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ストーリー代表・CEO

何かに向かって努力をし、目標を達成する。私の生き方は昔も今も変わっていません

代表_ジールコミュニケーションズ

 

株式会社ジールコミュニケーションズ
代表取締役
薮崎 真哉 / Shinya Yabusaki

Webリスクコンサルティングのパイオニア

当社のメイン事業は「Webリスクコンサルティング」です。インターネット上に誹謗中傷、ネガティブな情報が表示された場合、その風評被害が引き金となり売り上げの減少、信用問題、人材確保の困難、時には倒産に追い込まれるなど、企業にとって深刻な問題となりかねません。例えば、「ブラック企業」という言葉がすっかり定着した今、就職活動で志望する会社を「会社名 ブラック」と事前に検索することはもう一般的です。「ブラック」の烙印を押されたために学生の内定辞退が続くといった事例も増えています。

ネット上の風評被害が広がっている原因としては、スマホの普及、ツイッター等のSNSの盛り上がりなどがあり、今後も様々な形での風評被害が発生していくことが予測されます。そういった風評被害から当社独自のノウハウで企業を守るのが「Webリスクコンサルティング」事業です。

この事業を始めたきっかけは、お客様からの相談でした。当社はWeb広告やSEO対策などPR事業からスタートしたのですが、ある時「ネット上に自社のネガティブな情報が表示されているのでなんとかならないか」という相談を受けました。そういう仕事を依頼できる会社を探して紹介しようと思ったのですが見つからず、そこで「競合がいない市場はチャンスかもしれない。自分たちでやってみよう」と8年前にスタートしました。

試行錯誤するうちに徐々に問い合わせも増え、今では当社の売り上げの90%を占める事業に成長しています。市場規模も50億と言われるほど拡大し競合も増えていますが、ITの進化はまさに日進月歩。今まで通用した手法が明日には通用しなくなるなど、必要なノウハウを常に更新することが必要です。最初にこの市場を開拓した先駆者である当社は、実績と経験で競合他社を圧倒的にリードしています。



 

Jリーガーをクビに。人生のどん底でもあきらめなかった

私のビジネスマンとしての人生は、6年間在籍したJリーグチームからクビを宣告された24歳の時に始まりました。高校時代はサッカーで全国優勝を経験。当時の目標は「Jリーガーになる! 高校卒業までになれなかったらその夢はあきらめる」。毎日遅くまで一人でボールを蹴り続け「もしJリーガーになれなかったらこの練習はすべて水の泡だ」と自分に言い聞かせて努力を重ねた末、目標を達成することができました。

それから6年後、私はほとんど試合に出ることもないまま戦力外通告を受けることになります。貯金ゼロ、残ったのはベンツのローンだけ。私自身が全くサッカーと向き合えなかったことが原因です。「Jリーガーになる」以上の目標も覚悟もなかった私は、サッカー選手という自分に負けていたんです。

しかし、サッカーは諦めても、人生は諦められない。サッカーと遊びしか知らなかった私がイメージした成功の象徴が「社長」でした。最初は飲食店を2〜3店経営できれば、という単純な発想で「店長 年収1000万」という広告に惹かれて銀座のダイニングレストランに就職。月給は22万円、週に何回かは店に泊まり込みながら懸命に働いていたのですが、ある日店長の給与明細を見ると26万円ほどしかない。「自分の店を持つ」などと目標を掲げておきながら、非常に迷ったあげく半年でそこは辞めてしまいました。

その時がサッカーを辞めてから一番辛かったですね。生活のために宅配便などのアルバイトをしましたが、この先何をしていけばいいのか自分でもわからない。希望も何もなくて「死のうか」とまで考えた末、営業職なら数字を上げれば上げただけ稼げると聞き、本当に最後の勝負と思って営業の世界に飛び込みました。

営業職に就く時にノートに書いた目標が「2年以内に必ず独立する。年収は1000万円でスタート」。仕事内容は企業の出店コンサルでした。飲食店を新規出店したい企業から依頼を受けて事業計画を作成し、ファイナンス会社から資金を引き出す仕事です。毎朝始発で出社。電話でアポが取れると営業に。少しの空き時間にも公衆電話でテレアポ。帰るのは毎日終電。土日も事務仕事のために出社。BS(貸借対照表)、PL(損益計算書)といった財務諸表も読めないと仕事にならないので必死に勉強しました。

基本給は20万円。家賃やパソコンのローンを払うと、残りの生活費はわずか2万円。コンビニで100円の商品を買うかどうかで迷ったのは、後にも先にもこの時だけです。「半年後には歩合で稼ぐ!」と本気で目標に向き合った結果、5ヵ月目には粗利で1000万円を叩き出し、歩合を入れて月収100万円に達しました。期限を決めて自分を追い込めたのがよかったのでしょう。辛かった分、自分の毎日の行動、気持ち、仕事に向かう姿勢が変化していくのが如実にわかりました。

