
飲食が担うのは「心を繋ぐ」場所づくり 街コミュニティの中心となるレストランを目指す
株式会社アイドマ・ホールディングス
マーケティングオートメーション事業部 事業部長
中島 直人 / Naoto Nakajima
「“マーケティングオートメーション”は企業のマーケティング活動の一部を自動化するソリューション。ITやデジタル技術を駆使した仕組みをお客様に提案するときに、敢えて僕はカジュアルなスタイルを意識しています」
そう語るのは、アイドマのマーケティングオートメーション事業部で事業部長を務める中島直人だ。
スーツスタイルではなくカジュアルなスタイルで過ごす中島の姿は、扱う商材ゆえの演出でもあり、自らが貫いてきたスタイル。
夏場はTシャツで商談先に赴いたこともあるそうで、社内でもひと際異才を放っている。
「前職から数えると、営業一筋15年。新聞のセールスにはじまり、インターネット広告の営業もやってきましたが、成果主義の社風・業界で生きてきたこともあって、なにごとも型にはまるようなタイプではありませんでした。誰かに何かを指示されるよりは、自分で考えて自由に動き回りたい。でも、結果が出せないときって自由になんて生きられないじゃないですか。自由は責任とセットだと思っています」
前職で付き合いがあった代表の三浦から誘いを受け、2019年6月よりアイドマへ参画。
現在は自部署の営業メンバー2名を育成しながら、自らも営業の最前線に立つ毎日。
アイドマの主要事業である営業支援ソリューションとの相乗効果により、企業のセールスからマーケティングを総合的に支援できることを強みに、顧客へのソリューション提案を進めている。
そんな中島が意識するのは、何より「行動」だと言う。
「営業は、まず動いてお客様と接点を持つことが何より大事です。そうするうちに、相手から自社サービスや自分の提案について意見をもらえるし、断られる経験も含め、場数を踏んだ分だけ実力になっていく。メンバーにはこの意識を持ち仕事に臨んでほしいですし、自分自身も社内にこもって考えるよりも、外に出ていくことで結果につなげてきました」
商談をしたすべての顧客と取引ができれば良いが、決してそうはいかないのが営業の世界。
むしろ臨んだような結果にはならないことの方が多い。
しかし中島は、目の前の出来事には一喜一憂しないときっぱり言い放つ。
上手くいってないからと焦ってジタバタしない。
断られても極端に落ち込むようなこともなければ、結果が出たからといって有頂天になることもない。
常にフラットな気持ちで向き合うことを心掛けているからこそ、コンスタントに結果を残せているのだ。
起きたことはありのままに受け止め、竹のようにしなやかで力強く生きる中島は、中長期的な将来のビジョンも敢えて持たないようにしている。
それは、ある意味で変化が激しい予測不可能な時代に即した考え方ともいえる。
「たとえば自分が80歳になったときに世の中がどうなっているかわからないし、そもそも自分が80歳まで生きているかもわからないじゃないですか。今は1年後の変化も激しい時代。予想もしなかったことが次々に起こるのが人生なので、将来を不安になってクヨクヨするのは無駄だと思います。だったら自分は、本当に訪れるかわからない未来の出来事に怯えるより、目の前のことに全力で取り組みたい。将来を考える暇があるくらいなら、今を全うする生き方をしたいです」
インタビュー・編集:森田大理 、西野愛菜/撮影:森モーリー鷹博
飲食が担うのは「心を繋ぐ」場所づくり 街コミュニティの中心となるレストランを目指す
お母さんと子どもが安心して通えて笑顔になれる場所を作りたい
幅広いスキルが身についたことで、産後も復帰してみようと思えた
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