当に役立つ提案だけを心がけているからだ。
細川の提案によって自己破産を免れたお客様をはじめ、多くの顧客からは「ココザスのために力を貸したい」「ココザスが良いという投資商品しか購入しない」と信頼の声が寄せられる。こうした喜びの声が届く度に、細川は「お客様の期待に応えなければ」と一層気持ちが引き締まると言う。
「人と接するのが好き」と語る細川のキャリアは、大手家電量販店の販売員からスタートした。来店したお客様の表情や仕草を観察し、相手の気持ちを想像して声を掛けたり、どうすれば相手が心を開いてくれるのかを考えたりしながら接客することで、鋭い洞察力が身に付いた。数年後、新たな環境を求めて大手レンタルショップへ転職するも、この頃30歳を目前に控え、自分の仕事への姿勢に疑問を抱くようになった。「接客の仕事は好きだし楽しい。でも惰性で続けているだけかもしれない」。そう感じたとき、急に自分の人生がつまらなく思えた。
甘えを捨て、もっと厳しい環境で働きたいと考え、不動産会社の営業に転身。住宅の訪問販売に挑戦したが、想像以上にハードだった。スマホのGPSで行動を監視されながら、1日中自転車で住宅街を駆け回る日々。電話も本部と共有され、顧客と通話中に上司からセールストークの指示が飛んでくることもあった。
同僚が次々と退職するのを横目にしながら負けじと努力を続け、成果を出せるようになった3年目の頃、転機が訪れた。会社の先輩として慕っていた長島彰(現・ココザス営業本部長)が独立のため退社、ほどなくして長島から「一緒に働こう」と誘われたのだ。
「正式に入社する前に、半年ほど手伝いをさせてもらいました。『ベンチャー企業は社長の在り方で成長が決まる』とよく言われますから、社長がどんな人物か知りたかったのです。あるとき、社長の安藤がココザスのビジョンと理念、お客様やメンバーへの想いを熱く語る姿を見て、この人は本気だと感じました。安藤の考え方にすっかり惚れ込み、『私も皆が豊かに幸せになる世界を創りたい』と思ったのが入社の決め手でした」
以前は、壁にぶち当たるとネガティブになり、逃げだしたくなることが多かったと語る細川。ココザス入社後、多くのお客様から頼りにされたことで、仕事に対する強い使命感が芽生え、考え方もポジティブに変わったという。
「お客様のために」という揺るぎない軸を築いた今、「お客様に『ありがとう』と言ってもらえるだけで疲れが吹き飛ぶ」と笑顔を見せる。
「ココザスは、一人ひとりの意見が尊重される風通しの良い組織。重大事項もメンバー全員で議論し、納得してから進める。自分でしっかり企画し、提案すれば新しいことに挑戦できる風土もあります。誰かのためにとことん頑張れる人、ココザスの想いに共感できる人とともに、会社を大きく成長させていきたいですね」
インタビュー・編集:高橋奈巳/撮影:後藤敦司
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