予定より早く9ヵ月目には独立。たったひとりで始めた会社は1年目から売り上げ4億円、3年目には20億円に達し、社員数も25名にまで拡大しましたが、結局4年弱でたたむこととなります。原因はリーマンショックによる市況の低迷もありますが、最大の要因は自分の未熟さにありました。独立までのストイックすぎた日々の反動で、急にお金を持った私がめちゃめちゃ調子に乗ってしまったわけです。「上場するぞ!」などと言いながら毎晩のように六本木で遊び、全く地に足が着いていませんでした。最後の日、社員たちには3ヵ月分の給料を支払い「申し訳ないが今日で会社を解散します」と頭を下げました。

半年後、これからはITの市場が伸びると考え、株式会社ジールコミュニケーションズを立ち上げました。全く経験のない業界だったこともあり最初は大変でしたが、前述のようにWebリスクコンサルティングという新しい事業と出会えたことや、仲間にも恵まれ社員数が80名になるまで成長させることができました。


どんな生き方をしたいのか?キミたちの覚悟を聞きたい

もう一社2013年に立ち上げた会社が株式会社ジールアスリートエージェンシーです。事業内容は体育会系の学生に特化した採用コンサルティングです。真剣にスポーツに打ち込んできた学生の元気さ、ポテンシャルの高さを求めている企業は実は多い。一方で体育会系の学生は就職活動に関して疎い傾向にあります。大学の4年間、プロを目指していたけれどもそれが叶わなかった学生が、生活のために仕方なく入ったビジネスの世界で目が死んだような人間になっていくのは悲しいと思っていました。

以前、どうしてもプロサッカー選手になりたいと言う若者に尋ねました。

「君は何でJリーガーになりたいの?」

「いい車に乗りたいし、いい服も着たい。きれいな女性とも付き合いたいし、親孝行もして家族を幸せにしたい…」

「それ全部、サッカーの世界じゃなくて、ビジネスの世界でも実現できるじゃないか」

プロという道に進めなくても、どのように生きたいか、何か目標に向かって努力をして結果を出して、きちんとした報酬を得たい、という生き方は変わらないわけです。

スポーツ選手が引退すると「セカンドキャリア」と言われますが、まるで人生のピークが終わったような言い方で私は好きではありません。何かをやりきった彼らに相応しい道がきっとあるはず。それを見つけ出してほしい。これもこの会社を創った理由の一つです。

当社には、社員が大切にしているクレドという行動理念があります。クレドとはラテン語で「志、信条、約束」といった意味です。これは私の語ってきたような経験から生まれた人生観とも言えます。

・かけがえのない今日
・今やらないで、いつやるの?
・行動者がカッコイイ
・足を止めず常に前へ
・努力なくして、成功なし
・やるからには、本気で取り組む速さに価値がある
・チームジールコミュニケーションズ

このクレドへの共感が、当社の求める人材の一番の条件です。自分の実績に対して成果が返ってくるのが嬉しい人。前向きで、生きることに貪欲な人。自分と向き合って、努力して成果を出したい人。仕事でもプライベートでも人生を充実させたい人。人より成長したい、人より稼ぎたい、そういう向上心のある若者と一緒に働きたいと願っています。

皆さんに考えていただきたいのは働くことの醍醐味、面白さです。子供の頃、誰にも将来なりたい職業の夢があったと思います。パティシエになりたい、サッカー選手になりたい…。現実にはその夢は叶わなかったとしても、その職業になってどういう生き方をしたかったのかを思い出してみてください。パティシエならば、買いに来たお客さまが笑顔になってくれるからなのか。私はサッカーのプロ選手を目指していましたが、今はビジネスの世界で別の高みを目指しています。私は何かに向かって努力をして、目標を達成する生き方がしたかったのです。まったくもって、今もその生き方は変わっていません。来てくれたお客さまの笑顔に出会いたい。その夢はパティシエでもビジネスマンでも一緒なのですから。

私は、キミたちの覚悟を知りたいのです。

 

リスナーの目線

ジャストフィットしたスーツ姿に日焼けした精悍な顔立ち。元Jリーガーと聞いて納得のオーラが印象的な薮崎さんですが、プロスポーツとビジネスの世界で、栄光と挫折を経験されてきたとあって、言動はどこまでも謙虚。「セカンドキャリア」という言葉を嫌い、常に次の挑戦を続けてきた半生はスポーツ選手に限らず、すべての人にチャンスはいくつもあることを教えてくれます。

Profile

1978年、千葉県生まれ。習志野高校在学時にインターハイでサッカー日本一を経験し、高校卒業と同時にJリーグ「柏レイソル」に入団、MFとして6年間在籍する。退団後は営業職に転身、トップセールスを経て起業。

2008年にWebリスクコンサルティング事業を手掛ける「株式会社ジールコミュニケーションズ」を設立。2013年には体育会系学生の採用コンサルティング事業を手掛ける「株式会社ジールアスリートエージェンシー」を設立。2014年に2社の中核となる株式会社ジールホールディングスを設立し、3社の代表取締役を務める。

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