
一人ではできないことを、チームで実現させるスイミー経営
TTS株式会社
副主任
野沢 梨来 / Riku Nozawa
TTS株式会社は通信設備導入事業を展開する企業で、インターネットサービス『NURO光 for マンション』を扱っています。品質の良さには定評があり、取扱実績は全国でもトップクラスです。
法人営業の副主任を務める私の主な業務は、建物の管理会社やマンションオーナーにアプローチし、サービスについて分かりやすく説明すること。所有する建物の居住者に快適なインターネットを提供できるよう、メールで提案をしたり、ご自宅まで足を運んで直接お客様と話をしたりすることもあります。
毎週の営業部ミーティングでは、代表から的確な指示が次から次へと飛んできます。その指示に対してすぐにアクションを起こす、スピード感を大切にしているのが当社の企業文化の一つです。とはいえ、きめ細やかな対応が大前提ですので、常に仲間をサポートしながら業務にあたっています。私自身は、副主任という責任のある立場になったことで、企業理念『“ありがとう”を“イチバン”もらえる存在に。』のために行動する機会が増え、やりがいを感じています。
栃木県で生まれ育った私は物心がついた頃から英語が大好きで、小学校低学年から英会話教室に通っていました。中学生になると、オーストラリアのケアンズでおこなわれる留学プログラムに参加。高校進学後は、小学校からお世話になっていた英会話教室で講師としてアルバイトを始め、学ぶ楽しさを伝える立場も経験しました。
大学進学を機に上京し、得意だった英語を活かしてグローバル・コミュニケーション学部へ。英語で課される課題は量が多くて大変でしたが、そのぶん充実した日々でした。ところが卒業を控えた最後の年、留学に向けて準備をしていた際に新型コロナウイルス感染症が世界中で流行。海外に行けない状況の中で、単位のために卒業を延期するか、大学を離れるかの選択を迫られたのです。
「待ち望んでいた留学だったけれど、たくさんお世話になった両親に早く恩返しがしたい。まずは社会人としての経験を積もう」と、次のステップに進むために大学を離れ、就職を選びました。そんな折に出会ったのが、TTS株式会社代表の山内です。
最初に話したとき「これまで出会ってきた大人とは違う」と直感しました。代表は自分の考えをはっきりと伝えてくれる人。社員一人ひとりの声を大切にし、全員が幸せになれる会社を作ろうする姿勢に心を打たれ、入社を決めました。
当社の大きな特徴は、代表と社員の距離が近く、小さな悩みも気兼ねなく相談できることです。さらに仕事上で改善できそうなことを提案すれば、「変えてみよう!」と積極的に受け入れてもらえます。こうしたベンチャー企業ならではの風土に、大きな企業よりもやりがいがあると感じています。
現在組織規模が徐々に大きくなっている当社ですが、そのような中でも、細かいこともしっかりと伝え合うコミュニケーションをこれからも大切にしていきたいです。副主任になったことで、さらに視野を広く持つよう心がけながら、ほかのメンバーの立場や気持ちを考えて業務改善を重ねるようにしています。
心の奥では大学を途中で離れたコンプレックスや、留学できなかった悔しさもあります。しかし、これらの出来事がなければ山内との出会いはなく、悔しさをバネに「誰よりも頑張ろう」とは思わなかったかもしれません。
今後もTTS株式会社でさまざまな経験を積みながら、サービスを利用してくださるお客様や一緒に働く仲間のために貢献していきます。私生活では、学費の支払いを助けてくれた両親に早く恩返しができるようになりたいですね。
インタビュー・執筆:藤森美紗子/編集:浜田みか
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