
病院を飛び出した理学療法士が鳥取県でつくる「つながり」
柿内 奈緒美 / Naomi Kakiuchi
株式会社KAMADO
代表取締役
岡山県生まれ。編集者。ジョージクリエイティブカンパニーなど数社を経て、ニューヨークのカルチャーを発信するウェブマガジン「HEAPS」で勤務。その後、個人事業主となり同親会社の新事業として「PLART STORY」創刊編集長に就任。2019年8月より「KAMADO」を運営。2020年6月株式会社KAMADOを設立、代表取締役に就任。表現のアイデンティティを通じて人がつながり認め合える文化の土壌を創るため、現代の表現であるアート、時代の表現である工芸・民芸・モノづくりを軸に発信。2022/23年冬より2C向けアート販売のウェブサービスをリリース予定。
アートのWEBマガジン「KAMADO」の運営と、若手のアーティストのプロジェクト支援を軸に活動しています。KAMADOでは、アートが当たる「KUJI」やアーティストに投げ銭ができる「FUMI」などユニークなサービスを提供しています。できるだけ、アートの敷居が下がるように、アーティストの支援になるようにと意識しています。
仕事をするうえで、フィジカルとバーチャルが融合する人間味のある優しい世界を創りたいと思っています。「好き」でつながる社会ができればいいなと。
私自身もアート好きなのでプライベートもアート一色です。
今はQWSチャレンジ13期生「Bird Bath Project」としても活動しているので、QWSの法人会員の方々と美術館でワークショップを行うこともあります。
なぜか「変わってるね」と幼少期からよく言われていました。自分のことは普通だと思っているのですが……おそらくどこか変わっていたのだと思います(笑)。
服飾の学校に入り、雑貨メーカーやアパレルなどの職を経験しながら、2005年から個人的にWEBマガジンを運営。雑貨、服、インテリア、本…とにかく自分が好きな情報を発信していました。だからWEB業界に興味を持ちWEBマガジンの会社に勤務。そこで転機が訪れ、同親会社の新規事業として「PLART STORY」創刊編集長に就任しました。1年半で約100名のアート関係者にインタビューした経験と上京の際から5年近く住んでいた大型シェアハウスでの500人規模コミュニティーが数珠つなぎで現在のさまざまなネットワークにつながっています。
お金がないと文化を楽しめない時代になっている危機感もあります。KAMADOのビジョンである百花繚乱の世界、それは人それぞれ生きてる環境での公平な社会をつくることです。
敷居を下げてアートがより身近なものになる社会に変えていきたいというのがこれからの想いです。この課題を解決して文化にもお金が届くサービスをこの冬、β版リリース予定です。
公開日:2022年12月19日
リスナー:橋本好江/垣畑光哉
ライター:増田慎
編集:寺澤順子
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