
「楽しく働く」をモットーに最速で支店長へ。直感を信じ、女性のキャリアモデルを体現。
「あなたに任せたから大丈夫」と信頼を寄せられる在り方を、子どもたちにも見せていきたい
東 宣寿/ Nobuhisa Azuma
日本ファイナンシャルプランニング株式会社
名古屋支社
日本ファイナンシャルプランニング株式会社の東宣寿は、自らが携わる生命保険営業の仕事を「愛の伝道師」に例える。
「ご契約者さまからご家族への愛をお預かりし、それをご家族に確実にお届けすることが私たちの責務。コンプライアンスの徹底はもちろん、営業担当者の人間性や仕事の進め方に対して、お客様から信頼を得ることが基本です」
その思いから、前職の外資系生命保険会社でコンプライアンス関連の活動に携わった。日本ファイナンシャルプランニングでは入社して間もなく、全社コンプライアンスコミッティを立ち上げ、委員長の責を担っている。
「コミッティの一番の目的は、ご契約者さまに保険金を100%お届けできるようにすること。そのために、お申し込み時に健康状態などを正確に告知していただくための注意事項や契約途中での失効防止などに関する200以上の項目をリストアップし、全社で確認・実行を徹底するための活動を行っています」
「土台を造る活動こそが後世に残る」と言う東は、名古屋支社で生命保険営業を担当しながら、大阪支社の営業メンバーのメンターも務めている。
「入社理由の一つは、新しい会社なので、自分の強みを活かしたチャレンジができるのではないかと考えたことでした。コンプライアンスコミッティ以外の企画提案にも賛同を得て、未来に向けた試みにどんどんチャレンジさせてもらえています」
同社はさまざまな保険会社のプランを扱えるという代理店の強みに加え、特長の一つである不動産事業をさらに大きく展開していくという。「楽しみにしていてください」と東は満面の笑みを見せた。
生まれてからずっと名古屋で暮らしている東。大学で経営学を専攻しながら、友人と居酒屋を経営し、実地でも経営を学んだ。新卒時はアパレル企業に入社し、主に店頭での接客と販売指導を担当。
「単に服を販売するのではなく、自分がどういう価値を提供すれば、その方の人生をよりよくできるかを考えてお客様に接していました。例えばお嬢さまの入園式に着ていく服をお探しの方に、『おめでとうございます! お嬢さまもパパがかっこいい服装だとうれしいですよね』と共感して、寄り添うことが大切なんです」と東は言う。
アパレルの接客コンテストで優勝を重ねる東に、外資系保険会社から何度も転職の誘いがかかる。当時は生命保険営業の仕事には興味がなく断り続けていたが、ある支社長と面談する機会があり、その人柄や仕事に対するプロとしての姿勢に強く引かれる。
「『この人と働いてみたい』と思い、その会社の研修を受けてみました。癌になられた方のご経験談をはじめさまざまな事例を学び、人生に大きな影響を与える生命保険営業という仕事に意義を感じ、携わることを決意しました」
「服を買うのはお客様にとって楽しいこと。それに対し、保険の話をするのは、本当に悲しいことがあったときのことを考えなければならず、できれば避けたいのが当然だ」と東は言う。
「それでも話を聞いてくださり、『東さんに任せたから大丈夫だな』と言っていただけたときはうれしいです。携わってみて改めて、生命保険営業の仕事はなくてはならないものだと痛感しました」
やりがいを感じながら経験を積み重ねていた6年目、先輩の紹介で日本ファイナンシャルプランニング現名古屋支社長の西岡と会う機会を得る。
「転職しようという気はなく、代理店の情報が得られるかなという気持ちで会いました。しかし、実際に話してみたら、一緒に働きたいと思ってしまったんですよね(笑)。さらに、先に転職して名古屋支社にいる元同僚が、同僚時代よりも公私ともに生き生きとしている姿を見て、自分も新しい舞台で新しいことをやってみたいと思いました」
東の夢は二つある。一つは、代表の伏屋慶二が掲げる理念「お金に困ることのない社会を創る」を実現すること。もう一つは、生命保険営業を子どもたちの“なりたい職業No.1”にすることだ。
「ファイナンシャルプランナーは、アメリカでは医師や弁護士と並ぶ、憧れられる職業です。日本でも、アメリカと同じレベルにまで持ち上げたいですね」
この二つの夢を実現するためには「今の仕事をぶれずに実直に続けるしかない」と東は続ける。
「正しい理念と考え方を持った人間が、目の前の方に適切な生命保険の必要性をしっかりとお伝えし、日々の業務に当たっていくことが王道だと思っています。都合の良い抜け道などはありません。生命保険営業の仕事は、現状を維持しているだけでは、取り残されてしまいます。常に前進するために学び続けなければならないのは大変とも言えますが、だからこそやりがいがあると感じています」
そう語る東の好きな言葉は「平生」。仕事だけでなく、プライベートも含めた「普段からの在り方」を意識しているという。理想の在り方として思い浮かべるのは尊敬する父の姿。「自分も子どもに尊敬される親であり続けたい」と言葉を結んだ。
公開日:2022年9月29日
インタビュー・執筆:ひらばやしふさこ/編集:猪俣奈央子
「楽しく働く」をモットーに最速で支店長へ。直感を信じ、女性のキャリアモデルを体現。
「人」「食」「社会貢献」を起点にビジネス総合力を身に付け、即戦力として活躍
BtoB特化のマーケティングと営業DXという希少価値の高い領域で 企画から実装まで手掛けるプロ集団
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