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ストーリー代表・CEO

就活の在り方を変革し、入社3年後のミスマッチをなくす

代表_リアライブ

就活解禁前の採用イベント実施回数No.1
早期採用のパイオニア

企業と学生の新たな出会いによって、
後悔のない採用&就職を支援

株式会社リアライブ
柳田 将司 / Shoji Yanagida
代表取締役 兼 CEO

採用イベントなどで学生と企業の早期接点を創る

新卒で入社した若者が早々に会社を辞めていく――今、この国ではそんな現象が後を絶たない。厚生労働省が発表した入社3年以内の離職率は32.2%(平成26年3月大学卒業者)にも上る。

個人・企業双方にとって大きな損失と言えるこの問題を解消すべく、新たな採用支援(就職支援)によって企業と学生をマッチングしているのが、株式会社リアライブだ。同社を率いる代表取締役 兼 CEOの柳田将司は、マーケットの現状をこう語る。

「若者の離職で多い理由は『思っていたイメージと違った』。その一方で企業側が『期待したほどの成長・活躍をしてくれない』と感じている場合も多いです。つまり、お互いを十分に理解しないまま採用選考が進み、入社後にミスマッチが発覚しているということ。今の新卒採用のほとんどは、自己PRや志望動機など通り一遍の質問をするばかりの面接で、学生は模範回答を話すだけ。お互いを知る機会が圧倒的に足りないのです」

リアライブの理念は、「入社3年後のミスマッチをなくす」。企業に対する新卒採用のコンサルティングと同時に就活生向けに情報提供するなど、双方にアプローチを行っているが、その特色は“企業と学生との早期接点づくり”にある。同社が主催するイベントは、2019年卒向けで年350回実施しており、1万5000名以上が参加。2020年卒向けは400超を予定するなど、大手就職サイトオープン前の早期イベントとしては業界最大規模となっている。参加学生はMARCH以上の学生が62%を占め、企業側としても、「優秀な学生に早く出会える」と好評だ。

「一番多く開催しているJobTryoutは、業界初のビジネスゲームを用いた行動評価イベント。学生同士で企業経営・営業を行うゲームのため、成長志向・チャレンジ志向の強い学生が多く参加してくれます。こうした特徴から、優秀な学生との出会いに苦戦している中小・ベンチャー企業の皆さんにも多数ご参加いただいていますね。企業は、ビジネスゲーム中の学生の行動を見て、行動力・思考力・コミュニケーション力を評価。その結果を学生にフィードバックすることで、学生自身が強み・弱みを認識できる仕組みです。この過程を通して、たとえば大手志向だった学生が、『自分を評価してくれたあのベンチャー企業のことをもっと知りたい』と視野を広げるような場合も多いですね」

柳田は、現状の採用ミスマッチは学生・企業双方の視野が狭くなっているのも原因だという。学生は名のある大手企業しか知らないから、自分の個性や強みが活かせる会社に出会えない。企業もエントリーシートや面接では学生の表面上のことしか分からないから、自社に合う人材を見極められない。だからこそ、早期のリアルイベントにこだわり、従来の採用手法では実現しにくいマッチングを生み出しているのだ。

 

海外放浪、ベンチャーへ就職、新規事業…人と違う道を選ぶ

父親が食品メーカーの営業で、転勤族だった柳田。兵庫で生まれ、北海道、埼玉、愛媛、東京と移り住み、中学からは香川県の高松市で暮らした。転校する度にイチから友達をつくるのは、それほど苦ではなかった。むしろ、生まれ持った順応性の高さが幸いし、新しいことへ飛び込んでいくことには昔から抵抗がなかったのだ。

「とにかく人と同じことはやりたくなかったですね。高校時代は親に頼みこんで、自宅から遠くの乗馬クラブに通っていましたし、それを1年で辞めて学校の柔道部に入ったのも、部員が少なくて他に誰もやっていなかったから。思い返してみると、“変わったヤツ”として目立ちたかったのかもしれません」

