
病院を飛び出した理学療法士が鳥取県でつくる「つながり」
垣畑 光哉 / Mitsuya Kakihata
リスナーズ株式会社
代表取締役CEO
1965年岩手県盛岡市生まれ。大卒後、外資系生保で培ったダイレクトマーケティングの知見をもって、2001年保険業界向けマーケティング支援会社を創業。2012年より出版・メディア事業を展開。2016年保険関連事業を売却、「すべての人にストーリーを」をミッションに掲げるリスナーズ株式会社を第二創業。同年ローンチしたインタビューメディア「LISTEN(リスン)」は、現在掲載600社、2,000人超。自身でプロデュースした書籍は『10年後に後悔しない働き方 ベンチャー企業という選択(2014年幻冬舎刊)』ほか30冊以上、取材した経営者は世界10ヵ国1,000人超。
「すべての人にストーリーを」をミッションに、社名通り「人の声に耳を傾けてストーリーをつくること」を事業とするリスナーズ株式会社で代表をしています。
具体的に言えば、企業で働く方々の人物像を通じた広報活動や、個人のお客様のパーソナルブランディングのお手伝いですね。自分がまだ気付いていない魅力を掘り起こすことができる第三者のインタビューから作成されたストーリーは、自社Webメディアと書籍の両軸でアウトプットされるのが特徴です。
取材時のモットーは、先入観を持たないこと。その人のことをゼロから知りたい!という好奇心をフル発動させ、まっさらな形で話を聴くことを特に大事にしています。
生まれは岩手県、育ちは千葉県です。小さい頃は典型的な優等生タイプでしたが、中学から自我が出始め、大学ではテニスサークルからディスコ通いまで、まさにバブル期を体現するような学生でした。
就職先は外資系生保で、マーケターとして経験を積ませて貰いました。10年程経つ頃に遭った交通事故がきっかけで自分の人生を問い直し、独立起業。それからずっと会社経営をしています。当初は保険業界に特化したマーケティング支援会社としてスタートしたのですが、ある出版社から出版のオファーを受けたことを機に「人の話を聴くこと」に開眼し、それまでの事業を売却して5年前にリスナーズとして再スタートを切りました。
いろんな人を巻き込みながら一緒に、一人でも多くの人のストーリーをつくっていきたいです。それを通じて「人と人がつながる場づくり」を、仕事としてだけではなく自分のライフワークとして続けていくでしょうね。
個人の夢は、世界中に行きつけの店と友達を作ること。そしておじいさんになっても、人のストーリーに耳を傾ける人でありたいです。
公開日:2022年12月16日
リスナー:れいんぼー/北村優斗
ライター:稲富桃子
編集:寺澤順子
撮影:田中振一
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