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ストーリー代表・CEO

「つなぐ」を理念に、オフィスマーケットのプラットフォーム的存在を目指す

代表_オフィスナビ

高いリピート率で
オフィス仲介実績8000件以上

エリア拠点立ち上げを支援する
シェアオフィス&コワーキングスペース事業、
ルオーナー向けコンサル事業も展開

オフィスナビ株式会社
金本 修幸 / Naoyuki Kanamoto
代表取締役

業界初の「VR内覧」も。オフィス仲介で高付加価値を提供

企業はオフィスとともに成長していくものだ。マンションの一室で数人からスタートしたベンチャー企業も、事業拡大に伴って社員が増えれば、より大きなオフィスに移転することになる。それを繰り返して、数十人、数百人、数千人規模の企業へと発展していく。
そんな成長期にあるベンチャー企業をオフィス面からサポートしているのがオフィスナビ株式会社だ。オフィス仲介サービスを手がける同社は、単にオフィスの空室情報を提供するだけではなく、オフィス移転計画の立案からレイアウトプランの作成、ひいては経営課題の解決提案までを行う。東名阪、福岡、札幌、神戸に拠点を展開し、この10年ほどで手がけたオフィス仲介は8000件超に達する。
オフィスナビへのリピート率は高い。不動産業界の古い慣習にとらわれない、「お客様目線」に立ったさまざまなサービスが支持されているからだ。
その中の一つが、業界で初めて導入した「オフィスVR内覧サービス」。他都道府県への拠点展開を検討している企業からは、「忙しくて遠方の物件を見に行く時間がとれない」「現地に行く前にできるだけ候補物件を絞っておきたい」といった声が多く寄せられる。そこで、顧客が内覧を希望する物件の室内をオフィスナビの専門スタッフが撮影。顧客は室内の360°(VR)画像をPCやスマートフォン、VRグラスで見てリアルにイメージすることができるようにした。さらにはオフィスナビのデザイナーが作成したオフィスレイアウト図面のCGパースも360°(VR)閲覧が可能。顧客は完成後のオフィスイメージをつかむことで、より早く、納得のいくオフィスを選べるようになっている。

代表取締役の金本修幸は、オフィス仲介の仕事を「天職」だと自信を見せる。しかし、実は不動産業に出会うまでは自分のやりたいことがわからず、紆余曲折の日々を送っていたという。
高校時代の金本は、スポーツに明け暮れた。しかし、「何らかのプロになりたい」という想いは強かったものの、「何がしたいのか」はわからなかった。「親の期待に応えるためだけに入った」という大学は1年で退学し、フリーター生活に突入。自分は一体何がしたいのか見えない。進むべき道がわからず、悶々とする日々が続いた。「このままではいけない」と、22歳のとき、半ば強引に「不動産業」を目指すことにした。

「私は6人兄弟の5番目で、大家族の長屋暮らし。子どもの頃から不動産のチラシを見ては『こんな広い家に住んでみたい』と夢を膨らませていました。それらを扱う不動産業だったら、興味を持って一生取り組めるのではないか』と思えたのです」

アルバイトのかたわら宅地建物取引士資格を取得し、不動産賃貸仲介会社に入社した。マンションを借りたいお客様に向けて、物件を紹介する仕事だ。
部屋を探しに不動産会社を訪れる人の多くは、「この業者は信用できるだろうか」と不安感を抱いている。金本は、そんなお客様の気持ちに寄り添い、仕事のこと、ライフスタイルのことなどさまざまな話を聞きながら、希望に合う物件をリサーチ。部屋の内見では、家具のレイアウト、キッチンの使い方などまで提案しながら、「ここで暮らすイメージ」を持ってもらえるよう努めた。そんな姿勢に顧客は心を開くようになり、「金本さんだから決めた」という声も数多くいただけるようになった。自分の努力や工夫でお客様の不安を信頼に変え、喜んでいただけることがうれしかった。
その後、新店舗の立ち上げ、マーケティング、物件開拓、集客、採用・育成など、店舗経営を一通り経験すると、「起業したい」という想いが芽生えた。そこで、さらに経験を積むために27歳で大手不動産会社に転職。ここでは不動産の「売買」の仲介を経験した。扱う物件は数千万円から数億単位と高額であるだけに、お客様の人生に深く入り込む必要がある。より重い責任を感じて取り組んだ。こうして営業として成長できたことを実感した金本は、31歳で独立し、オフィスナビを立ち上げた。

長期的に顧客に寄り添い、成長に伴走するパートナーでありたい

起業後、オフィス仲介を手がけるようになった背景について、金本はこう語る。

「住まいの仲介業もやりがいがありました。ただ、お客様が住む部屋、買う家を決めたら、多くの場合はそこで縁が途切れてしまうのが寂しかった。そこで、お客様と長くお付き合いを続け、信頼関係を積み重ねていくことに喜びを感じられる会社でありたいと思い、当時手がけている会社が少なかった『オフィス仲介』に注目したのです」

ベンチャー企業の社長は特にオフィスへの思い入れが強い。自身の“城”ととらえ、夢やこだわりを持っているケースも多い。しかし、希望条件にすべて合致する物件が存在しないこともある。そんなときは、考え方や価値観をじっくりと聞き、優先順位を共に考える。エリアか、環境か、広さか、家賃か、機能か。時には社員たちの声も拾い上げ、優先順位を確認し、譲れない条件を洗い出していく。その結果、当初の要望とは全く違うオフィスへの移転が決まるケースも多いが、顧客との信頼関係はより強固になるという。
「一度オフィス仲介をして終わりではなく、長期にわたって顧客企業に寄り添い、成長に伴走するパートナーでありたい」と語る金本。実際、オフィス仲介事業を始めてからの約10年、ずっと伴走し続けている企業も少なくない。10年前、10坪ほどの小さなオフィスに入居したあるベンチャー企業は、成長に伴って少しずつ大きなオフィスへと移転を繰り返し、現在では数百名規模の大企業に。上場も視野に入っているという。