そうした柳田の性格は、大学生になってからも存分に発揮される。同級生と同じようなアルバイトはつまらないからと選んだのは、完全歩合制で報酬が支払われる学習教材の営業。2年生の冬にはタイからシンガポールを1か月旅したことで海外に目覚め、翌年度は1年休学してたった1人で世界を放浪した。

帰国してからは海外で得た知識を活かして衣類・雑貨の輸入販売をはじめ、起業家団体の立ち上げ、ビジネスコンテストの企画など、学生の身ながら多くの「ヒト・モノ・カネ」を動かす渦の中心に。しかし当時は就職活動の解禁が大学3年の10月という時代。同級生は3年の春から動き始めていたが、柳田には企業に就職する気などなく、学生起業した会社の仕事や自主企画のイベントに夢中になっていたという。

「営業経験や世界を回ったことで、妙な自信が付いたんでしょうね。当時はSNSもなくて、ネットインフラも整っていなかったですから、情報ゼロで未開の地を渡り歩くような感覚。それをやってのけたことで、ますます人と同じ道を進むなんて考えられなくなっていたんです。だから、1年後にもう1度休学して海外を旅することに。南米、ヨーロッパ、中東、インド、中国を訪れましたが、このときは世界の広さを感じるにつれて、自分がちっぽけだと思い知ったんです。旅が終わろうとする頃、中国の雲南省で『自分はまだ何者にもなれていないから、日本に帰って就職しよう』と決意しました」

帰国後すぐに就活を開始。採用コンサルティング会社へ就職を決めたのは、柳田のこれまでの経験も大きい。「誰と一緒にやるか」がイベントの成功を左右すると実感していたため、「どんなビジネスも“ヒト次第”」だと人材サービスに価値を感じたのだ。

しかし、このタイミングでも柳田は「自分らしい」道を進む。業界大手の企業からも内定を得ていたが、選んだのはベンチャー企業。仕組みの整った会社で手取り足取り教えられるのではなく、実践で力を身に付けられる環境を選んだ。

人一倍働いて、人よりも大きく成長したい。がむしゃらな中で着実に力を蓄えていった柳田。ところがリーマンショックの波によってそんな日々は突然終わりを迎える。会社の経営が傾き、転職を余儀なくされた。折しも、結婚して子どもが生まれたばかり。守るべき存在を前に“安定”を選んでもおかしくない状況。けれど、やはりここでも柳田が選んだのは“チャレンジ”だった。学生時代に友人と起業し、就職を機に離れていた会社である「株式会社ガクー」に取締役として戻ったのだ。

「当時のガクーは3名の会社で、将来は不透明。だからこそ、自分たち次第で何でもできると思ったんです。そこで私が始めたのは、採用コンサルタントの知見を活かして、学生側のサポートをすること。就活支援の『内定塾』を新規事業として立ち上げました」

大学受験には莫大な時間とコストをかけるのに、なぜ就活は丸腰で挑む人が多いのか。そんな柳田の発想から生まれた内定塾には、1年で100名の学生が入塾。3年後には800名の塾生を抱えるようになり、業界最大規模としてマスコミにも取り上げられた。しかし、この経験で感じた“ある限界”が、柳田がリアライブを創業したきっかけになる。

「“内定”を得ることが目標では、ミスマッチはなくなりません。これは後で知った事実ですが、かつての塾生が『希望した会社には就職できたけれど、仕事が面白くなくて短期間で転職した』というケースも。ファーストキャリアを棒に振ると生涯のキャリアは大きく変わり、あまりにも損失が大きい。この構造を変えるには、学生だけにアプローチしていてもダメで、企業の採用のあり方も変えていくべきだと考えました。それが、リアライブの始まりなんです」

 

