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「人」「食」「社会貢献」を起点にビジネス総合力を身に付け、即戦力として活躍
株式会社D&I
管理本部長
谷口 真市 / Shinichi Taniguchi
現在は管理本部長で、以前は社長室長として新規事業開発に携わっていた谷口真市。中途入社してからわずか2年の間に10以上の新規企画を立ち上げた。
2016年の入社当時、D&Iでは既存事業に加え、さまざまな新規事業の計画が進んでいた。その推進と運営を任された谷口は、『ワークイズ』『ワクサポ』『テラジョブ』事業などを立ち上げ、保護者向けのセミナーやイベントを開催。中には、「企業内に社員用コンビニを設立して障害者雇用の場を創出する」といった計画段階の事業もあり、実現のタイミングを待っている企画も数多い。
谷口たちの企画力が発揮されたのは、東京都の受託案件をコンペで勝ち取ったときだ。発達障害のある高校生を対象としたコミュニケーションに関する授業企画のプレゼンテーションで、競合他社を抑え1位を獲得。これまで培ってきた障害者向け教育事業のノウハウを活かした提案が受け入れられた瞬間だった。
「新サービスを立ち上げる際に意識しているのは、企業やユーザーとどんなシナジーが生み出せるか。事業の拡張性や障害者雇用の分野にどうマッチするか、どんな価値を提供できるかを考えています。企業や保護者からよろこびの声が届き、サービスの価値を見出していただけたと実感したときが一番うれしい」
現在、谷口がチャレンジしているのは、障害者の生活面での自立を支援するシェアハウス事業の立ち上げだ。障害者の多くは、就職を果たした後も1人で暮らす機会がなかなかない。いずれ親が先立ったあと、独りで生活する力を養う必要があると考えた杉本(現・D&I代表取締役)からの提案を受け、谷口が中心となってプロジェクトを開始した。
1人で生活できるようになるための情報提供や面談に加え、IoTを活用したサポートも想定。障害者が独り暮らしのトレーニングをする場として広めたいと考えている。
「何事も経験することで意識も見える景色も変わるはず。たとえ一時的でも『独りで暮らした』という“経験”が大事になると思います。行政が運営するグループホームは供給が不足している状況なので、シェアハウス事業が成功すれば社会に大きなインパクトを与えることができる。近隣住民への理解の促進など課題はたくさんありますが、保護者の方からも期待を寄せられており、ニーズがあると感じています」
入社以来、常に新しい挑戦を続けてきた谷口は、D&Iに転職し「より自分らしく働けるようになった」と笑顔を見せる。役員だった前職では、自分を大きく見せようと虚勢を張ったり、仲間に本音を言えなかったりすることもあった。社長の杉本や役員の飾らない人柄から学び、今では自分の想いをメンバー、お客様に正直に伝えている。
「『できないではなく、どうすればできるようになるかを考える』。どの組織でも求められるこの考え方が、一番必要とされるのが障害者業界だと確信しています。何かしら苦手な部分があっても『できるようになる』方法を考え、実現できれば、それはもう障害ではない。『誰もが挑戦できる社会をつくる』ためには多くの人の理解と協力が必要なので、まずは自分自身が正直に『人と人』として接する。これからも飾らない自分で人との関係性を大切にしていきたい。いつ誰に誘われても気持ち良くお酒を飲めるよう、常に100%やり切れる自分でありたいですね」
インタビュー・編集:青木典子、三本夕子/撮影:平山諭
「人」「食」「社会貢献」を起点にビジネス総合力を身に付け、即戦力として活躍
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