「顧客の新オフィスがオープンすると、担当者は花を持って駆け付けます。ガランとしていたオフィスに、机が入り、受付には会社のロゴが貼られる。そして、活気にあふれた社員の表情と、社長の満面の笑顔に触れることができる。この瞬間に立ち会えることこそが、この仕事の大きな喜び、やりがいです」

 

業界全体を成長に導く「プラットフォーム」を目指す

ベンチャー企業が抱える課題を解決するため、オフィスナビはさまざまな仕組みやサービスの充実を図ってきた。
例えば居抜きオフィスの情報を集めた『居抜きオフィスナビ』。「居抜き」とは、前の入居者の内装・設備・什器・家具などがそのままの状態で売買または賃貸借されること。退去する側は入居前の状態に戻すコストがかからず、新規入居者は内装や設備に一からコストをかける必要がない。短期スパンでオフィス移転を繰り返すベンチャー企業にとっては、負担が大きく軽減できるというわけだ。仮に従業員30人規模で100坪程度のオフィスに入居するケースでは、1000万円近くコスト削減できることもあるという。

また、2017年には、札幌と神戸にシェアオフィス&コワーキングスペース『BIZ SHARE札幌』『BIZ SHARE神戸』をオープンした。
同社では、「オフィスナビに任せれば、全国どこでも拠点を展開できる」という存在を目指して、東京、大阪、名古屋、福岡、札幌、神戸に営業所を開設してきた。知らない土地でオフィスを探し、その土地で一から人脈を築き、ビジネスを軌道に乗せていく大変さは、誰よりも理解している。そこで、新しいエリアへの進出を図る企業に対して、その困難を軽減するようなサポートをしたいと考えたのだ。

「地方拠点を立ち上げるために社員を1~2人送り込んだものの、プレッシャーや見知らぬ土地での孤独感に押し潰されて辞めてしまい、拠点展開がとん挫するケースをたくさん目にしてきました。まずはシェアオフィスで拠点を立ち上げれば、他の入居者という仲間ができるし、情報交換もできる。『BIZ SHARE』を、実際のオフィスを構えるまでのステップにしてもらえたら、我々が手がける価値があると考えたのです」

オフィスナビの経営理念は「オフィスと人をより良くつなぐ」。『BIZ SHARE』で“地域と企業”“シェアオフィスに集まった人同士”をつなぎたい…というわけだ。札幌、神戸は現在満室稼働に近く、入居者同士の交流も盛んに行われている。
また、近年は、海外拠点の新設、海外企業による日本拠点の新設ニーズも増えている。それに応えるため、ゆくゆくは海外でもオフィス仲介ビジネスを展開する計画だ。

2018年には、サービス提供の対象をさらに拡大した。オフィスビルのオーナーを対象とした経営支援サービス『ビルコンサル+(プラス)』を始動。オフィス仲介でトップレベルの実績を持つオフィスナビは、入居企業のニーズをリアルタイムでつかんでいる。その情報を活かし、空室率上昇や収益力低下に悩むビルオーナーの課題解決を支援していく。
さらに今後は、サービスの対象を「同業他社」にも広げる構想を描いている。オフィスナビが蓄積してきたノウハウ、データ、Webサービスなどを、他の不動産会社にも活用してもらう考えだ。

「目指すのは、オフィスマーケットのプラットフォーム的な存在。これまで競合だった会社さんにも、今、働きかけをしています。オフィスナビがプラットフォームとなり、データの共同活用ができれば、お互いの手間もコストも削れて、お客様によりクオリティの高いサービスを提供することに力を注げる。共に成長を目指せると考えています。『オフィスと人をより良くつなぐ』を理念としてきましたが、『つなぐ』の範囲をさらに広げていきたいと思います」

 

リスナーの目線

次々と新たな取り組みにチャレンジする一方、社員さんへの温かいまなざしも強く感じました。「皆がやりがいを持ち、楽しんで仕事に臨める環境を作りたい」「僕がいなくなっても生きていけるように社員を育てたい」という言葉が印象的。今も半年に1回は全員と面談を行うほか、社員と飲みに行くことも多いそうです。仕事と環境両面の充実が「働きがいのある会社ランキング」で連続上位ランクインを果たしている理由なのでしょう。

インタビュー・編集/青木典子 撮影/田中振一

Profile

1971年大阪府生まれ。
高校時代はラグビーに熱中、ポジションはフランカー。大学を1年で中退後、ベンチャー系不動産会社へ入社。責任者として2つの新拠点立ち上げのマネジメントを経験。その後大手不動産売買仲介会社にて、事業用不動産の仲介実績を積み、2002年に会社設立。2006年よりオフィス仲介事業をスタートし、現在は東京、大阪、名古屋、福岡、札幌に拠点を展開中。ベンチャー・中小企業の顧客を中心に、オフィス仲介契約の累計は8000件を超える。2018年にはオフィス仲介によって蓄積したノウハウをビルオーナーに提供する経営支援サービス「ビルコンサル+」を開始。貸主・借主双方のニーズにあわせて、物件情報とWebを駆使したサービスを続々とリリースしている。

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