社名の「Re」に込めた、日本の未来を変えていくための想い

こうして2012年に株式会社リアライブはスタート。創業時に半年もの時間をかけて議論し、創り上げたのが「入社3年後のミスマッチをなくす」という理念であり、マーケットに向けて「日本の未来を変えていく」と力強い言葉で綴られたメッセージだ。柳田はこの理念があるからこそ、多くの企業や学生から賛同いただけるのだと語る。

「私たちは、これまでの採用を変えていこうとする存在。リアライブという社名は、Re+Aliveであり、Reには再生の意味があります。既成概念を壊し、より良く再構築したいという強い意志が、私たちのすべての事業やサービスには反映されているんです。だから年400回近いイベントに安定的に学生を集客できるなど、マーケットの常識では難しいとされてきたことにも挑戦し、実現できているんですよ」

このようなチャレンジを積み重ねることで、業界大手にはない強みを育み続けているのもリアライブの特徴だ。そのひとつが、就活系SNSアカウントとしては日本一となる100万フォロワー(アカウント合計)を保有していること。ソーシャルメディアでのプロモーションによって情報感度の高い学生へ効果的にリーチできることも、同社の強みになっている。

また、近年ではミスマッチを繰り返さないための支援として中途採用事業もスタート。ネガティブな事実も率直に伝える透明性の高い情報提供と、企業と求職者の双方に寄り添ったきめ細かなフォローによって、納得感の高いマッチングを広げているそうだ。

「直接的なサービスとしては採用(就職)がメインですが、真に提供したい価値は、入社後の活躍。3年以内の離職をなくすだけでなく、誰しもが長期的な成長・活躍ができる世の中にしたいです。そのための支援のあり方を、これからも追求していきたいですね」

 

リスナーの目線

休学・就職・転職…と、常に挑戦的な道を選んできた柳田社長ですが、高校時代の夢は意外にも「塾講師」。ところがその理由は、「授業を聞かずに参考書一つで成績を上げられたから、自分の勉強法は商売になる」と思ったからだそう。夢を考え直したきっかけも、ヒッチハイクの旅でトラックの運転手に「夢が小さい」と言われたから。こんな風に挑戦しながら多くの気付きや学びを得る姿勢こそ、柳田社長の強さなんだなと感じました。

インタビュー・編集/青木典子森田 大理 撮影/田中 振一

Profile

1982年兵庫県生まれ。

同志社大学文学部英文学科在学中、2年間休学をして、さまざまなことに挑戦をする。 学習教材販売の営業(完全歩合制)、起業家団体立ち上げ、ビジネスプランコンテスト企画運営責任者、300人キャンプ企画運営責任者、海外28カ国をバックパック一つで放浪、タイの衣類・雑貨輸入販売、リサイクルショップの立ち上げ、会社設立に2社参画。

学生団体にて34人のスタッフをまとめ成功させたことを契機に、「組織を人によって変革させたい」と考え、新卒で採用コンサルティングに入社。新卒採用コンサルタントとして企業の経営者、人事を相手に採用戦略の立案から実施までサポート。入社2年目には、全社MVPを受賞。

2009年株式会社ガクー取締役に就任。大学生向け就職支援塾「内定塾」を立ち上げる。2年間で約1,000名の学生を集客し、業界最大手に成長させる。塾内の講義にとどまらず、全国の大学・行政・合同説明会等にて幅広く講演活動を実施。60以上のメディアに取り上げられる。

しかし、企業・学生双方の現場を見て、このままでは入社後のミスマッチはなくならないと痛烈に実感。就職活動の仕組みを変革しなければ根本的な解決にはならないと考え、2012年株式会社リアライブを設立。

入社後のミスマッチをなくすために、Twitterを用いた学生集客や、ビジネスゲームを活用したマッチングイベント「JobTryout」など、業界初のサービスをリリース。早期採用マーケットを牽引し、自社でも長期インターンシップ生を5年で250名以上受け入れる。採用活動解禁前のイベント開催数は年間350回・動員人数は15,000名を超え、業界No.1としてプラットフォームを築く。

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