
「楽しく働く」をモットーに最速で支店長へ。直感を信じ、女性のキャリアモデルを体現。
株式会社アイドマ・ホールディングス
セールス・ソリューション事業部 東京1課 リーダー
伊藤 良介 / Ryosuke Ito
伊藤良介は、自身の経歴を特殊だと語る。
高校を卒業して就職したのは、日本を代表する大手製鉄会社。
8年勤務したのち、2017年1月にアイドマに転職する。誰もがその名を知る有名企業から、当時はまだ設立数年のベンチャー企業への転職。
しかも、製造現場で働いていた伊藤は顧客折衝の経験がなかった。
周囲からは反対もされたが、それを押し切ってまで決断したのには理由がある。
「『社会に出て8年も経つのに、ずっとこの先もこのままで良いのか』という不安が大きくなっていた頃に、アイドマの求人が目に留まりました。さまざまな業界の経営者に向き合う仕事だと知り、『その環境で揉まれながら多くを学びたい』と思ったのが入社動機です。畑違いだし営業も未経験だったので、不安がなかったといえば嘘になりますが、一度きりの人生、とにかくやってみようと思ったのが正直な気持ちです。むしろ、成長して反対した人たちを見返したいと意気込んでいましたね」
現在は営業チームのリーダーを務めている伊藤だが、アイドマでのキャリアはサービス契約後のコンサルティング部門からスタートさせた。
このことは、社内において異例の人事だったが、その経験は伊藤ならではの持ち味につながっている。
アイドマが顧客に提供している営業支援ソリューションは販売して終わりではなく、長期的に顧客を支援し続けてこそ価値が出る。
いくら理屈が正しくても、顧客によっては納得してもらえないこともたくさんある。
顧客の気持ちに寄り添い、『あなたが言うなら』と信頼関係を築くことが重要なのだ。
だからこそ、現在の営業リーダーの仕事においても、ロジックと想いの二つで顧客に向き合っている。
「商談をする方の多くが中小企業の経営者。いくら良いサービスだからといっても、一方的な営業をしてしまえば受け入れていただけない。たとえ企業間の取引とはいえ、営業は人対人の仕事。お客様にとっての最後の決め手は、『この人なら任せられる』と思えるかどうかなんだと信じています」
転職直後は未経験でイチから学ぶ苦労があり、コンサルから営業に役割が変わったときも、どうすれば契約してもらえるのか困惑した時期もあった。
だが、そうした挑戦を繰り返すうちに、幅広い知識や力を身に付け、自分の限界を突破する瞬間が面白いのだという。
「入社3年目の今感じるのは、『やろうと思えばなんでもできる』です。入社当時は社内で唯一の高卒でしたし、営業をやったこともなかったけれど、それでも当社は僕の挑戦を受け入れてくれました。だから、これから新しく入社してくる人たちにも、『自分には無理だ』という固定観念をなくし、どんどんチャレンジしてほしいですね」
伊藤にとってアイドマでの一番の収穫は、さまざまなマーケットのビジネス構造を深く知り、事業や会社、社員に対する経営者の熱い想いを肌で感じられたことだ。
この環境でさらに自分を磨き、将来は敢えて二番手として会社を舵取りする人間になりたいと語る。
「大きな夢に向かって奮闘する経営者の側近として支える “良き参謀”って格好良いじゃないですか。表には目立たない、人が見ていないところで力を発揮できる。僕はそういう人でありたいです」
インタビュー・編集:森田大理 、西野愛菜/撮影:後藤敦司
「楽しく働く」をモットーに最速で支店長へ。直感を信じ、女性のキャリアモデルを体現。
「人」「食」「社会貢献」を起点にビジネス総合力を身に付け、即戦力として活躍
BtoB特化のマーケティングと営業DXという希少価値の高い領域で 企画から実装まで手掛けるプロ集団
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