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「人」「食」「社会貢献」を起点にビジネス総合力を身に付け、即戦力として活躍
株式会社LAGF
代表
佐々木 亮 / Ryo Sasaki
“笑う門には福来る~Laugh and get fat~”とは、笑顔が集まるところには幸せも訪れるということわざ。代表の佐々木亮は、2019年、このことわざの頭文字を取り「株式会社LAGF」を立ち上げた。レストランウエディングをメイン事業とし、多くのイベントをプロデュースしている。およそ10年間、同業界で培ったノウハウを活かし、新たな景色を見るためにと起業した。
「前職は結婚式二次会のプロデュースを主に行う会社でした。立ち上げから携わり業界の経験を積みましたが、一次会の披露宴や婚礼から関わりたいとの思いが徐々に芽生えていきました。その後さまざまなご縁をいただき、まわりの方々の協力と支えもあり会社を立ち上げることになりました」
佐々木がこれまでにプロデュースしたイベントはすでに3,000件を超える。「お客様から『ありがとう』と感謝と笑顔が向けられるこの仕事は天職だ」と佐々木は笑みを浮かべる。
LAGFの特徴は、プロデュース費用を一切必要としないこと。お客様の声を丁寧にヒアリングし、要望を最大限にくみ取りながらレストラン会場やイベント内容の提案を行っているにもかかわらずだ。レストランは約50店舗と提携しており、どの店舗も飲食業界に詳しい佐々木の折り紙つき。新郎新婦にも好評だ。
「人と接すること、お客様のお話を聞くこと、現場を作りあげていくことが純粋に楽しくて仕方がないんです。まず何よりもお客様に喜んでいただくことが第一。できるだけ経営の無駄を省いて、その分をお客様に還元することをポリシーとしています。お客様の笑顔を増やすことが私のやりがいでもあり、仕事をする上での指針になっています」
現在はコロナ禍もあり、前撮りを含んだ食事会兼披露宴が評判だという。豊富なドレスが揃う提携先のドレスサロンから衣装を選び、披露宴とは別日にレストラン会場で写真撮影を行うスタイルだ。
「時とともにお客様のニーズは変わり続けますから、時代の変化をしっかりとキャッチしてプロデュースしていきたいですね。加えて飲食業界出身ということもあり、食が人に与える喜びの大きさを日々感じています。だからこそ自分の目で、舌で、確かめて納得のいくお店をご紹介する。東京タワーなどが見えるロケーションなど“写真映え”するような空間の華やかさも大事にしています」
スポーツ少年だった佐々木は、小学校ではサッカー部、中学時代には陸上部に所属。心身ともに大きな転機が訪れたのは、高校で念願の体操部に入部したときだった。
「器械体操がやりたくて体操部のある高校へ進学しました。部活動に励んでいると筋肉がついて、細身からがっしりとした体型へと変化するんですね。このことが自信につながり、内面にも大きな影響を与えました。考え方がポジティブになった気がします」
高校を卒業した佐々木は飲食業界の専門学校へ。さまざまな形態の飲食店を知るうちに、バーテンダーの世界に憧れを抱いた。専門学校を卒業後、地元である東京都町田市でバーテンダーとして働く。もともと人と接することが好きだった佐々木は充実した日々を送っていたが、お客様との出会いを通じてブライダル業界にヘッドハンティングされる。
「バーテンダーとして10年働き、ちょうど今後の人生を模索しているときにお客様の知人からの紹介で『一緒に仕事をしてみませんか』とお声がけをいただいて。接客や人を喜ばせることが大好きだったので、未経験の業界ではありましたが飛び込んでみようと決心しました。立ち上げからのスタートで大変なことも多かったのですが、すべてのことが勉強になり、今の自分の土台になっています」
部活を通じて鍛え上げた前向きな思考や、バーテンダー時代に磨きをかけたコミュニケーション能力、そして前職での経験が、今の佐々木の在り方につながっている。
佐々木はブライダルを主軸にしながらもウエディングのみならず、さまざまな“お祝いごと”に関わる仕事がしたいと意気込む。
「コロナ禍で先の読みにくい時代ではありますが、イベントごとはみなさん『本当にやってよかった』と言ってくださるんです。時代は変わっても体験という価値は変わらない。これからも積極的にプロデュース範囲を広げていき、さらに笑顔を生み出し続けたいですね」
ブライダル以外では、会社の周年記念や成人式のお祝い、長寿祝いなど、企業や個人の“お祝いごと”に注力していくという。
「LAGFを登山に例えたら、今はまだ2合目くらいでしょうか。この先の道のりは長いかもしれませんが、基礎をしっかりと作って、より多くの人を笑顔にできる会社へと成長させていきたいと思っています。“人々を笑顔にする”という軸をぶらさずに、お客様のご要望と演出にとことんこだわり、笑顔を生むプロデュースをさらに追求していきたいです」
■開発アプリ:【公式】Party+Effect(パーフェクト)
公開日:2022年4月20日
インタビュー・執筆:大曽根桃子/編集:猪俣奈央子
撮影会場協力:Prime42
「人」「食」「社会貢献」を起点にビジネス総合力を身に付け、即戦力として活躍
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