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「人」「食」「社会貢献」を起点にビジネス総合力を身に付け、即戦力として活躍
SB C&S株式会社
IoT・サービス事業本部
新規事業推進本部 副本部長
本松 晋作 / Shinsaku Motomatsu
ソフトバンクグループにおいてICT関連製品の製造・流通・販売を行うSB C&S株式会社。本松晋作は2014年に入社し、商品企画を経て新規事業を手がけている。
入社前は大手総合電機メーカーで15年にわたり経営企画・商品企画・事業企画を務めてきた本松。商品企画や新規事業の進め方が「前職と現在ではまったく異なる」と言う。
「前職の大手メーカーでは、自社で蓄積してきた技術を活用して商品開発を行っていました。一方、SB C&Sでは優れた技術やノウハウを持つ他社と手を結び、さまざまな企業が持つ価値を掛け合わせることで新たな価値を生み出し、世に送り出す。『こんなやり方があったのか』と新鮮でしたね。私はいろいろな人とコミュニケーションを取ったり協業したりすることが好きなタイプなので、この手法が合っているし、これからの時代はこういった仕事の仕方が増えていくと感じています」
例えば「IoTクレジットカード」の開発プロジェクト。クレジットカードにチップやバッテリー、ディスプレイを搭載しており、1枚で何種類ものカードを切り替えて使える世界初のクレジットカードだ。銀行、クレジット会社、カード開発メーカー、ソフトバンクモバイルなど、さまざまな分野の人たちとの共創によって生み出されている。
このカードは、テレビ東京の『ワールドビジネスサテライト』でも取り上げられた。自らTV局へカードを届けた本松は、キャスターが手に持って解説する姿を見守りながら「すごいことになってきたな」と、社会にインパクトを与える仕事の醍醐味を感じたという。
「多くの反響がありました。中には『こんな使い方はできますか』と、想定外の用途の問い合わせも。会議室で議論を続けるより、とにかく世に出すこと、世に問うことが大事なんだな、と実感しましたね。他にも、アイデアを持つ企業や個人が日々、事業化の相談にきてくれます。だから常に最先端の技術や情報に触れられる。私は今、IoTクレカをはじめとするFinTech関連、AIによる画像認識、次世代バッテリーなど、多様なプロジェクトを同時に走らせています。この会社に入ってから仕事の幅が広がっているし、『これはビジネスになるか』という嗅覚も磨かれていると思います」
実は本松はSB C&Sで失敗も経験している。以前、海外事業開発の責任者として海外の販路開拓を任された。海外出張から帰った翌日に再び海外へ飛ぶなど、がむしゃらに取り組んだが、思うように販売が伸びず、立ち上げから半年でプロジェクトの縮小が決まった。
「事業としては失敗でしたが、それでもまた新規事業を任せてもらっている。結果だけを評価するのではなく、プロセスを見てくれている。『大切なのはそこから何を学んだか。学んだことを糧にして次につなげればいい』と、そんな懐の深さがあると感じています。また、この会社では『想いが強い人』にはそのチャレンジの機会が与えられると感じますね。職位や経験年数に関わらず『やりたがっているなら、やらせてあげよう』と、機会と裁量が与えられるんです」
本松の当面の目標は、生み出した事業を柱となる規模へ育てること。そして歳を重ねた先には「自分が楽しいと思う仕事ができている」状態を目指す。
「当社は副業OK。私もMBAスクールで講師を務めています。同じ課題や悩みを抱えるビジネスパーソンと接することで自分も教わることが多く、楽しくて仕方がない。やりたいことが複数あれば、それらを両立できる会社なので、興味の赴くまま、いろいろな仕事を楽しんでいきたいと思います」
インタビュー・編集:青木典子/撮影:新見和美
「人」「食」「社会貢献」を起点にビジネス総合力を身に付け、即戦力として活躍
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